歯車

1988/03/09生まれ 2021/05/01より日記をしたためております。 もしよ…

歯車

1988/03/09生まれ 2021/05/01より日記をしたためております。 もしよろしければ。

最近の記事

煙草

もう8月が終わろうとしている。あっという間に8月が過ぎてしまった。晴れていても、曇っていても、雨が降っていても、朝でも夜でもいつでも暑い日が続いていたが、高円寺のはらいそで飲んで会計を済ませて扉をあけた深夜2:30頃、あの嫌な湿った空気感がなくなっていてさらっと涼しい風を今年の夏にはじめて感じた。大雨がケルヒャーのようにすべてを綺麗に洗い流してしまったのかもしれないと思えるような気候だった。 8月は楽しいイベント盛り沢山で楽しかった。昨年に引き続きカネコアヤノの日比谷野音の

    • 梅雨と足首

      6月の中旬くらいまで夜は涼しくて、さらっとした気候で気まぐれに吹く風が気持ちよかった。春でも夏でもない、季節と季節の間にあるどこにも属していないあのときの気候が好きだ。どこまでも歩いて行けるような気分になるし、たまに降る雨も心地良いくらいだ。 春でも夏でもない、どこにも属していない気候の王様みたいな存在が梅雨だ。梅雨時などと言われていて、四季と呼ばれる季節の四天王に一発かましてやろうと毎年機を伺っている。 6月の下旬あたりから手首や足首をしきりにクネクネし出してウォーミングア

      • 友部正人レコーディングライブ2days

        吉祥寺のスターパインズカフェにて友部正人のレコーディングライブが二日間開催ということで両日共に観てきた。みんなでせーので一発録りの形で、しかも曲が終わると「ありがとう」と友部正人が言ったり、観ているぼくらも拍手をしたり、いつものライブと何一つ変わらなかった。友部正人もHPの日記で、“レコーディングの見学に来るではなく、ライブを楽しみに来てくれたらうれしいです。”とこの日についてのことを書いていたけど、正しくそのようなライブだった。 以下、2日間のライブのセットリスト。 い

        • 東京ドーム

          6月がやってきた。やってきた、というよりもどちらかといえばこちらから参ったという方が正しいのかもしれない。6月じたいがこちらへわざわざ来るわけではない。ぼくらが6月へと赴いて、時間が経ったらお暇して次月の扉を叩いて…をずっと繰り返しているので、6月はずっとそこにある。ぼくらが変わり続けているだけなのかもしれないが、ぼくらはずっと同じ場所にいて、紙芝居みたいにペラペラとめくられていくだけで、やっぱり6月がやってきた、というのも間違いではないのかもしれない。 まあ、どちらでもよい

          3年

          3年前のゴールデンウィークに日記を書くようになった。 3年前のゴールデンウィークがはじまる前にX(旧twitter(Xと呼ぶまたは書くの初めてだな)(ということを書くことすら必要がないくらいXという呼び名が浸透しているので書く必要はないのだが、一言でいえば照れみたいなものがあるので書いている))で「noteはじめれば?!」と言われたのがきっかけで日記をはじめた。なんと言われたのかはあまりちゃんと覚えていないのだけれども、「歯車くんが書く日記読みたい!」みたいなことを言ってくれ

          Gジャンと野球

          先月のじぶんの誕生日に買ったLevi'sのGジャンを週末に着るのが最近の楽しみのひとつ。去年の夏頃から足を運んでいる原宿の古着屋さんで春物の服を探していて、普段は立ち止まらないGジャンコーナーで足が止まり、店員さんにLevi'sのGジャンの歴史を説明してもらいながら、試着に試着を重ねて選んだ。 綺麗な状態でインディゴが残っていて、丸みを帯びてる感じのシルエットも気に入って、サイズもいい感じでしっくりきて、これぼくの服じゃん、と思って購入にいたった。めっちゃ悩んだけど! 古着

          Gジャンと野球

          荻窪テーラー

          去年の12月上旬頃、新宿伊勢丹に入っているとあるメーカーのウール・カシミヤ混の冬物のトラウザーズを購入した。ウール素材のトラウザーズを今まで持っていなくて、探しにさがしてここで買うことを決めた。古着屋さんも視野に入れて探したけど、なかなかうまい具合にタイミングよく見つけることができなくて、古着屋さんの方は出会えなかった。 最終的にそこで買うことを決めたのは、去年の夏に夏物のトラウザーズを購入してそれが凄くよかったからというポイントが大きい。今回もここにしようと思った。試着をし

          荻窪テーラー

          大学の頃からの友人と1年振りに会った。1年なんていう時間はあっという間に過ぎてしまうことをここ数年でより感じる。年を取ったということなのかもしれない。いや、ぼーっと生きていてすべてが通りすぎていっているからなのかもしれない。 高円寺の千吉良屋で一杯飲みながら近状を話した。友人は数年後にお店をはじめる為に必要な資格を取ることなどを理由に来月からバイトを始めるらしい。その友人と知り合ってもう15年以上経つけど、数年先を見越して行動するような姿勢がはじめてで驚きと感動でいっぱいに

