肌荒れさんさん

肌荒れさんさん

最近の記事

⭐セラミド含む細胞間脂質、天然保湿因子について

●セラミドを含む細胞間脂質 セラミドは細胞間脂質の1種。 他にもコレステロールや脂肪酸がバランスよく 存在することで、肌のバリア機能を保持する。 細胞間脂質は弱酸性下で顆粒細胞から盛んに産生促進されます。 セラミド単体で塗布しても効果は 薄いです☝️ 化粧品などで取り入れる場合は、 セラミド・コレステロール・脂肪酸を バランスよく配合したものがベストです👏 細胞間脂質が減少する原因としては、 加齢・皮膚疾患(アトピー性皮膚炎など)があります。(表1) ・バリア機能

    • ⭐ステロイド外用薬の副作用

      まずステロイド外用薬の副作用についておさらいしてみましょう。 以上のように言われています。 ほとんどの副作用はステロイド外用を中止することにより症状が収まると言われています(可逆性の副作用) ただし、皮膚線条においては 不可逆性の副作用で跡となり残り続けます。 医療用のリドメックスコーワ軟膏(ミディアムランク、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)の臨床薬理試験の副作用調査において皮膚の厚さが… ●外用2週目あたりから基剤と比べ有意に減少、6週目が最大。 ●6週目

      • ⭐皮膚異常(湿疹や乾燥など)がある洗顔時の注意点

        ●洗顔について 洗顔時のお湯の適温は【32〜35℃】と言われております。 35℃と42℃の湯温において洗顔を行う実験で、35℃の湯温で洗顔した方が角層水分量および角層のセラミド量(皮膚表面〜4μm部分)の減少が少なかったという結果もあります。 湯温が高い洗顔で角層水分量・セラミドの減少が問題となるだけではありません。 湿疹がある場合は、湯温が高いと火照りとなり 痒みの増悪、炎症を悪化させることにも繋がります。 また、洗顔する際の洗浄剤の泡立てにも注意が必要となります

        • 📝●ヒルドイド® クリームを 1 日 2 回、7 日間使用すると、バリア機能の回復が大幅に加速。角質層の水分量が増加。 ●皮膚の抗菌ペプチドの表皮mRNAの発現レベルも大幅に増加。 との報告。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6663615/#!po=40.7895

        ⭐セラミド含む細胞間脂質、天然保湿因子について

        • ⭐ステロイド外用薬の副作用

        • ⭐皮膚異常(湿疹や乾燥など)がある洗顔時の注意点

        • 📝●ヒルドイド® クリームを 1 日 2 回、7 日間使用すると、バリア機能の回復が大幅に加速。角質層の水分量が増加。 ●皮膚の抗菌ペプチドの表皮mRNAの発現レベルも大幅に増加。 との報告。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6663615/#!po=40.7895

          📝ヒルドイドクリームが基礎発汗を増加させたという報告。 https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282752327828864

          📝ヒルドイドクリームが基礎発汗を増加させたという報告。 https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282752327828864

          📝抗原(アレルゲン)侵入予防効果は セラミド>ワセリン>ヘパリン類似物>尿素 の順に弱くなる。 ワセリンは塗り心地が悪い、 セラミドは高価で速効性で劣る、 尿素は亀裂・ビラン部で刺激がある ヒルドイド等は最初の選択肢 参考 ラジオNIKKEI「外用薬のエビデンス」

          📝抗原(アレルゲン)侵入予防効果は セラミド>ワセリン>ヘパリン類似物>尿素 の順に弱くなる。 ワセリンは塗り心地が悪い、 セラミドは高価で速効性で劣る、 尿素は亀裂・ビラン部で刺激がある ヒルドイド等は最初の選択肢 参考 ラジオNIKKEI「外用薬のエビデンス」

          📝ヘパリン類似物質を1週間以上1日2回塗ること大体8日目に角層の水分量に変化量のピークが見られたという報告。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/122/1/122_39/_article/-char/ja/

          📝ヘパリン類似物質を1週間以上1日2回塗ること大体8日目に角層の水分量に変化量のピークが見られたという報告。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/122/1/122_39/_article/-char/ja/

          📝ヘパリン類似物質を含むMPSクリームのメタ分析で「ワセリンや尿素より保湿効果が高い」&「皮膚のバリア機能を改善する」&「ワセリン並みに副作用が少ない」との報告。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8738087/#!po=13.9344

          📝ヘパリン類似物質を含むMPSクリームのメタ分析で「ワセリンや尿素より保湿効果が高い」&「皮膚のバリア機能を改善する」&「ワセリン並みに副作用が少ない」との報告。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8738087/#!po=13.9344

          📝保湿剤の効果に及ぼす入浴と塗布時期の関係 https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/121/7/121_1421/_article/-char/ja/#:~:text=%E8%A7%92%E5%B1%A4%E4%B8%AD%E6%B0%B4%E5%88%86%E9%87%8F%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%9A%E3%82%8C%E3%81%AE%E4%BF%9D%E6%B9%BF%E5%89%A4,%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E7%A4%BA%E5%94%86%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%EF%BC%8E

          📝保湿剤の効果に及ぼす入浴と塗布時期の関係 https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/121/7/121_1421/_article/-char/ja/#:~:text=%E8%A7%92%E5%B1%A4%E4%B8%AD%E6%B0%B4%E5%88%86%E9%87%8F%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%9A%E3%82%8C%E3%81%AE%E4%BF%9D%E6%B9%BF%E5%89%A4,%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E7%A4%BA%E5%94%86%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%EF%BC%8E

          ⭐️ヘパリン類似物質の効果的な使い方...

