確実に万事受けではないけれど『メキシコ麻薬戦争: アメリカ大陸を引き裂く「犯罪者」たちの叛乱』をオススメしますよ
自身の無知と無力を痛感するための一冊
煩悶するための推薦図書
安くない単行本の上にそこそこ分厚いので、興味本位で手に取るときっと途中で飽きること請け合い。繊細だと自覚のある人にいたっては、高確率で体調不良を起こすでしょう。
けれど、苦悩することもひとつの権利だと思うので、知らない場所で起こり続けている「現実」をこの一冊で知って欲しい。そして、苦しんで欲しい。
目の前にある日常以外の「世界」はとても不公平で理不尽で、何より人間が人間自身が想像しているよりもずっとずっと残酷な生き物である「事実」を。
もうひとつ。戦争するには「広告」が大事なんだな、と痛感したい人はこちらももどうぞ。
ちなみにどちらもKindle化をリクエスト中。ただ、一向にその気配がないので、奇特な人は是非ご協力を。
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