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冬のスキンケアに正解はあるの?!

乾燥肌対策を根本から考える

「冬になると、どうしても肌がいつもより乾燥する…」これは年代、性別、肌タイプに関わらず、誰もが抱えるお悩みですよね。

ではどうして冬の肌は乾燥してしまうのでしょうか。どうすれば乾燥肌のお悩みから逃れられるのでしょうか。今回は冬の乾燥肌の原因からひも解き、対策に役立つスキンケアをご紹介します!


冬の肌を乾燥させるさまざまな原因

冬になると肌が乾燥してしまうのは、おもに寒くて乾燥している冬の気候のせい。でも毎日の生活習慣が原因になっていることも…。

空気の乾燥

冬は一年でいちばん空気中の湿度が低く、乾燥する季節。外的刺激から守る「バリア機能」が低下している肌は、その影響をまともに受けてしまいます。

https://coop-whitening.jp/bihakugoyomi/201910.html 年間湿度グラフ

血流低下による乾燥

寒いと血管が収縮して血流が悪くなり、乾燥を防ぐ皮脂の分泌が少なくなります。また肌が生まれ変わるサイクル「ターンオーバー」も乱れがちになるので、「バリア機能」が低下して、乾燥しやすくなります。

エアコンによる乾燥

エアコンが効いた部屋は湿度が下がり、肌の水分が奪われやすい環境に。さらにエアコンの風が直接肌に当たると「肌のバリア機能」にダメージを与え、さらに乾燥しやすくなります。

https://www.daikin.co.jp/air/life/laboratory/dry/ エアコン使用時の湿度 【参考】
1月23日発表「湿度に関する意識と実態に関する調査」
株式会社ネオマーケティング/500人(全国男女・20歳~69歳)

お風呂上がりの乾燥

冬の長風呂って最高!でも熱いお湯が皮脂を溶かして、肌は乾燥しやすくなります。お風呂上りのスキンケアを怠ると、たちまち肌は乾燥していきます。

ストレスによる乾燥

睡眠不足や暴飲暴食など、生活リズムが乱れからくるストレスによって、皮脂の分泌量が減ったり、血行が悪くなったりすることも。これも肌を乾燥させる原因になっています。

乾燥が招く、さらなる冬の肌トラブル

敏感肌

肌が乾燥しているということは「肌のバリア機能」が低下しているということ。「バリア機能」が低下すると外的刺激に敏感になるので、トラブルを起こしやすい敏感肌になります。

肌荒れ

肌荒れに関しても同じです。乾燥した肌、つまり「バリア機能」が低下した肌をそのままにしておくと、刺激を受けやすくなり、ガサガサ、ごわごわ、ブツブツなど肌荒れの原因になってしまいます。

冬の肌トラブルをケアするのは肌自身の「バリア機能」!

肌が乾燥しているから保湿を…と、化粧水をたっぷり使ってみたり、油分の多いクリームに変えてみたり、オイルを足してみたり。いろいろなスキンケアを試してみても、冬の乾燥肌や敏感肌、肌荒れはなかなかケアできませんよね。

その理由は、「肌のバリア機能」を整えるスキンケアをしていないからです。

「バリア機能」が整った状態というのは、水分を含んだ角質層が「細胞間脂質」という天然の油分でしっかり密着して、その上を厚さ0.5ミクロンの薄い皮脂膜が覆っていることをいいます。

バリア機能

いくらスキンケアで水分を与えても、油分の膜をつくっても、「細胞間脂質」で角質層をぴたっと密着させなければ、角質層はすぐに隙間だらけに。

乾燥しやすく、外的刺激の影響も受けやすくなってしまいます。
「バリア機能」を整えて冬の乾燥を防ぐためには、「細胞間脂質」を補うためにセラミドが配合された化粧品でスキンケアを続けることが重要です。

「バリア機能」を整えて、冬も乾燥しにくい肌へ
 
乾燥など、冬の肌トラブルをケアするために必要だったのは、やみくもに保湿をすることではなく、肌が必要としている成分を与えて、肌自身の「バリア機能」を整えてあげることでした。 深刻な冬のダメージを防ぐことは、花粉などの外的刺激が増えて肌が不安定になりがちな春への備えにもなります。


hadamagu



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