          ①お風呂上がり最低でも1時間以内には体に塗る ②各部位にあった適量を使う ③最低1週間は1日2回使い続ける ④冬場はまず油性クリーム(w/o) ①→入浴後直後と60分経過後に保湿剤を塗布した場合、数時間後の角層水分量に違いはないとの報告はあり🛀 焦らず準備をして保湿しましょう☺️ 乾燥があるときの入浴アドバイス… ●お風呂の温度は38-40℃(これでも体が火照って痒ければ温度をより下げる) ●ボディソープはしっかり泡立てて手洗いで ●入浴時間は20分ほどで済ませる

          ⭐️ヘパリン類似物質の効果的な使い方...

          ⭐湿疹・蕁麻疹の違い…

          👩‍🦰👱‍♂️ .。oO「蕁麻疹痒い!こんな時は塗り薬だね!」 蕁麻疹は真皮が原因。抗ヒスタミンの飲み薬が 有効。( 塗り薬は真皮まで浸透しづらい) 第一優先は飲み薬☝️(蕁麻疹診療ガイドライン)。 湿疹は表皮が原因。外用薬が有効。 使い分けが大事です。 市販の蕁麻疹の飲み薬は以下のようなものがあります。 購入の際は必ず登録販売者もしくは薬剤師の方に相談をしましょう。 二次的な湿疹(蕁麻疹を掻きむしったことによる湿疹)の治療にはステロイド外用薬などで対応する場合も

          ⭐湿疹・蕁麻疹の違い…

          ✎香料は接触皮膚炎の原因になる

          香料は化粧品原料の中で接触皮膚炎の頻度が高く(原因の30%)、皮膚のバリア機能が低下している場合はより起こりやすいと考えられます☝️ 接触皮膚炎を引き起こしやすいアレルゲンの中でも陽性率は高いとされております。 同じく陽性率の高いフラジオマイシン硫酸などに比べると、香料は化粧品や医薬品などに配合される頻度は高くなりますのでより注意が必要と考えられます。 特に粘膜部分や皮膚が薄い部分(粘膜)、皮膚病変部位(乾燥が強い、湿疹)に関しては経皮吸収が高くなりますので避けるべきだ

          ✎香料は接触皮膚炎の原因になる

          📝肌を低刺激洗浄剤で洗浄する利点

          📝角層からの【アミノ酸】の溶出量は 中性から弱酸性領域で少なく、 【細胞間脂質】は弱酸性から酸性領域で流出量が少なく角層中の残留量が多い 📝角層セラミド流出を考慮した【低刺激性のハンドウォッシュ】を20~40 代の【手荒れ】症状を有する敏感肌女性22 名に、使用中のハンドウォッシュに変えて、2 週間連用使用 手背の角層水分量が有意に上昇し,皮膚科専門医の判定では,皮膚の乾燥,鱗屑などの手荒れ症状が50% の被験者で改善との報告 📝高齢者皮膚に対する合成擬似セラミド含有

          📝肌を低刺激洗浄剤で洗浄する利点

          ⭐保湿剤で成分と同じように重要な「被覆性」・季節による使い分け…

          被覆性とは… 皮膚を保護して外部からの刺激や物質の侵入を阻止し、なおかつ皮膚からの水分蒸散を防ぐ性能。 剤型によって左右されるものである。 ヘパリン類似物質の剤型だと⬇のような感じに なります☝️ ベタつき=使用感 夏にベタつくのは嫌ですよね😓 その場合はよりさっぱりした剤型に変えるなど工夫もできます。 夏場は油分が多いと汗腺の詰まり・ほてりの原因になったりして痒みを引き起こしかねない場合もあります。(ただし、夏場でも乾燥が強い場合はw/o型など油分の多い剤型を使う

          ⭐保湿剤で成分と同じように重要な「被覆性」・季節による使い分け…

          ⭐ヘパリン類似保湿剤いろんな剤型⑤軟膏タイプ…

          特徴💁 ●医療用にはない剤型で市販薬限定。 ●皮膚保護力に優れており、皮膚刺激も少ない。 ●ノビが悪くベタつきやすい。 ●広範囲の部位よりも部分的な保湿に向いている。特に顔面の保湿(目元や口元)や手指の保湿に☝️

          ⭐ヘパリン類似保湿剤いろんな剤型⑤軟膏タイプ…

          ⭐ヘパリン類似物質保湿剤いろんな剤型④乳液タイプ…

          特徴💁 ●化粧水タイプで保湿力が物足りなければ、油分配合のこちらを使ってみるのも🙆‍♂。 ●多少粘度もあり、必要以上に使うことは少ない。 ●伸びがよい。脂性肌には不向き。(毛穴づまりを起こすかも)。 ●刺激が出やすい傾向。

          ⭐ヘパリン類似物質保湿剤いろんな剤型④乳液タイプ…