見出し画像

受講生からJOIN~認定講座や修了生コミュニティへの想い~

ZENTech主催心理的安全性認定マネジメント講座の進行、修了生コミュニティ「安全地帯」のコミュニティマネージャーをしている萩原寛之です。

20代は企業の人事畑を歩み、30才のときに介護の世界へ。
デイサービス3箇所の立ち上げに関わり、施設長を歴任しました。
利用者のおじいちゃんおばあちゃんの居場所を作るには従業員にとっても居心地の良い居場所である必要があります。
人事のときも介護に携わってからも、人がいかに輝くチームを作れるかみたいなところが興味でした。

今回は認定講座や安全地帯について書いてみたいと思います。

心理的安全性との出会い

体育会系な環境で育ってきた学生時代。大きな組織のリーダーも経験をしましたが、そこでは自分が先頭でおもいっきり引っ張るタイプのマネジメントをしていました。
新卒で入った会社もバリバリの営業会社で、数字出来る人が上司!みたいな環境でした。
そんな中でパワーマネジメントに限界を感じるようになり、ぐいぐい引っ張るばかりでなく色々なやり方をやろうと試行錯誤するものの、自分が育ったやり方をやってしまって、結局正解がわからないというような感じだったと思います。

3社目で介護施設や保育園の立ち上げを行う中で、チームビルディングを多数実践。
「夢とありがとう」を掲げる会社で、感謝を多く介在させることでこれまでよりはかなり心理的安全性の高いチームを作れるようになってきました。
でも信念が強い反面、反対意見が言いにくいような組織になってしまったり、人が増えるにつれて個性を活かしていくこととリーダー育成や役割の多様化に対応するのにとても苦労しました。

そんなときに「心理的安全性」という言葉を聞きます。
コレだ!と思いましたね。
自分のなかで言葉にできていなかった理想な形のように思えたし、そうそうそういうチームを目指してきたんだよ!と喉のつっかえがとれるような感覚になったのを覚えています。

認定講座を受講してみて

代表の島津さんとは実はその昔に出会っていたご縁がありました。
およそ15年以上前ですが、私が就活生、島津さんがスターツの役員で最終面接の面接官。結果スターツに入社することはなかったものの、「人が心がすべて」という理念の発信源のような存在に感じていました。
そんな選考過程でスターツのファンになっていた私は、弟をはじめとして知り合いに紹介しまくりました。幼馴染がその後入社し、今もがんばっています。

6期認定講座を受講することになり、中身は盛沢山なのにあっという間でしたね。体系立てて学べるだけでなく、すぐに現場で実践できる内容だったので早速自社に持って帰って実践しました。

その頃の会社の状況はというと、介護チームの月次MTGが数字を詰めるMTGになっていて、現場の士気が下がっているのがわかっていました。
アイデアが出てこない、怒られない為に仕事する。
上司は、出来ないのは甘いからだみたいな話でメンバーの出来ていないところをまた指摘する。という負の循環がありました。
まずは心理的安全性という概念をプレゼンして、こんなチームになりたいよね!という共通認識をつくるところからはじめ、
会議体を解体、再編してそれぞれに目的をもたせていきました。
自分もそうであったように、役職者も本当は、数字を詰めるだけの会議をやりたくなかったけど、多分それ以外のやり方がわからないということがわかりました。

半年ほど経過すると、指示待ち、怒られないように仕事するという空気が改善されてきて自走しはじめるようになってきました。

講座を運営する側に

その後ZENTechに加わることになり、自分が受講して実践にも繋げられた認定講座をより改良し、運営に携わることになりました。

受講生の方は、立場は様々ですが
「各組織、チームを良くしたい」
ということが共通項だと思います。

6期を受講し、7期8期と運営に携わっていくと、一人の発信から「心理的安全性」を組織のメンバーに浸透させるのは、簡単ではなく、色々な制約の中でもがいていらっしゃる方がほとんどだということがわかりました。

より一層、講座自体、ただアカデミックに知るだけでなくて、実践されて、本当の意味で心理的安全な場が増えていかないと意味がないなと考えるようになりました。

実践と振り返りの繰り返しを行うこと、受講生同士のコミュニケーションを充実させること、継続して学ぶことを再設計していき、この頃現在の計5回の講座の形が出来ていきました。

修了生コミュニティ「安全地帯」

この1年でまた大きく情勢も変わりましたが、現在のような正解を見出しにくい世界で、人事や経営幹部の方が制度構築やチームビルディングになかなか答えをみつけられなくなっていると思います。
また、そんな中で「心理的安全性」を高めていくといい!と気づいた方々が、何か行動を起こしていく場合に、まだまだ世の中はアウェイな環境も多いということも感じます。

安全地帯は、そのような環境で頑張る人たち、良い組織・チームを作りたいメンバーの味方でありたいと思っています。

普段会社ではアウェイなことも多いけど、1人じゃないんだ!とパワーチャージできる場所。そして、やり方や在り方を仲間から学びながら常にブラッシュアップできる場所。それが安全地帯です。

それぞれの方がそれぞれの戦場に戻って、「心理的安全性」を高める取り組みを働きかけ続けられる手助けになれたら。
これがZENTechの理念である「世界を全機現する」ことにつながるのではないかなと考えています。

最近修了生さんのインタビューをはじめました。
すぐに実践にうつされているお話を伺うなど、会社規模での取り組みに反映されている方も増えてきました。そういう声も当然嬉しいのですけど、小さなアクションもとてもうれしいですね。
その人なりの立場から実践は可能なので、立場は問わないんですよね。
管理職でない方だったり、組織に属さない方であったり、また、仕事だけでなく家族へのアプローチだったりと、いろんな場面で講座の学びは生きてくると感じます。

一人ひとりが主人公。
今後も、皆さんと一緒に学べることを楽しみにしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?