見出し画像

新型コロナの感染率と死亡率について

新型コロナウイルスの弱毒化と感染率

新型コロナウイルスも第三波となって、ようやく情報が出揃ってきた感じはあるが、まだまだわからないことも多い。でも、希望の兆しとは言えないまでも、まあ、ここまでやっておけば大丈夫であろう、という基準のようなものは、見えてきつつある。

さて、それで、私は以前から、この新型コロナウイルスは、間違いなく弱毒化するに違いないと言っていたが、それが現実のものとなってきた。ただ、弱毒化するゆえに、自動的に感染者も第三波に乗って、爆発的に増えてきた。

「じつは第1波のころと比べると、死亡率は5分の1程度に低下しています。個々の症例によって一概には言えませんが、数字だけを見れば5人のうち4人、今なら助けられた命があるかもしれないということです」

ただ、日本では実際、それほどでもないが、海外では深刻と受け止められるレベルみたいだ。一日の感染者数が、ゼロの単位が、下手をすると二つくらい違う。日本で百人単位でも、海外では万単位だったりする。

これは、ウイルスの株の種類自体が異なっていたりするので、一概に同じ新型コロナと言えないレベルだったりする。まあ、それでも新型コロナには違いないが。

新型コロナウイルスに対する今後の注意点

これから年末に向かって、本来であればクリスマスの浮かれた気分になるのであろうが、今年はそうもいかない。それでも、街なかではクリスマスソングが流れているところもある。例年と違うのは、皆がマスクをしているということである。

これから空気が乾燥する季節になり、通常であればインフルエンザも流行る時期ではあるが、どうだろうか?新型コロナとインフルエンザ、どちらにしても、皆がマスクをしているので、感染率は、例年よりは低い数字となるだろう。

上記リンクの記事で注目に値するのは、2つ目の記事のこの部分だ。

中国・武漢の新型コロナ重症患者の約50%がインフルエンザにも感染していたとする海外の研究結果があるのです。

ホントかよ、というような記事ではあるが、まあ、要するに、なんらかの病気になっている人は、新型コロナで重症化しやすいということだから、今までと、気をつけることはなんら変わりはない。

時期的には、年末からお正月の頃には、第三波はだいぶ下火になってきているだろうが、自宅にいることが多くなるし、いわゆる保存食系の食事が多くなると思うので、特にお年寄りは、「お餅を喉につまらせることによる窒息死」に気をつけたほうが良い。新型コロナばかり気にして、結果、お餅を喉につまらせて死んでしまったら、とても残念な気がするからだ。

お餅という食べ物は、最近はあまり売れていないんだろうな、と思うのだが、今年はそうでもないんじゃないかと思う。家に籠もっているときには、ちょうどいい食べ物だったりするからだ。都心部とかではウーバーイーツなどの宅配ビジネスが繁盛するだろうが、地方ではそうでもないだろう。そうすると、お餅に気をつけたほうが良いかもしれない。少なくとも、私だったらそんなことで死にたくはない。それだけだ。

新型コロナの感染率と死亡率

さて、本題の新型コロナの感染率と死亡率だが、ウイルス自体の弱毒化に伴い、広く薄く、ウイルスは世の中に浸透していく。だからこそ、感染力は増大する方向性へと変異する。これは、「生物の進化の方向性」の問題だ。

おそらく、一年ほどしたら、ウイルス自体はさらに弱毒化しているだろうが、感染力は今よりも増大している可能性はある。これは、ゴキブリと同じだと思えばいい。

ゴキブリは、殺虫剤をかけても死なないものまでいるという。耐性ができているのだ。これは、ゴキブリの進化である。一節によれば、ゴキブリは、たとえ地球が放射能まみれの星になったとしても、普通に生きているほどの生命力があるらしい。

こういう性質は、下等生物になればなるほど顕著だ。だから、ゴキブリよりもウイルスや細菌の方が、生物学的に分類すると下等になるので、その生命力は強い。したがって、新型コロナも、時間の問題で「弱毒化」はすれど、「弱体化」はしないで、「感染力」は増す、という結果になるであろう。それが、生物の進化の方向性であるのだから。

そして、感染力は増大すれど、死亡率は低下していくに違いない。数十年後には、ああ、2020年にそんな病気もあったね、というくらいになっていたらいいな、というのが、最も好意的な希望的観測である。

最後に、過去に書いた新型コロナ関連の記事をまとめておく。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?