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レコード


今日も部屋で仕事の日。ゴミを出しに朝外に出た以外はずっと部屋にいた。仕事中、伊集院光とラジオと、に甲本ヒロトのゲスト出演したところを後追いでradikoで聴いた。
晩御飯は、昨日買い物したものでサラダなどを作って食べた。あと実家から先週また吉野家の「牛丼の具」が送られてきた。また冷凍庫がいっぱいだ。でもまあ今日みたいな日は、ほんと助かるんだけれども。

ご飯を食べてしばらくぼーっとしていて、音楽を聴きたいなあとレコード棚を眺める。これだけレコードがあるのに何も聴きたいと思えるものがない、というときがある。虚無感というか、凄く寂しい気持ちになる。あっと思って手を伸ばしても、手に持った瞬間にそんなに聴きたくないなあ…と感じてそっと棚に戻してしまう。でも今日はパッと思い浮かんだ。涼しくなってきたら聴きたいレコードがたくさん出てくる。秋から冬は何故かいつもよりも音楽を聴きたくなる。

今日はTHE BEATLESの『LET IT BE...NAKED』を聴いた。

このアルバムは高校一年生の秋にリリースされた。確か、部活帰りにいまはもう閉店してなくなってしまった鶴間のタワーレコードで買ったと思う。めちゃ風が強い日で驚くほどに寒かったんだけれども、正確にはいつリリースされたのかネットで調べたら11月17日にリリースされたということだ。そりぁ寒いはずだ。購入したときうれしくて、クラスメイトや親戚のビートルズ大好きおじさんにメールした記憶がある。ビートルズの新しいアルバム買ったよ!と。
当時購入したのは国内盤のCDで、いまはなきCCCD(コピーコントロールCD)だった。音質の劣化が云々と言われて、その他諸々の理由もあってすぐなくなった。ぼくが所有している数少ないCCCDだ。あと覚えているのでいうと、野狐禅の1stがCCCDだった気がする。たいしたコンポで聴いていなかったから、音が云々は正直当時よくわからなかった。ぼくはあまりいいリスナーではないのかもしれない。
画像のレコードは4、5年前に買ったもの。このアルバムが唐突に聴きたくなって、でもCDは実家にあるから聴けなくて、新宿のディスクユニオンで購入した。

あと、BILL EVANSの『WALTZ FOR DEBBY』を聴いた。

このアルバムは阿佐ヶ谷にあった、月は夜を見て、というバーの店主さんから貰ったレコード。2年くらい前に立ち退きを迫られてお店がなくなってしまった。かつてにぎわいのあった場所はいま駐車場になっている。伊澤さん、元気にしてるかな。年に2回くらい中杉通りですれ違うんだけど、最近すれ違ってないな。在宅勤務が多くなったからかもしれない。
いつものように月は夜を見てで伊澤さんと話しているときに、なんの話の流れかレコードの話になって、「いまはもう聴かなくなっちゃったから、好きなのあったら持ってっていいよ」とお店にあったレコードを頂いたなかの1枚。

最後にJOAO DONATOの『QUEM E QUEM』。吉祥寺のバサラブックスの当時の店長さんにおすすめされた翌日だったか翌週に新宿のディスクユニオンで買った。大学生の頃だったかな、あやふやだけど。「坂本慎太郎の1stはこのアルバムに絶対影響を受けている…!」と店長さんに言われて、それは聴かねば、とディスクユニオンに走った記憶がある。

一日のなかに好きなレコードを聴く時間は必要だ。

明日も仕事だ。そういえば、最近散歩をしていない。今週末の休日は散歩をしよう。

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