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【高3へ】受験勉強に臨む「姿勢」

こんにちは🍉
もうすぐ夏休みです。夏といえば、受験勉強だ!という世界に身を置き、花火や海は蚊帳の外の私が、夏休みの学習方法や姿勢について自分なりの意見をまとめます。国立大学・私立大学受験に問わず、すべての受験生に当てはまることを述べます。


1 夏休みの重要性

夏を制する者は受験を制す…なんていう言葉がありますが、私はこの言葉はずばりその通りだと思います。夏休みは集中的に、時間をかけて学習することのできる大チャンスです。時間をかけて学習するということは、これまでの復習や基礎知識定着に時間が割けるということです。
学校で学ぶことって大事な要素がたくさんあるのですが、それでも「○○の勉強がしたいのになぁ」みたいなものを抱えている生徒も少なくないと思います。部活があったり、学校行事があったり、これまではまとまった期間で集中的に向き合うことが難しかったと思います。ただ、それから解放されて徹底的に自己研鑽に励むことができる、こういう機会は高3の夏休みくらいしかないわけです。

この夏にしかできない学習をしませんか?

そして、この夏にしかできない学習が、受験勉強の根っこになります🔥🔥

2 夏休みの学習方法

ここからは、夏休みの学習に臨む「姿勢」についてです。

①スマホと距離を置け📱

まずは何よりもこれだと思います。本当にスマホは受験生の敵です。まぁスマホでゲームとかSNS見てる時間ってどの瞬間よりも早く過ぎ去るんですよね。気が付きゃ1時間とか当たり前ですよ。でもその1時間があまりにももったいない。1時間あったら何ができますか。単語何個覚えられますか。一問一答何問できますか。そんな貴重な時間を捨てられるほど余裕のある人間なんですか。。。。。。。なるべくスマホとは距離を置きましょう……(何時間以内とかそういうことではなく、なるべくです)。入試終わったらいくらでもスマホとイチャイチャしてもらっていいので、今しかできないことに時間を注いであげましょう。
特に要注意なのは、就寝前。布団に入ったら絶対にスマホは触らないでください。睡眠時間が簡単に削られるだけではなく、睡眠の質も下がってしまいます。

ちなみに睡眠ってめっちゃ大事です。たまに「昨日めっちゃ勉強して4時間しか寝てないわ」みたいな寝てない自慢をする人がいますが、自慢でもなんでもありません。何度も言いますが、夏休みの過ごし方について意識を高めないといけないわけです。4時間しか寝なかった次の日も夏休みです。そこで、睡魔に襲われた不完全燃焼な1日を送っているようでは意味がありません。どれだけ短くても6.5時間は寝ましょう。理想は毎日8時間です。


②少しの時間でもいいので、毎日全教科触れる💪

これも絶対です。言い方を変えれば、日によって教科を極端に増減させるのをやめよう、ということです。また、バランスが大事です。軸になるのは国語・数学・英語です。理科・社会ももちろん大事ですが、国数英ができてこその理科・社会なので、偏りが起こりすぎないように気をつけましょう。

また、後述しますが、苦手科目に向き合うことも必要です。そのあたりは個人によって様々なので、うまく調整しながら取り組んでいきましょう。

そして国立志望者なら5科目(情報含む場合も)、私立志望なら3科目、どれだけ忙しくても5分でいいので必ず毎日ふれましょう。これは成績が上がるという数値のためだけではなく、習慣・ルーティン化して秋以降の学習につなげるためでもあります。

③苦手科目に向き合おう☠️

みなさんは嫌いな食べ物は先に食べますか、あとの方まで残しますか、それとも食べませんか。
勉強ってめちゃくちゃ苦手なものを後回しにしやすいです。罪悪感生まれにくいし、目立ちにくいし……ただ後回しにしていると大事な時にめちゃくちゃ後悔するなんて側面もあります。
苦手科目を得意にするのは難しいですが、苦手科目を苦手じゃない程度にすることはできるんじゃないかと思います。そのためには苦手教科に向き合うこと。嫌いにはならない程度に。小さいことが積み重なって、できることが増えていくと少しずつ苦手意識は和らいでいくものです。そんな小さな成功体験を地道に重ねられるのも、まとまった時間がとれる夏休みしかないんですよね。

④正しい比較をせよ🤼‍♂️

これは学校によるのですが、ネットでよくいうところの自称進学校に通っている人が特に当てはまります。大学の合否を決める鍵は、「量」と「質」の両立です。どれだけの量をこなしたか、どんな質で学べたか、これが大事。

しかし、どれだけの量・質をこなせばいいかは具体的な数字があまりなく、ついつい身近な周りの人と比べがち。では、周りの人は本当に十分な勉強をこなしているのでしょうか?
正直、レベルがお世辞にも高くない量と質の集団は結構たくさんいるように思います。進学校の生徒はとんでもないくらい勉強してます(夏休みに限らず)。そんな人と勝負できる下地が本当にあるのでしょうか?

6年位前の東進にこんな記事がありました。

高3夏に8時間勉強してる人は、もっと前から同じくらいの時間勉強してることを念頭にね。

大逆転合格のためには14時間ですって。極端な例かもしれませんけど、それくらいやってる人が日本のどこかにいるわけですよね。寝てるとき以外は基本勉強してますみたいな。恐ろしいですよね。

そこでお尋ねします。身近な周囲だけでなく全国の受験生と比較をして、あなたは本当に自分は十分な量・質の学びをしているのでしょうか?周りよりやってるよということが、井の中の蛙状態になっていないでしょうか?

周りとの比較をすることはあまり好まれてはいませんが、それでも低い基準で判断して満足するよりは、まだマシだと思います。ほとんどの方には「自分よりもっとやっている」人が日本のどこかにいます。
上には上がいることを自覚して、妥協をしないことです。

3 まとめ

各教科の学びについては、今回は割愛します。
国語とか英語は専門外なので、しいてアップするなら日本史ですが、それはまた別の機会に。あくまで今回は、受験生として臨む姿勢についてまとメル程度にとどめておきます。

私は、人を問わず全員に対して「失敗を恐れるな!!!何事も挑戦や!!!」みたいなことを言うのは、あまり好きではありません。これまでは根性論や気持ちでうまくいくことの多かった日本社会が、今ではそうでもなくなってきているからです。努力をしても成功するとは限らない、運の要素が多くを占めるようになってきた気がするためです。なので、頑張らない道を選ぶことも1つだし、たぶんこれからはそのような道も次第に尊重されていくのではないかなと展望しています。

ただ、今回多少厳しい言葉を並べたのは、本気で上のステップに踏み出して、本気で目指したいところがあるという人が一定数いるからです。頑張らないと叶えられない、自分にとって大きな目標があるのなら、努力失くして実現することは絶対に無理なことも事実。やはり頑張ろうと思うなら、それを具体的な行動にし、踏み出す勇気と気力を持たないといけません。

これらの話はどこの大学を目指そうが関係ありません。大学の判定も関係ありません。B判定だから大丈夫と浮かれている人が一番危険です。
気を引き締めて夏に臨もう。二度と過ごしたくない夏になれば、それが案外ベストかもしれません。高校生の夏休みは大体40日くらいあります、この40日で自分を、人生を、変えてみましょう。


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