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【第1回】はぐくむタウンミーティング

こんにちは。はぐくむのかとーです。

先日、記念すべき第1回はぐくむTOWNミーティング@はぐくむハウス3が開催されました!タウンミーティングとは、はぐくむタウンの未来について対話をしたり、交流を深めていくイベントで、はぐくむハウスの住民はもちろん、はぐくむタウンに関わる全ての人が参加OK。

今回は直近の暮らし方のなかで感じることを共有したり、未来に向けてはぐくむタウンのキャッチコピーを決めました。さらにさらに、それに向けてのアイデアがたくさん生まれ、エネルギッシュな時間になりました。

【参加者】
ハウス1:ぐっち
ハウス2:ひろ、いわっしゅ、まりん
ハウス3:かとー、つっしー、ともか、りゅう、にしき、きむねー、ななみ
ハウス大阪:たじ
タウン住民:あやめ、たけさん

はぐくむタウン構想とタウンミーティングの想い

実は、はぐくむには、はぐくむタウン構想というのがあるんです。はぐくむハウスはその構想の第一歩として、東松原エリアを中心に現在3つのシェアハウスと大阪にもシェアハウスを一つ運営しています。タウンミーティングの冒頭、はぐくむ代表のたけさんからはぐくむタウン構想についてのシェアがありました。

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たけさん

【共に暮らし、LIFE WORKで生きる】
LIFE DESIGN SCHOOLを卒業した後、LIFE WORKで生きるのは一人だと実際すごく難しいんです。会社に入って、志をブラッシュアップするどころか、保つのも難しい。そこで、卒業後もLIFE WORKで生きられるような環境を作りたくていろいろ模索した中で出てきたのが、「共に暮らす」ということ。近くにいた方がサポートしやすいですよね。

共にクラスということが共に生きるということだし、共に生きる喜びをはぐくむという感覚が体感レベルで感じられるようになった。

共に、LIFE WORKでハッピーに暮らせるコミュニティを作っていきたいと、たけさんは言います。

【生き方・暮らし方のモデルケース】
そして、たけさんのもう一つのバックグラウンドとして、もともとは社会のあり方を変えたくて、政治家を目指していたということが関係しています。

はぐくむを始めた原点は、政治家になって、国を変えたい、社会のあり方そのものに対して変革を起こしたいということ。

社会を変えるということは、暮らし方を変えるということとリンクしているとたけさんは言います。はぐくむタウンを通じて、社会のあり方だったり、こういう生き方があるよね、というのを、モデルケースとして体現していきたいです。

【モデルケースとしての海外の事例】
はぐくむはデンマークのスタディーツアー事業を3年前から始めました。そこで、よく視察に訪れるクリスチャニアという自治区やアブサロンというコミュニティのあり方を紹介しました。

僕も9月にツアーに参加して、クリスチャニアとアブサロンを訪問しました。10月からはぐくむで働くことが決まっている中参加したのですが、はぐくむが目指している世界観はこれなんじゃないか、ということを体感しました。

たけさんも同じように、クリスチャニアやアブサロンのあり方に、はぐくむタウンで実現したいことのイメージが重なるところが多いと言います。みんなでそういう事例を共有したりとか、実際にみんなで訪問して、体感したりするのも、はぐくむタウンでやりたいなと思っています。

クリスチャニアはデンマークの国内にありながら、軽いドラッグもOKだったりするのがよく知られています。デンマークは禁止なのですが、自治区内はOK。矛盾しているけど、好き勝手に自由に、自分たちの暮らしを提案して実現しているんです。他にも、エコフレンドリーだからリサイクルやリユースがデンマーク全土より進んでいるのも面白いです。

タウンミーティングはクリスチャニアもやっていて、形は違うけど、都度議題があれば開催するという形をとっています。興味関心がある人が参加して、合意形成で進めていくんです。参加しなかった人は、意思決定に対して全面的にYESという形で委任していく形。そいう運営の仕組みも参考にしながらタウンを活性化させていきたいと思っています。

日本でも、自分たちのカラーを出したローカルなコミュニティがあります。そういうコミュニティタウンは今後も増えるだろうとたけさんは言います。タウンミーティングでは、みんなと一緒にこうしたいああしたいを話しながら、自分たちのあり方を形にしていきたいと思っています。

はぐくむタウンに暮らしてどんなQOLが向上した?

タウンミーティングのたけさんから、「今日の意図は、みんなのQOLが上がること」ということが伝えられてタウンミーティングはダイアローグに入ってきます。

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洗濯ものが生活感満載でごめんなさい…これがハウス3です!

