コンビニ
朝目が覚めたときから暑かった。日中もじわじわと汗が滲んだ。梅雨の前座が後半になって畳み掛けにきているとみた。こういうアプローチもありますぜ、と腕を奮っている姿が目に浮かんだ。
関東地方は今週末から梅雨入りかと言われているとかいないとか。
梅雨は梅雨で悲しい存在だ。涙雨を降らせているのは、日本の四季というものに入ることができないからだろう。春夏秋冬という絶対的な四天王に食い込むことができない。そんな梅雨に弟子入り志願した前座もそう思うと、なぜか憎むことが億劫になってきた。悲しい、という表現を梅雨に対して使ってしまった数行前のじぶんこそ、悲しい、醜い、視野の狭いつまらない存在なのではないか。「梅雨は悲しんでなんかいません!」「偏見は止めろ!」「梅雨こそ愛!」というプラカードを掲げたデモ隊が心の中を通り過ぎて行く。
こんなにいい天気なのだからと洗濯機をまわして洗濯物を干した。在宅勤務になってから洗濯との距離感がだいぶ近づいた。以前までは週末に一度だけ洗濯というような間隔だったけど、いまは週に2回は洗濯をしている。しかし、上記のようなことが梅雨に伝わっているのだろう、洗濯物を外に干して間もなく、大量の雨が降ってきた。ぼくが洗濯を終えて外に干したときを見計らってだ。これはバチ以外のなにものでもないだろう。30、40分で雨は止んだ。そういうことを言ってるとこうだよ、という梅雨からのメッセージとぼくは受け取らざるを得ない。
仕事を比較的早めに終えることができて、晩御飯の買い出しへ。夜の空気感はたまらなく気持ちよかった。別に、上記のことがあったので持ち上げているわけではまったくないけれども、涼しい風が吹いていて歩いているだけで気持ちがよかった。
帰り際に、水やお茶なんかの飲み物を書い忘れていたことに気がついてファミリーマートに寄った。
真新しい商品を見るとついつい手が伸びてしまうタイプなのだけれども、今回ももれなく手が伸びてしまった。はじめて見たパッケージだ。サッポロビール園ver. だ。
これがまあ美味しかった。とても爽やかな苦味でめちゃうまだった。一本しか買わなかったのが惜しい。また買おう。
これくらいの時期から東京でも北海道限定販売のサッポロクラシックを置くようになるお店が増え始める。サッポロビールが大好きで、特にサッポロクラシックはお気に入りだ。いつかサッポロクラシックの瓶ビールを飲みたいし(缶ビールしかお店に置いてない)、生ビールを飲んでみたい。
あとこのカルビーの夏ポテトも好きだ。特に梅味は、子どもの頃からぼくの夏の定番だ。梅味の夏ポテトを食べるともう夏かあと思う。今日は浜御塩味というのが気になって手が伸びてしまった。これも美味しかったけど、やっぱり梅がいいな。
書こうと思っていたことがあった気がしたけど、梅雨の前座云々書いていたら忘れてしまった。
コンビニ限定のピノのピスタチオのやつ、好きで冷凍庫に常備している。ピスタチオのアイスにハズレなし、だ。ローソンカフェシリーズでもピスタチオのアイスがあるけど、あれも好きだ。
ジェラート屋さんにいってもピスタチオは必ずチョイスしてしまう。
明日も暑くなるようだよ。
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