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episode 001 コーヒーのこと

毎朝、出社前に、どこへ寄ろうか悩むコーヒーショップ。朝型の私にとって、朝を逃すとインプットがなかなか難しい。なので、できれば出社前にどこかで落ち着いて文字を読むことにしてる。

選ぶ基準の理想は、駅から会社のルート内にあるか、マイボトルに入れてくれるかどうか、価格はスターバックスを超えないか(笑)、味の好み、フェアトレードの豆を一部でも取り扱っているかどうか。

駅から会社のルート内にあるかは、横着者なだけなので、マイボトルの話とフェアトレード認証について。

スターバックスや、タリーズコーヒー、カフェ・ド・クリエでは、マイボトルにコーヒーを注いでくれる。私の社内カフェテリアでも。

マイボトル持参による値引きの有無はあるが、問題はそこではなく。

とある初めて入ったコーヒーショップで「マイボトルに入れてくれますか」と尋ねてみると、「カップに入れてお渡ししますので、ご自身で入れ替えてください」とのこと。これはマニュアルか?サービング都合の問題か? 戸惑っているうちに、プラスチックカップに入ったアイスコーヒーが手渡された。目の前で入れ替えを試みたけれど、口の大きいプラスチックカップから、口の小さい水筒へは、コーヒーがこぼれてしまった。が、スタッフは次の客のオーダーを聞く。私がもたもたしていると、次の客が隣で、邪魔そうにコーヒーの蓋を取る。

自分の与えられている範囲外。自分の生活の範囲外。環境への関心が低いと感じてしまう日本の日常。今のところ、人は、環境や周りの人に関心がなくても、人の迷惑にはならないから。ん? 関心がないことは、人の迷惑にならないのか?もしくは、多元的無知なのか?

スターバックスは2004年から土壌管理と農産物生産の専門家(アグロノミスト)による技術支援センターを設立している。

スターバックスが認証を受けているのはトランスフェア(USA)。この契約合意は2000年からスタートしている。スターバックスが日本で有名になるずっと前から。

トランスフェアの創始者のポール・ライスはアメリカで最初のフェアトレードラベルをつくり、コーヒーだけでなく、チョコレート、砂糖、フルーツジュースなど、小規模農家の製品を大型量販店で売る仕組みを作っている。

ということで、結局、”理想”の基準を考えると、スターバックスに落ち着いてしまうのだ。

個人経営が少なくなった東京の都会で、コーヒー1杯を飲むために、中規模チェーン店の頑なな仕組みに振り回される日々なのだ。

スターバックスのフェアトレードについてくわしくは コーヒー生産地への支援
参考書:未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家

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