          夜更かし

          昨日は久しぶりに阿佐ヶ谷で飲んだ。ぼくが2012年の秋から2021年の秋までの9年ちょっとを過ごした町だ。いまはもうなくなってしまったお店もあるけど、好きなお店がいくつかある。 まずは線路沿いのスターロードにある天竜という飲み屋さんで、お刺身セットと天竜揚げをつまみに飲んだ。お店のお父さんもお母さんも元気そうで安心した。天竜は、この日記の500文字くらい下にも出てくる高円寺のはらいそというお店の店主さんに教えてもらった。振り返ってみると去年の3月くらいから足が遠のいていたか

          夜更かし

          長野

          約5年半振りに長野に遊びに行った。約5年半前、夢の舞台だったネオンホールというライブハウスで、当時やっていたバンドでライブをやらせてもらったことがある。それ以来だ。それ以前も年に一、二回ネオンホールへライブを観に行っていたのだが、それからぱたりと長野へ行くことが途絶えてしまった。観に行きたいライブもあったんだけど予定が合わなかったりが続いて、それくらいの日にちが普通に流れてしまっていた。 今回はネオンホールへライブを観に行くという理由で長野へ行ったのではなく、彼女との休みが二

          曇り空

          11月になったのに26°もあるんだって、早く本格的な秋冬服に身を包みたいのにさ、駅のホームでコートのポケットに手を入れて「うー寒いねー」なんて言いながら電車を待つあの季節がそこまできてるのにまだTシャツ1枚でも平気だよ、わけがわからないよ、もうなんか頭のおかしい人ばかり目にうつって吐き気がする今日この頃だけどそれで季節もおかしくなっちゃったのかね、とぶつくさと考えていたあの頃のぼくらはいまにして思えば幸せだったのかもしれない。暑くもなく、寒くもなく、ロンTや薄手のシャツを1枚

          ハックニー・ダイアモンズ

          THE ROLLING STONESの新しいアルバム『ハックニー・ダイアモンズ』が2023/10/20にリリースされた。THE ROLLING STONESの新しいアルバムが2023年に聴けることの嬉しさよ。 発売日当日に、ユニバーサルミュージックストアで注文していたレコードが届いた。早速その日の夜、仕事を終えて、金曜日の夜だったので近所まで飲みに行き(クライマックスシリーズのオリックス戦が放送されてる飲み屋さんがあれば最高なんだけどなあ、阪神戦ならまだしもオリックス戦なん

          ハックニー・ダイアモンズ

          怠け者

          “九月になったのに 暑苦しい毎日さ”と50年以上前の歌もうたっているように、9月は暑い。50年前から変わらないのだ。夏の終わりは8月なのかもしれないが、暑さの終わりは8月ではない。そんなこと誰もがわかっていることではあるけど、9月になったら毎年まだ暑いなと思ってしまう。まだもなにも、9月は暑いのに。 中学生の頃、夏休みが終わって新学期がはじまると9月末にある運動会の練習の日々が続いた。9月の暑い日中に練習をして汗だくで教室に戻った。当時教室にエアコンはなかった。ほんと、よくま

          君にだけわかる言葉

          あと少しで8月が終わる。ぼくらは大人になったから、机の上にやり残した宿題は存在しない。ただ宿題よりももっと大きな何かが机ではなく、頭の中や胸の奥などに片付けられないまま散らかっている。それは目に見えて存在しないものなので、お母さんから怒られることもない。 今月はそれがずっと頭のなかでぐるぐるとまわっていてしんどかった。 2020年夏頃に保護して約3年間履いてきたお気に入りのstan smithなのだが、今年6月頃に右足内側の革とソールの結合部分の一部(約3cmくらい)がやぶ

          君にだけわかる言葉

          なにもない日曜日

          梅雨はどこかへ行ってしまったみたいだ。 夏がきてしまった。梅雨が明けたら夏、という認識で間違いはないと思うのだが、「私の存在はいったいなんなのか」「私が存在している意味は」「私は多くの日本人にとても嫌われている」「私はただの夏の踏み台では?」と、毎年自暴自棄になってもおかしくないと思う。ちゃんと心のケアがされているのか心配だ。 「いまだに梅雨本人はその事実を否定しているが、デビュー直前までは梅雨が四季のメンバーだった」 「彼がいなければ四季はとっくに崩壊していた」 「四季の間

          なにもない日曜日

          ズボン

          会社に行くのが憂鬱で仕方ないので、せめて身につけるもので気分をあげていこう、と思い立ったのは昨年末、履き古した仕事用の革靴を新調したあたりからだった。 帰宅してすぐにブラッシングをする。馬毛のブラシで埃や汚れを落としたあと、仕上げに山羊毛のブラシでもう一回。2年前にレッドウィングのポストマンを買ったときに、店員さんに教えて貰ったやり方で、それ以来仕事用の革靴も同様にブラッシングをしていたが、そのときはただ綺麗な状態を保たせて長持ちさせたかったからやっていただけだった。それから

          ズボン