ここでいう「QOLの向上」には二つの意味があります。
一つは、日常におけるハウスでの生活の質が上がるということ。もう一つは、LIFE WORKが促進されていくということです。たけさんの個人的な願いとしては、はぐくむタウンで生きている人は、才能や個性を存分に生かしてライフワークで生きているのがいいし、そこに向かっていくコミュニティでありたいというのがあります。

さて、最初のダイアローグの問いは「はぐくむタウンに暮らしてどんなQOLが向上した?

グループに分かれて、ポストイットに書き出していきました。

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その後の全体シェアでは、こんな意見が出ました。

- 誰かと話さない日はない、落ち込む時間が短くなった
- みんなLIFE WORKに向かっているから刺激を受ける
- いろんなチャレンジをするに当たって、ハウスの仲間が応援してくれる
- やりたいことに時間を咲いて活動しているから、時間を大切にする意識
- ご飯を一緒に食べたりする時間を通して幸せが生まれている
- イベントが開催される
- いろんな人がくるから、新しい人とのつながりが生まれる
- 共に暮らす中で、イライラすること=向き合うことがある、それを通じて寛容になれた
- シェアが生まれる(持ち物のシェア、スキルのシェア)
- 仕事が生まれる(料理好きの人が料理を作ってお金を払う、ワークショップを共創する)
- 日常に対話がある、嫌なことがあっても話せる人がいる
- 血縁のない家族、兄弟や親戚のような関係の人ができる
- 朝起きれる(起きる時間をコミットしたり、起こしてもらったり)
- ライフコーチが住む家、みんなが傾聴してくれる
- 社会で傷だらけになって帰ってきても癒してもらえる

はぐくむタウンのキャッチコピー

その後、先ほど出たはぐくむタウンに暮らすことで得られるQOLの向上は、要するになんなのか、はぐくむタウンの特徴はなんなのか、そして、はぐくむタウンのキャッチコピーを全体でまとめていく時間に入りました。

はぐくむタウンの特徴は、満場一致で以下の3つになりました。

① LIFE WORKで生きられる
② 家族・安心感・つながり
③ 対話・コーチング・傾聴

LIFE WORKはもちろん、家族のようなつながりや安心感も大きな特徴だと思います。もう一つが、対話・傾聴・ライフコーチ。実は、はぐくむハウス住民の9割超がはぐくむのコーチングスクールを卒業していて、傾聴スキルがとんでもなく高いんです!

残るはキャッチコピー。かなりワーディングにこだわって、議論を重ねました。そして、
決まったのキャッチコピーがこちら!

LIFE WORK FAMILY 〜 願いとつながりで生きる街 〜

いかがでしょうか?個人的にはしっくりきていて、いいキャッチコピーができて満足しています😊

そこに向かっていくためのアイデア!

最後に、そこに向かっていくためのアイデア出しを行いました。いろんなアイデアがたくさん出ましたよ〜!

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- はぐくむタウンでアブサロン
- はぐくむラボ(LIFE WORKにチャレンジするために、プロトタイピングができる場所)
- LIFE WORKやアートの文化祭、街にもOPENにしてやりたい
- ハウス住民名簿
- シェアリングを促進する物置
- LIFE DESIGN SCHOOL生の期を超えたつながりを促進するイベント
- 地域通貨
- 食堂
- フリマ、これも地域通貨でやれるといいな
- コミュニティ銭湯とサウナ
- 街とのつながりを作っていく
- 商店街をタウンコミュニティの力で元気に!
- Let'sアトリエ!(同じテーマでそれぞれの表現で作品を作るイベント)
- みんなでご飯を食べる、ハウス住民以外の人にも温かさを味わって欲しい!
- 使えるスペースが欲しい
- はぐくむタウングッズ(Tシャツ、パーカー)
- ハウスの中で深い対話をする時間を設ける
- はぐくむタウンロゴ
- LIFE WORKのためのルーティーンをみんなでやる(モーニングノート、読書会、食育、運動)
- OPEN DAYの開催
- エコへの取り組み
- ハウス間交流イベント
- ハウス間での出来事を共有
- タウン誌の発行
- お試しLIFE WORK FAMILY
- タウン内クラウドファンディングの仕組み
- 子育てシェアリング
- 社会貢献事業をやる(売れない野菜を買い取って販売する)

この中から実際に、OPEN DAY、ロゴ、Tシャツ、ご飯会、アート文化祭など、実行されるものも決まりました!今後が楽しみですね!

これからのタウンミーティング

今後は四半期に一回はタウンミーティングをやりたいと思っています!はぐくむタウンに関わりたい人にはOPENなので、みなさんぜひ参加してください!

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大阪のたじ。オンライン参加もウェルカム

▼第二回はこちら!▼


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