見出し画像

春、観葉植物の植え替えの季節です

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。
いよいよ、観葉植物の植え替えの季節がやってまいりました。今日は観葉植物の植え替えのお話です。

観葉植物を植え替えよう

購入した観葉植物をそのまま植え替えをせずに育てていらっしゃる方は案外多いものです。ひとまず1年はそのままでもどうにか育つものもありますが、その後もそのままでは、いずれ必ずトラブルが発生します。

私は、買ってきた観葉植物は、何はともあれひとまず植え替えることにしています。植え替えの理由の一つに、その観葉植物の雰囲気にあった鉢選びまでが観葉植物を購入した際の楽しみになっているのもあります。

観葉植物、植え替えたことないよ。という方はぜひこの春の気温の安定したタイミングで植え替えをしてみましょう。

我が家の観葉植物達。
プラスチックの鉢が見えないようにする!
ことを心がけています。

植え替えの目安

植え替えの目安は以下の通り。

●水をあげてもすぐにまた水を欲しがる
⇨多分、土のスペースを完全に根っこが支配していて保水する土がなくなっている可能性があります。
●葉っぱが黄色い、もしくは葉色が褪せている
⇨土の中の栄養分が完全に抜けている、また土の保肥性が低下している。鉢の中が根っこでいっぱいになり酸欠状態になっている。
●新芽の出が悪い
⇨栄養・水分・酸素を上手に取り込めないため、生育不良が起こっている。
●鉢底から根っこが出てきている

haco調べ

その他にも、葉先がやけに枯れてきたなあ。とか、水をあげてもぐったりしているなあ。とか、様子を見ててなんだか変だなあ。と感じたら、とりあえず植え替えしてみましょう。
普段は見えない根っこの状態を確認することで、原因が分かったりするものです。

植え替えの準備をしよう

さて、植え替えをすることを決めたら、まず植え替えの資材を購入しなくてはいけない方が多いでしょう。
私も植え替え前に、土と鉢底の石を買いに行きました。

そして、大切なことがもう一つ。
植え替え前は水やりをお休みして、土を乾かしておくことです。土が乾いていれば鉢の移動の際も少しだけ軽くなりますし、古い土を落とす際にも根っこからサラサラと土が取れるので、根を必要以上に傷めることはありません。

↓植え替えに必要な資材についてはこちらに書いています↓

資材が揃ったら植え替えをしよう

植え替えをする際には、汚れること前提で作業を進めます。
小さなものは、ダイニングテーブルに新聞紙を敷く方法でも大丈夫ですが、大きなものは、屋外もしくは少なくともベランダでの植え替えをお勧めします。

↓植え替えの手順についてはこちらに書いています。↓

私の学んだ植え替えの注意点

さて、社会人1年生の頃から徐々に徐々に増えた観葉植物達。中には、全然上手に育てられなくてサヨナラした子も何人もいます(泣)
しかし、その中で、シーズンによっては業者のように植え替えをした経験によって「ここだけは押さえておいた方がいいよ。」というポイントを学びました。

学び①観葉植物の土の通気性・排水性は大事

観葉植物と一言で言っても、湿った土が好きな子もいれば、乾燥気味に育てた方がいい子もいたりと、得意とする生育環境は様々です。

私は基本的に、観葉植物専用の土を使用せず「花野菜の培養土」を使っていました。培養土と一言で言ってもその培養土が構成する土は若干の違いがあります。そのため、水やりの加減と、施肥で、ある程度その土の特性を補っていたのです。

しかし、近年愛用していた「激安培養土」では通気性・排水性がどうしても足りなくなる。=土が締まってきてしまう。ことに気づきました。
(頻繁に水を欲しがる、屋外で育てる花野菜に使用するには、なかなか優秀な培養土なんですけどね。)

土の通気性や排水性が悪いと、いつまでも土が湿った状態が続き根腐れを起こしてしまいます。水やりと施肥を加減するのには限界があると感じたことの一つです。
実際に、購入してきた観葉植物を植え替えようとした時に、その観葉植物が元々植わっていた土を見れば一目瞭然です。
土の団粒構造がしっかりと残った、とても排水性の良さそうな土に植っているものはとても健康な観葉植物なのです。

※その為に今回の植え替えにあたって行った土の改良についてはまた改めて書きます!

学び②鉢は大きければ良いというものではない

植え替える鉢は一回り大きいものを。」とお客様や読者の方に私自らお伝えしているにも関わらず、あまりにも見た目のバランスが悪いからと、2回り以上大きな鉢へ植え替えをしたことが何度かあります。

その度に、「根っこに必要以上の大きな鉢=土」は、観葉植物を甘やかす原因(豊富な栄養、豊富な水)になるのか、葉がひょろひょろと弱々しく生育がどうも芳しくないものが出てきてしまいました。

特に、根は鉢の横へ広がったのちに下へ向かって伸びていくので、幹直下の根っこは空洞状態になってしまいます。
なるほどそういう事が理由で。「植え替える鉢は一回り大きいものを」というのは、とても大切な事なんですね。

まとめーもう一つの失敗と学び

植物のプロほど、たくさんの植物を扱いそして育て方の失敗を経験した人はいないでしょう(笑)そこから学び、そこからどう改善すれば良いのかを試行錯誤するのです。

今年もとても良い、学びと試行錯誤の機会となりました。

そして、その中でいちばんの学びになったのは…
自分に合ったペースで植え替えをしましょう。という事です。今回張り切って植え替えに着手したら、あれもこれも!と欲が出てしまった結果、、、
ちょっとぎっくり腰ぽい(泣)

途中で怪しいと思ったのですが、勢い余って最後までやり切ってしまっての負傷です。自力では立ち上がれない。どうしましょう。
というわけで、今日は事務処理日に充て大人しく過ごします。。。。

ガレージ前は観葉植物屋さんのようです(笑)
※コレ本の一部なんです、、、

皆様もどうぞ良い1日を。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。




この記事が参加している募集

休日のすごし方

業界あるある

よろしければサポートをお願いします!創作活動の資金にしたいと思います!!