言葉にすれば心がラクになる

「言葉にすれば『悩み』は消える 言語化の魔力」樺沢紫苑先生著

自分を整える日

昨日は仕事でした、私は週に3回オープン就労で、介護施設で働いています。

昨日は、利用者さんとも職員さんともうまくコミュニケーションが取れて、いい感じで働くことができました。去年の9月から働き始めた私。私が信頼している職員さんから、
「もうベテランさんやなあ」
と言っていただき嬉しかったです。

家に帰ってからは、部屋の掃除を頑張りました。すごく散らかった部屋をかたづけて、拭き掃除などもして、スッキリ!

掃除の後は、読書タイム。「鋼の自己肯定感」を読みました。アラン・コーエン認定のライフコーチで、シリコンバレーで22年間働いておられる、宮崎直子さんの書かれた本です。すごく面白い!まだ途中まで読んでいないのですが、気づきと学びがたくさんあります。「ありのままの自分を受け入れて、認めて、愛する」ことの大切さが書かれています。読み終えたら、「鋼の自己肯定感」で学んだこともブログでシェアしたいです。

私も会員のアウトプット型のピアサポート団体、ピアサンクスで12月11日に東京で、宮崎直さんの講演会をプロデュースすることになりました。書籍付きで2000円。書籍なしで1000円ととても手ごろな値段で、お話を聴くことができます。オンラインでも視聴できます。興味があれば、ググってみてください。私はオンラインで参加します。ワクワクしています。

そんなこんなで、昨日は部屋の掃除をして、学んで、自分を整える1日を過ごしました。


言葉にすれば悩みは消える

樺沢紫苑先生は、「アウトプット大全」という本も書かれています。アウトプットする、言語化することが大切だと書いておられます。「言葉にすれば悩みは消える」とおっしゃっています。樺沢先生のおっしゃっている「言語化」についてまとめてみたいです。


1 言語化の凄いメリット

心の中のもやもやを言葉にできると、心がスッキリします。逆に「誰にも言えない」「誰にも相談できない」など人に「話せないことは、大きなストレス」になります。話せない。話さない。悩みを自分の心だけにとどめると、それはすごく大きなストレスになります。逆を言えば、言葉にするだけで、ストレスは抜けていくのです。

また言語化によって、「漠然とした悩み」を見える化して、自己分析することができます。そこから、自分で解決法を見つける人も多いのです。
 

2 書いて話せば脳が軽くなる

悩んでいる時は、「あーどうしよう」「なんでこんなことに」「どうしたらいいんだ」と同じ悩みがぐるぐると浮かび、頭の中が混乱します。

脳の中で同時に処理できる情報は、3つまでと言われています。頭の中にトレイが3つあるとイメージするとわかりやすいかもしれません。この作業領域の事を「ワーキングメモリ」と言います。

頭の中だけで悩みを解決しようとすると、ワーキングメモリが満杯になり、堂々巡りして、思考は「停滞・停止」してしまいます。逆に言えば、堂々巡りを抜けられれば、悩みは、解消できます。

どうすれば、堂々巡りを抜けられるのか?その解決方法が「言語化」です。自分の思っていることを「書く」「話す」と言ことが「言語化」です。

悩み事、考え事をノートに書き出す。To Do リストやタスクリストを書き出す。スケジュール長に予定を書き出す。とりあえず「メモ」する。そうすれば、脳は軽くなり、気分がスッキリします。

自分の頭の中にある「モヤモヤ」を言葉にして吐き出していく。「想い=思い」が言葉になること。言葉にすることが言語化です。それによって、「悩みが解消」し「癒し」が実現するのです。

「言葉にする」ことで、悩みの9割は解消します。そして「言葉にする」ことで「癒し」が実現するのです。


3共感で心が軽くなる

言語化(アウトプット)して、外化することによって、その情報は初めて他人と共有することができます。

人に話せない。誰にも相談できない。ずっと一人で我慢してきた。辛いのに、誰も理解してくれない。こうした「つながり」が乏しい「孤独」な環境が「苦しい」「つらい」を何倍にも増幅していきます。

「共感される」と安心し、心が軽くなります。それはなぜでしょう?お互いに心が通じ合ったと思った瞬間、つまり「共感」が生まれた時にオキシトシンが分泌されます。オキシトシンは「幸福物質」とも呼ばれて、人と交流して、「楽しい」「幸せ」「癒される」と感じる時に分泌されます。

信頼できる人間関係、安心感のある関係の中で、オキシトシンはたくさん分泌されます。

「悩み」を言語化して話すだけ。それが共有され共感されると、癒しになります。「癒しのメカニズム」が働くのです。


ゼロ秒思考のメモ書きとアクティブリスニングとブログ

今日、悩みを「言語化」することを学んで、「あ、私けっこうこれできているな」と思いました。

今年の3月から、毎朝Clubhouseでシモトリマコトさんがやっておられるゼロ秒思考のメモ書きのルームに入って、メモ書きをしています。タイトルを決めて、自分の頭の中にあることを1分間で、紙に書き出していくのです。どんどんアウトプットするのです。このメモ書きをすることによって、「悩み」「考え」が堂々巡りすることがなくなりました。

ゼロ秒思考のメモ書きのルームに入ってから、アクティブリスニングの事も知り、学んでいます。こちらは、Kyoko Iwataさんのルームに入ったり、赤羽雄二先生の「自己満足ではない徹底的に『聞く』技術」という本を読んで学んでいます。Kyoko IwataさんのルームでKyokoさんに共感して話を聴いてもらうと、すごく心が落ち着きます。自分も人の話を『徹底的に聞く』ことができるに目下修行中です。

そして、ブログ。ほぼ毎日ブログをアップするようになって約9か月になります。これが、自分の心と対話する時間になって、私のメンタルをとても安定させてくれています。

私は統合失調症です。それを実生活でも、ブログでも自己開示しています。ときどき、「自分も統合失調症だ」「家族が統合失調症だ」という方からコメントをもらったりして、返信させてもらっています。そういう方に、私のブログが届くのは、とても嬉しいことです。励みになります。

最近は、メッセンジャーやLINEで、友達や知り合いの方に、アップしたブログを送っています。ブログの押し売りです(笑)。読んで下さった知り合いの方や友達から、ポジティブフィードバックをもらえて、これまた励みになります。

強がりなんかじゃなく、「統合失調症になってよかった」と今は思います。健常者のままだったら見えなかった景色が見えるようになり、考え方も変わりました。繋がれなかった人たちと繋がるようになりました。

これからも私は、統合失調症と共に生きていきます。そして発信していきます。

長くなりました。最後まで読んで下さって、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?