萩原拓也

一般社団法人世界ゆるスポーツ協会理事・事務局長。株式会社ランドスミス代表。ゆるスポーツ…

萩原拓也

一般社団法人世界ゆるスポーツ協会理事・事務局長。株式会社ランドスミス代表。ゆるスポーツに関する知見や趣味の音楽や映画について書いていきます。 https://yurusports.com

マガジン

  • 「ユニ育 一人ひとりのユニークネスを開放する」

    • 5本

    ルールを守るスポーツ教育から、 ルールをつくるスポーツ教育へ。 「ユニ育」とは。 生徒一人ひとりの独自性や特徴、 つまりユニークネスに着目し、 そして開放する教育です。

  • 事務局長 萩原拓也

    • 6本

    一般社団法人世界ゆるスポーツ協会理事・事務局長。株式会社ランドスミス代表。発足当初からゆるスポーツのイベント企画や実施を行う。 ゆるスポーツに関する知見やゆるスポーツの活動についてお伝えできればと思います。

  • ゆるスポーツの創り方

    ゆるスポーツの創り方についてまとめています。こちらを参考にオリジナルゆるスポーツを作ってみてください。

最近の記事

スポーツをつくる授業の冒頭で行う3つの問いかけ

こんにちは。世界ゆるスポーツ協会の萩原です。 実は私が開発に携わった「ハンぎょボール」がKis-My-Ft2のシングル「Luv Bias」の特典DVDで取り上げられたところ、SNSを中心に非常に盛り上がりました。 スポーツを作ることで、富山県氷見市のまちおこしをしようという目的で、立ち上がったハンぎょボール開発プロジェクトですが、今回キスマイのメンバーにやってもらったことで非常に大きな成果を得ることができました。 ユニ育の文脈とは違いますが、これもひとつスポーツをつくる効

    • スポーツ作りで得られる5つの効果

      こんにちは、世界ゆるスポーツ協会の萩原です。 前回の記事が大変好評をいただき、多くの方に読んでいただけました。 前回はスポーツをつくる授業で身につけることができる能力について書きました。今回は、そこからもう少しブレイクダウンした内容としてスポーツつくりの授業を行うことで得られる効果について書いていこうと思います。 スポーツつくりを授業で取り入れたいと思った際に、様々な人に効果を説明する必要があると思います。そういう際に役立てていただければと思います。 私は、スポーツをつ

      • ウィズコロナスポーツを作ろう 検証編

        ウィズコロナ時代に合わせた感染対策を行ったスポーツを作るという過程を通じて、ゆるスポーツの作り方を解説する本連載。今回は検証編をお送りします。 ちなみに、先程完成間近まで書いた文章がオペレーションミスで全て消えました… 悲しすぎる。 前回の記事はこちら▼ 仮説編で様々な仮説を立ててきましたが、大前提の仮説はこちらとなります。 それぞれのエリア内でしか活動出来ないようなルールにすると、ソーシャルディスタンスを保ち、密を防げるスポーツになっちゃう…はず! これを個々人がフ

        • ウィズコロナスポーツを作ろう 仮説編

          ウィズコロナ時代に合わせた感染対策を行ったスポーツを作るという過程を通じて、ゆるスポーツの作り方を解説する本連載。今回は仮説編をお送りします。 今後の流れについてですが、実際に開発中のスポーツを行ってみる検証作業をし、新しいゆるスポーツの完成を目指していきます。 検証作業にあたって、大事な準備が仮説を立てるというフェーズです。 よく小学校などでスポーツを作ろうとすると、この仮説のフェーズをしっかり行わず、検証作業に入ってしまい、とりあえず様々な用具を使ってみるけど形になら

        スポーツをつくる授業の冒頭で行う3つの問いかけ

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        • 「ユニ育 一人ひとりのユニークネスを開放する」
          5本
        • 事務局長 萩原拓也
          6本
        • ゆるスポーツの創り方
          6本

        記事

          ウィズコロナスポーツを作ろう プランニング編

          大分ご無沙汰してしまいました。 色々書きたいネタはあるのですが、書くまでに腰が重い僕です。 今日は以前に作成した「ゆるスポーツの創り方」の事例が出来たので、ゆるスポーツの開発過程を解説させていただければと思います。 今回はプランニング編です。 キッカケを考えよう以前の記事でも紹介しましたが、ゆるスポーツは社会課題を解決することを目的としています。 今回テーマとする社会課題は「ウィズコロナ」です。 外出自粛要請が解除され、さまざまな業種で新しい生活様式が求められています。僕た

          ウィズコロナスポーツを作ろう プランニング編

          オンライン講義をする際に注意すること

          先日、学校の先生向けに、「ゆるスポーツ開発を授業で行う方法」についてオンラインにて講義を行いました。 オンラインによる講義は初めてでしたが、オンラインならではの難しい部分もあったので、今後の改善点として備忘を作っておこうと思います。 なお、今回はZOOMを用いて、20人程度で実施を行いました。 事前準備・開始時の注意点講義をより良くするために、準備段階で出来ることはたくさんあると感じました。また、開始時に主催者がいくつかの情報を伝えるだけで、格段に良くなる部分があると感じた

          オンライン講義をする際に注意すること

          アイディアでジャンプし、ルールで着地する

          世界ゆるスポーツ協会が創ってきた「スポーツを創る」というノウハウをお伝えしてきた本連載。 前回は、富山県氷見市で生まれたハンぎょボールの「ハンドボールの街、氷見市で、地元名産の寒ブリをテーマとしたスポーツ」というメインストーリーが作られるまでを解説しました。 今回は、ここから競技としてハンぎょボールとなっていく過程を説明したいと思います。 ▼この前の記事はこちら アイディアをジャンプさせる よく、「どのようにゆるスポーツのアイディアを思いつくのですか?」という質問を受

          アイディアでジャンプし、ルールで着地する

          ゆるスポーツのメインストーリー

          私達、世界ゆるスポーツ協会が行っている「スポーツを創る」という活動。そのノウハウをご紹介するという連載の2回目になります。 前回はゆるスポーツの5つの定義についてお伝えしました。今回のテーマは、ゆるスポーツ開発で大事なストーリーの作り方を「ご当地ゆるスポーツ」という題材で説明をします。 ▼この前の記事はこちら ご当地ゆるスポーツの目的は何? スポーツをツールとして使う。これは私達ゆるスポーツ協会が発足当時から考えていることです。前回のコラムで言及した5LINESの「社会

          ゆるスポーツのメインストーリー

          ゆるスポーツの5つの定義

          世界ゆるスポーツ協会は、新しいスポーツを創ることによって様々な社会課題を解決することを目的とした団体です。 スポーツを創るということは、だれもができる「遊び」です。時代がどんどん変化する中で、新しいスポーツがたくさん生まれ、日々の生活が少しでも楽しく、充実したものになればと願っています。 ただ、スポーツを創るという経験自体、皆さんなかなか馴染みが無いと思うので三回の連載でスポーツの創り方について解説をしていこうと思っています。 一回目のテーマは「ゆるスポーツとは?」という

          ゆるスポーツの5つの定義