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JWの幽霊部員 (⁉)

こんにちは。
いつもお読みくださり ありがとうございます。


( ※ 現役エホバの証人として頑張っておられる方にはつまずく内容です。また、気分を害する不安のある方などの閲覧はお控えください )




前回の記事にも書いた通り、
私は 今から約20年ほど前に、「エホバの証人」(2世です) という宗教を 自然消滅 という形で完全に離れているのですが、
ところが、エホバの証人(JW)側からみる 私の立ち位置は、
バプテスマを受けた伝道者 (不活発者)  で、
今も「エホバの証人」として どこかの会衆に名前だけが属しているという衝撃的な事実を知り、
なんだか複雑で モヤモヤした感情になりながらも
「……へ?」と、思わず一人  笑笑笑笑笑!! でありまして。。。


このように、私は自称 自然消滅 であり、JWの中の「取り決め」である 排斥 や 断絶 のどちらにも該当していないのですが、私がバプテスマを受けて正式な信者となったのは 16歳というお年頃でもある高校生の時。

正直に言えば、
バプテスマを受けて以降 お付き合いする彼 (JWではない一般の人→ “世の人” ) がいましたので、となると もちろん、JWが忌むべきものとする重大な罪 (婚前交渉) を犯しているわけで… 
m(_ _)m

私がもし、組織の取り決めで長老たちによって開催される「審理委員会」で
その罪を告白するも、反省せず そして悔い改めないという順序を踏んでいれば、私はきっと今から30年ほど前に  排斥  という処置になっていたと思います。

ただ 長老に罪を告白せず、そして 誰ひとり言うことなく隠し通したので、バレる事が無かったというだけです。


しかし、JWとしての「多くの厳しい規律」を守らなければならないという枠にはめられた教義や、
「エホバ(神)は 全てをご存じ」
「罪は 正直に告白しなければならない」
という教えに 洗脳されている私は、

「そのうち いつかバレるんだろう…」
また、
「信者の誰かに、彼と一緒にいる所を目撃され密告されるかもしれない…」

と、いつもヒヤヒヤドキドキで、極端に言うなら 生きた心地がしないというか…
メンタル面においては そんな教えの抑圧と罪悪感に苛まれ、キツかったのは確かです。

そもそも私は 信仰心など無く、ただ親に強要されてやむを得ず 2世としてやってきただけ
なので、
「このJWの組織にとどまりたいから 排斥は避けたい」
という意味で、罪を隠した という事ではありません。


もしバレれば、両親 (おもに母) が どういう行動に出るか…
幼い頃 (保育園児) から、常に 母の顔色を伺い、家の中では「いい子」で育ってきた私には、容易に想像できたからです。

最近「必要の大きな会衆」に来た 模範的であるはずの 神権家族の子供が  “世の人” の彼氏をつくり、そして罪を犯し 排斥 となればどうでしょう。。

JWとして とにかく「世間体第一」の母には、体裁が悪く 耐え難い苦痛になることでしょう。

きっと 両親は怒り狂い、
そして私は幼い頃からのように 力ずくで頭を叩かれ、気の済むまで張り倒され、金切り声で
「恥をかかせて!💢」などと罵声を浴びていたでしょう。

また母ならばきっと、会衆の長老に
「なぜ、娘を排斥にしたか💢」
などと 食ってかかる事もあったでしょう。

( ※ 私がまだ 現役信者だった時のことですが、
母は、気に入らない決まり事の不満を長老にたてつき、結果 厳しく戒められるという過去があります。トラブルメーカーです)


というわけで、私は ただただ母が怖く、そしてこのような事態になるのを未然に防ぐための 罪隠し でした。

ならば、排斥ではなく 「断絶にしよう!」と
私が20歳ハタチの時の、夏の地域大会の出席をさかいに 辞めるという決意でいたけど、やはり怖い両親には とてもとても言う事が出来なかった。

どっちにしろ、同じように暴力 罵声を浴びていたでしょう。

当時の私には、「JWを離れる」という選択肢がありませんでした。


その頃は、私と同年代で 20歳ハタチ前後の 2世の兄弟姉妹たちが、重大な罪により徐々に排斥され、私が所属する会衆や近隣の会衆では 良からぬ噂となる中、そうしてこの組織から去って行くのを 目の当たりにしていた私は、羨ましくて羨ましくて仕方なかった。

私のように、親の望む強要された人生ではなく、堂々と自分の生きたいように 自由な人生を送れるのですから。


そして私も20代後半となり、結婚前提で同棲を始める彼氏 (世の人) の存在を知った両親は、もちろん そう簡単に認めるはずもなく…

10年前の当時の私の 予想通り、
母は 鬼の形相で怒り狂い、
「じゃぁ、排斥でいいのね ━━っ?💢」
と、声を荒げる。そして、彼との交際を終わらせ  これまで通りJWとして歩ませようと威圧的になる母だったが、
今回は私一人ではなく、彼 という味方が盾となって、怖い母に対して 少し強気でいれた。
そして 声を震わせながらも
「排斥にしたいなら そうすれば?」
と 母に言う事が出来た。。




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇





というわけで、話がかなり脱線してしまいましたが…💦


私はこれからも 自然消滅

 改め 

バプテスマを受けた伝道者 (不活発者)

という名の「幽霊部員」として現状維持キープしていきますが、(笑)
水面下でひっそり JW2世の人とコンタクトするには ある意味、この呼称は わたし的に有利なのかもしれない。(≧∇≦) 
( 私の勝手な解釈(笑)  )

もしこれが、母の耳に入れば またきっと怒り狂うのでしょうね。

そして こう言うでしょう。


「あんたは 背教者だ!💢」 と。    

 フフ… (笑) 





母よ…

あなたからみる私は、そう (背教者) なのでしょう。
しかし私は、その宗教について信仰心も また知識も無いので 肯定も否定も出来ませんし、するつもりもありません。

私はただ、 「あなたのような親」に
宗教を「強要」されて 自分の人生を歩んでいない2世たちに寄り添い、
そして何か 私に出来ることがあれば微力ながらも 助けになってあげたい そんな気持ちでいるのです。

ひねくれ娘より







最後までお読みいただき いつもありがとうございます。



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