見出し画像

静かな湖面、反射する朝陽。子供も大人も楽しめる美笛キャンプ場(道央・7月)

先日美笛キャンプ場に行ってきました。
札幌から約70キロ。支笏湖から洞爺湖方面に抜ける国道276号線の湖岸終点付近にあります。

この日は日曜日、翌日が平日であることもあり土日宿泊者のチェックアウト11時付近を目安に現地に向かいました。

美笛キャンプ場は国道から小道に入ること、数キロ車で走った先にあります。未舗装路の森の中、遠くに鹿の親子を見ることもあるそんな林道です。

キャンプ場入り口付近にある看板に「満場」の看板があっても気にしない。翌日平日なんだから入れないはずないでしょ、とばかりに看板横を通って入り口に向かう。

入り口付近まで到着、8台ほど車が列をなしているのが見える。美笛のチェックインが7時なので、受付待ちでもない限り待つことはないはず。少々嫌な予感がしながらも車を止め受付に様子を見ることに。

どうやら、本当に満場だったようです。千歳市の管理下のモラップキャンプ場でも、コロナ禍での人数制限で350人しか入れないと聞いたので、美笛でも同様の対応がとられている様子。

11時チェックアウト組の様子を見ながら、少しずつ入場させているとのこと。特に本日は晴天の日曜日ということもあり、デイキャンプで時間延長している人も多数。翌日が平日でもこの混み具合。やきもきが止まらない。

後日談ですが、7月の4連休初日、同じ支笏湖のモラップキャンプ場は当日朝6時に並んだ人でも入ることができなかったようです。
遅るべき支笏湖のキャンプ場。

ちなみに私は夜中1時にモラップに到着し5歳の娘と車中泊で待機、整理券5番でした。1番じゃないのかよ、と。その日は20数組しか入れていない様子でした。

結局、1時間ほど待ち、入ることができました。
美笛は車単位での受付なので、グルキャンで先に一台入っていたとしても二台目の到着が遅れれば入れるとは限りません。

コロナ禍でもあり結構シビアな印象です。入場する人は台数制限の可能性を前提に全員が余裕を持って来る方が良さそうです。

さて、美笛キャンプ場に入ることができたので、後はどこに設営するか、ということなんですが、キャンプ場のエリアは大きく分けて三つ(独断)

画像1

センターハウス付近の林間地帯。(上の左の建物がセンターハウス、下が林間サイト)雰囲気悪くありません。洗い場、お手洗い、センターハウス近いのでアクセス考えるとここも良い。

画像2

そして、ちょっと離れる美笛川よりのサイト、川の流れる音が聞けます。川には近づくことができません。センターハウスは遠いものの洗い場やトイレは比較的近くにあります。(上画像右手奥あたり)

最後三つ目が一番人気の湖畔の砂地サイト。

画像3

真夏の晴天であれば、考えなしで湖畔サイトに直行です。今回は2家族の子連れ、水遊びをしたいということもあったので湖面前ではありませんでしたが湖畔サイトにテントを設営しました。

画像4

ちなみに湖畔サイトも美笛川よりの右側、真ん中、左側と三つに分けることができます。おすすめ順は、左→真ん中→右です。

左側は砂浜の奥行がテント1サイト分しかないので、真後ろにテントを張られることがありません。落ち着いて過ごすことができ、プライベート感があります。

画像5

車を小道手前において、抜けた先にテントを建てることになります。

真ん中はスペースさえあればガンガンテントが増えていきます。でも湖畔前なので贅沢は言えません。

個人的におすすめできないのは美笛川よりの右側です。川近くということもあり、夜はカエルの鳴き声が聞こえます。砂浜というよりは泥浜と言えそうな感じで、子供が水遊びするにもやや不便な印象です。

ちなみに私たちは真ん中右よりでしたが、それでもそれなりにカエルの鳴き声は聞こえてきました。

画像6

画像7

湖畔前は波の音が聴けるのが良い.永遠にここにいたいと思う。子供達が勝手に遊んでくれるのはモラップと同じ。

画像からでも石が見えるくらいにとても透明度が高くて、とてもクリーン。淡水なので海と違いシャワーを浴びず寝ることもしばしば。

・・とはいっても、今回は0歳児が二人いたので、センターハウス内にあるコインシャワーでしっかり汗を落としました。コインシャワー、コインランドリーがあるのがモラップにはない美笛の良いところ。

画像8

今回は静かで雲のない夜でした。モラップは夕陽、美笛は朝陽。星がよく見える夜でしたが、朝陽に向けて寝ることに。

・・さて、早く起きすぎました。なぜなら。

画像9

蹴り起こされたから。程よく共感も得られたんですが、もしかしたら日の出1時間半前に起きるのは良かったかもしれません。
橙、黄、青のグラデーションがとても綺麗でした。

画像10

朝陽です。湖面が穏やかで綺麗だった。1時間前と比べると空はしっかりしらんでます。私は日の出直前の方が好きかもしれませんね。

下は三日目の朝陽です。

画像11

曇っていたんですけど、二日目とは一転、雲に当たる陽の光が空をおもしろく彩ってくれました。

二泊三日はあっという間です。三日目の午前は天気が良かったので、そうそうにデイを追加してさらにのんびり過ごしました。午後2時を過ぎるまでは。

2時を過ぎた頃から、突然の雷雨。全く予想だにしない展開に最後は疲れちゃいましたけど、とても満足のいく三日間でした。

週末に入ることはとても難しい美笛ですけれど、連休を外し休みをとって来る価値は十分あります。最悪入れなければ、モラップに切り替えたり、仲洞爺まで足を伸ばせば良いのです。

週末で家族で行こうとすると、結果的に入れなかった時、とてーも白い目で見られる可能性があるのでおすすめはしませんが、とてもおすすめできるキャンプ場ですのでぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

(料金等諸情報リンク切れ)美笛キャンプ場ホームページ

注)2021年7月18日時点の情報です。

「なんか、いいな」と思ったら右下のハートマークをタップ頂けたら嬉しいです。

画像12


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?