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青春を思い出させてくれる人

noteでアーティスト名を伏せていたけど、私がずっと応援している、私のスーパーヒーローは、「さくらしめじ」っていいます。今年、高校を卒業した大学生フォークデュオです。髙田彪我(たかだひょうが)くんと田中雅功(たなかがく)くん、2人でギターを弾きながらうたっています。

一言で紹介するのはあまりにも難しいと思うくらい私にとってはどこもかしこも尊敬するところばかりで、大好きでは足りないくらいに好きな人たちなので..

はじめましての方はまず、曲を聴いてみて欲しいです。

https://open.spotify.com/artist/4GEJn9D9CbxI4UV8zQHxCY?si=UQf-JxTVSlCDrmTC0ghpQQ

そんな2人の話と、主に私の学生時代の話をします。

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私は学生時代、吹奏楽部でトランペットを吹いていました🎺
ものすっごく厳しくてハードで、精神的にも体力的にも本当にキツかった。

悔しいことなんて数えきれないくらい沢山あって、厳しすぎる練習や先生、とにかく辛くて部活中は気持ちを押し殺して我慢した分、帰り道や家でわんわん泣いた。
でもどんなに辛くてもそれ以上に楽しい気持ちの方が大きくて何より音楽が大好きな気持ちが強くて、1度も辞めたいって言わなかったし思わなかった。


母に「そんなに辛いなら辞める?辞めていいんだよ?」って心配されても、「辞めない!!!やりたい!!!」って言いながら泣いてた。(笑)

さくらしめじを見てると、その時のことを不意に想い出す。2人の今の活動と私の吹部時代なんて規模が違いすぎて重ねて見るのはすごく失礼かもしれないけど、

彪我くんの「単純に活動が楽しい、音楽を作ったりみんなの前で演奏したり雅功と合わせるのが楽しい」って言葉や、雅功くんの「もちろんキツいなっていうのはあるけど、そのキツいは楽しいの中にあるキツいだから、楽しくないやりたくないと思ったことはない」

って言葉が私には抱きしめたくなるくらいよくわかった。

時々、学生が普通に経験している遊び、恋愛、部活、バイト、勉強。
彪我くんと雅功くんはきっとなかなかできてないんだろうな、色んなことを諦めたり我慢してきたりしたんだろうなって、さくらしめじでいてくれてすごくすごく嬉しいのに、2人は本当に幸せなのかな?普通の男の子になりたいって一瞬でも思ったことがあるんじゃないかなって考えてしまう時があった。


私も学生時代は毎日部活部活で、1番大きな行事だった夏のコンクールに向けての練習で夏休みなんて無くて、友達とも遊べなかったし、課題に手をつける時間すらなかなか作れなかったからそのあたりも状況が重なった。

だけど私はそれでも吹部でトランペットを吹く道を選んだ。たしかに遊びたい気持ちはあったし夏休みも欲しかった、でもそっちがいいって自分で決めてたんだよね。
きっと2人も自分でさくらしめじでいたいと思ったからこの道を選び続けてくれているんだよね。

私は好きな音楽を仕事にしようってところまでいかなかったけど、音を奏でる楽しさも届ける喜びも知ってる。
結果が出なければどうしようもなく悔しくて、人生初の過呼吸になるまで泣いたこともあった。
逆に演奏を聴いてくれた人が涙ながらに伝えてくれた「良かったよ」「感動しました」の言葉はこっちが泣きたくなるほど嬉しかった。こんな私でも誰かの心に届けられるものがあるんだ..って思った。

当時の私はちゃんと周りのありがたみに気づけていたのかわからないけど、あの時本気で向き合っていた分、活動を支えてくれてた人たちや演奏を聴いてくれてた人たち、そして一緒に奏でた部活のみんなの言葉や顔はよく覚えてる。

夏のコンクールだけじゃなくて、定期演奏会や小さなコンサートを沢山やったけど、手を抜けるようなステージなんて1つもなくて、どんな時も本番前は吐きそうなくらい緊張してた。
そのドキドキがわかるからこそ、さくらしめじのライブやイベント前は楽しみの気持ちにプラスして観てる側の私まで自分のことみたいに、おかしいくらいに緊張してしまう(笑)

私の学校の吹部では演奏にちょっとしたダンスや歌を取り入れたり、マーチングもやり出すような部活で、新しいことに挑戦することの緊張感や難しさ、もちろんワクワクやドキドキの気持ちもわかるから、2人が新しいことに挑戦してくれる度にそこに2人がかけた時間や想いすら愛しくなった。

きっと私がその時経験してきたどれも、彪我くんと雅功くんも同じなんじゃないかなぁって勝手に思って、プロとして活動しているさくらしめじと、ただ部活に打ち込んでた私とでは全然違うけど、それでも私にはこういう過去があったから、その時の辛くて苦しくて、でもどこか心地よくてキラキラした日々を思い出させてくれるさくらしめじに惹かれてしまうのかもしれない。


私にとっての青春は、あの学生時代の吹部で終わったんだって、大人になったら青春ってもう無いんだって思ってた。
けど違ったみたいです。青春に年齢も色も形も関係なくて、青春は終わらないものだってさくらしめじの2人が教えてくれました。私はさくらしめじのライブを観ていると、いつだって青春を感じられます。

そんな2人が見えないところでどれだけ努力してきたかとか、悔しい気持ちも緊張も感謝を伝えてくれるその想いも全部全部わかった気になるんじゃなくて、本気でわかりたいし受け止めたいって思う。

やっぱり音楽っていいな、好きだなって思わせてくれて、音楽で沢山助けてくれたさくらしめじの夢、彪我くん雅功くんがそれぞれ願うそのどれも、絶対叶ってほしいって心から思います。
それを叶えるために私にできること。
うーん、無いかもしれない。
2人のファンとして私がいる意味。
それすら無いのかも。
必要とされてるからここにいるわけじゃないし、私が勝手に好きになって勝手に応援してるだけだから。2人のためにできることなんて、本当に、悲しくなるくらい無いんです。

けど、吹部時代聴いてくれた人からの感想や「ありがとう」の言葉でどれだけ気持ちが救われたか、やってて良かったって思ったか、名前も知らない人たちの言葉すらすごく大きかった。それをしっかり思い出したから

これからもさくらしめじの歌の大好きなところ、かっこいいところ、キラキラして眩しかった話、2人の歌や笑顔、言葉に何度も何度も救われてるんだよってことも、沢山のありがとうや大好きを私もいっぱいいっぱい彪我くんと雅功くんに教えていきたいな、伝えていきたいなって思いました。

そして、私みたいにさくらしめじに出会って、2人に助けられて、救われた!元気になった!勇気をもらった!笑顔になった!って人が沢山沢山増えますように💐


11月24日。今日は髙田彪我くんと田中雅功くんが「ガク&ヒョウガ」から「さくらしめじ」になって6周年の日です。ここまで歩み続けてくれていることに感謝の気持ちでいっぱい。彪我くんと雅功くんが1番幸せになってほしいな。ずっとずっと応援していけますように。

🌸さくらしめじになった日🍄おめでとう。

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