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身体と心の豊かさをはぐくむ一味違ったシェアハウスの食事会

こんにちは!
はぐくむタウンには、人とのつながりを醸成するさまざまな取り組みがあります。

今回は、シェアハウスで暮らすはぐくむタウンの住人/関係住人が集う食事会【はぐくむタウンアブサロン】についてご紹介します。

アブサロンとは聞き慣れない言葉ですが、次のようなものです。

ゆるやかに語り、豊かなつながりをはぐくむ”対話×食”の場

アブサロンとはデンマーク発祥の概念で、デンマークの教会がリノベーションされて生まれ変わったコミュニティスペースです。

はぐくむタウンでは月に1度、シェアハウス住人とまちに関わるメンバーがコミュニティカフェ『はぐくむ湖畔』に集い、大皿料理を囲んで食事をしながら、人生で起きている物語を共有します。

人生の流れにはアップダウンがあり、心境も、置かれている現実も様々です。タウンアブサロンでは、自分を大きく見せる必要も、できる人だと思われる必要もありません。自分自身をゆるやかに語り始め、暮らしを共にする仲間と等身大を分かち合う。そこに絆が生まれ、自分と他者との間にあった境界線が溶けていくあたたかい時間を過ごします。

対話と食のコンテンツ


タウンアブサロンは【物語ピッチ】【ディナー会】で構成されています。

物語ピッチでは、毎月1人、チャレンジしたいことの想いや、今の自分の人生で起きていること、感じていることについて10分間のプレゼンテーションを行います。その時間を共にするのはシェアハウスで暮らす住人と、一緒にはぐくむタウンを作っている関係者たちです。共に生きる仲間と人生をまるごと分かち合う貴重な時間です。

ピッチが終わると、登壇者に向けてメッセージとコミュニティ通貨miiが送られます。

ディナー会では、はぐくむ湖畔の身体に優しい料理が並びます。野菜はオーガニック。タウンの住人にはビーガンを意識している人もいるので、動物性の原材料が入っていないメニューも並びます。ボリュームも十分。大皿料理から、各々が好きな分だけよそって席につきます。

カウンターにならぶ食事


食事をしながら、自分自身について語ります。物語ピッチを聞いて感じたこと、最近考えていることなど今の自分についてを語り合います。こうして幾重にも重なる人の物語が、この場をゆるくつなげ、あたたかい空気をつくりあげていきます。

まち全体で、”ともに生きる”を体現する。

ともに生きるとは傍(そば)にいること。どんな方法であれ、自分の持てる輝きを傍にいる人に分け与えること。そうして苦しみが抜け、楽しさが増えていく。

問題を解決できなくても、一緒にいることで心は楽になるものです。傍(はた)を楽(らく)にすることを通じて、人生を分かち合っていきます。

タウンアブサロンによって人と人との物語を共有することで、豊かなつながりがはぐくまれ、暮らしを共にする仲間に楽を与えるきっかけが作られるまちを目指します。


《食卓を囲む》

暮らしと食は、切り離せない領域です。同じ釜の飯を食うことで、共同体の帰属意識がはぐくまれると言いますが、何を食べるのか、どうやって食卓を囲むのかによって、つながりの形も変わってきます。

コミュニティカフェ「はぐくむ湖畔」は、はぐくむタウンのダイニング・キッチンとも言えます。日々営業しているお店だからこそ、安心して食べられる身体に良いものを提供することにこだわっています。

シェアハウスから一歩外に出ても、はぐくむタウンの一部としてホームだと感じられる食卓づくりを心がけています。

《願いを語る》

タウンアブサロンのピッチは、願いの語りが土台にあります。

願いを口にするほど、人は輝きを放っていくものです。言葉にしなければ、願いに鈍感になっていきます

ピッチの内容は様々です。「人とのつながりへの感謝」「起業に向けての想い」「自身の過去から今、未来へのストーリー」なんでもありです。

ひとりひとりが人生を通じて実現したいこと、やりたいことの想いを自由に言葉にしていくことで、結果的に個人も、まち全体のエネルギーも高まっていきます。


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いかがでしたか?

シェアハウスで一緒に暮らしていても「そう言えばあの人、最近どんな調子かな?」とふいに気になることがありますが、月に一度のタウンアブサロンを通じて、今の住人たちがどんな状態なのか、お互いに理解し合えることは、とても豊かな時間です。

はぐくむタウンでは、シェアハウスや、コミュニティカフェでさまざまなイベントを開催しています。興味のあるものをぜひ見てみてください。

はぐくむタウンを案内するツアーを開催します
▼シェアハウスや対話×食に関心のある方は詳細をご確認ください

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