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CEO日記 2023年6月1日「トリリンガル」

6月に入りましたね。弊社は今日から2022年度下半期に入ります。当期の目標を達成すべく、頑張っていきたいと思います。

さて、表題のトリリンガルとは、母国語以外に2つの言語を話す人をいいます。何人かお会いしたことがありますが、ほとんどは欧米の方で、母語と体系が似ている言語、それに英語という方でした。

実は先日、私が通っている韓国語学校に若い女性が入学されました。話をうかがうと、中国の方で、日本企業で働いているそうです。少し話しただけでは、中国の方とは分かりません。普通に日本人と話しているような感覚です。

彼女は、韓流ドラマが大好きで、韓国語をきちんと学んだことはないが、独学でドラマのセリフを聞き取れるくらいにはなったと。いや、すごいです。私は、ニュースはなんとかなりますが、ドラマは難しいです。耳でセリフを聞くよりも、目が字幕を追ってしまいます。

そんな彼女は、きちんと韓国語を勉強したいと入学されました。授業では、文法要素確認のため、韓国語の文章を日本語に訳すことが多々あります。そんなとき、彼女は韓国語→中国語→日本語で考えているのかと思いましたが、そうではないようです。

韓国語は日本で学ぶようになったので、韓国語を訳すときは日本語で考えるそうです。これって、私が韓国で中国語を習い、中国語を韓国語で考えることと一緒ですよね。改めて、すごいです。

以前、人類学者の方に話を聞いたとき、女性は古来から集団内で協力して子育てしたり、家事をしたりしなければならなかったので、言語でのコミニュケーション能力が男性よりも高くなった、というような話を聞きました。

もしかしたら、彼女がトリリンガルである背景には、そんな特性が影響を与えてるのかもしれませんね。

ちなみに、私以外は全員女性の弊社は、クワドリンガルです。イギリス留学、フランス留学の経験者がいますので、私を含めると4ヶ国語に対応可能となります。提携スタッフには、アメリカ人の文学者、在日韓国人のライターの方もいます。これに中国語とスペイン語を話せる社員が加われば、世界中の人々とお仕事ができるはず、、、です。


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