やれることをやれる範囲でやっていく

「言葉にすれば『悩み』は消える 言語化の魔力」 樺沢紫苑先生著
「鋼の自己肯定感」 宮崎直子先生著

英語のMeet up とピアサンクス

昨日は午前中はClubhouseに入ったり、読書をしたりして過ごしました。シリコンバレー在住の宮崎直子先生の「鋼の自己肯定感」を読みました。「自己肯定感が高いとは、ありのままの自分を”無条件で”受け入れ愛している状態」と、宮崎さんは書いておられます。「どんな自分でも受け入れて、愛する」「自分が自分の大親友になる」ということを書いておられます。すごくいい本ですまた、ブログで、「鋼の自己肯定感」については詳しく書きたいと思います。

夕方は、西院のLAUNDRY CAFEであった英語のMeet upのイベントに参加してきました。イギリスやイスラエルからのツーリストの方や、京都で働いているアメリカ人の方と英語で対話しました。すごく楽しかったです。

家に帰ってからは、ピアサポート団体のピアサンクスのタウンミーティングに参加しました。ピアサンクスは、「お互いさまをあたりまえに」、「心の傷がスキルになる」というコンセプトのアウトプット型のピアサポート団体です。

12月11日に原宿で、宮崎直子さんの講演会をピアサンクスで企画しています。原宿である講演会、オンライン配信もあります。「鋼の自己肯定感」の本とセットで2500円。講演会だけだと1000円ととてもお得な講演会です。昨日はその打ち合わせや、来年のイベントの企画などを話しました。

ピアサンクスの会員には、私と同じ統合失調症の方や、鬱病を経験した方や、そういう人たちをサポートしている方がいます。みんなで作り上げていく団体です。なんだか学園祭のようで、とても楽しいです。よければ、ホームページをご覧ください。



変えられる部分、自分ができることからやっていく

さてさて、樺沢先生の「言葉にすれば『悩み』は消える 言語化の魔力」で学んでいきたいと思います。

前回のブログで、「行動化」することで悩みは解消されるということについて書きました。でも、自分には「できない」と思ってしまうこともあると思います。

例えば、庭に巨大な石が1個、小さな石が10個転がっているとします。それらの石を取り除きたいと思った場合、ほとんどの人は、「巨大な石」に注目してしまいます。「あーどうしよう。出来ない」と精神エネルギーを消耗してしまいます。でも、まず小さな石を1個ずつ取り除いていけばいいのです。

巨大な石は、コントロール不能な課題。
小さな石は、コントロール可能な課題。
まずは、変えられる部分、自分ができることからやっていく。小さな石は簡単に取り除けるのですから、そこから始めればいいのです。

自分が直面する「問題」「悩み」に関連して、今できることは必ずあるのです。


やれることを、やれる範囲でやっていく

大前提として、やれないことを行動化することはできません。あくまでも、やれることを行動化していくしかありません。しかし、多くの人は行動できません。それは、行動の単位や目標が大きすぎるからです。

大きな目標を小さく分割して行動しやすくする。行動化を進めるための基本中の基本です。

やれることを目標にしている人は、「今日もできた」と確実に成功体験を積み上げることができ、自己肯定感も高まります。

やれることを、やれる範囲でやっていく。それだけで、一歩ずつ前に進めるので、停滞・停止から脱出できます。無理しなくても「やれること」を徐々に大きくし、増やしていけばいいのです。

行動を起こせば、不安は収まります。何もしなければ、不安、恐怖は強まります。これが脳の仕組みです。行動すると不安が消える。そして、悩みも解消します。


未来の不安を消す言葉

過去にとらわれる人がいる一方で、「未来」にとらわれ不安になる人も多いです。「未来」から「今」にチューニングする言葉があります。

「そうならないために、今できることは?」
②「今日できることは?」
③「自分ができることは?」

例えば、「認知症になったらどうしよう?」という不安や悩みがあったとします。運動で認知症予防ができるので、「毎日15分の朝散歩を続けていこう」という風に、自分が今できることを行動し、実行していけばいいのです。行動しないから不安になるのです。


高すぎる目標設定をしてしまう私

今日の「やれることを、やれる範囲でやっていく」という個所は、とても響きました。私は、高すぎる目標設定をしてしまう傾向があるのです。

「巨大な石」を見て、「できない」と思って落ち込んでしまうことが多々あります。

例えば、私は今、ダイエットに取り組んでいるのですが、「15キロ痩せる!」と言った風に、すごく高い目標を設定してしまいます。樺沢先生は、「月に500g痩せるといった、実行可能な目標設定をすればいい」と、YouTubeで話しておられました。なるほど、それなら、実行可能で、達成することも可能です。達成することができれば、自己肯定感も上がります。

私だけでなく、メンタルの疾患を抱えている人の多くが、高すぎる目標設定をしてしまっているのではないでしょうか?

「巨大な石」に注目して、「できない」と落ち込むのではなく、「小さな石」を動かすことからやってみる。「やれることを、やれる範囲でやっていく」。そうすれば、行動することができ、悩みも解消されていくのではないでしょうか?

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


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