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今の一番の悩みーツバメさん違う場所に巣を作って(泣)②ツバメの巣の中古物件とな

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。今日は昨日に引き続き「ツバメの巣」のお話です。

ツバメの巣は縁起物

ツバメの巣は縁起物だから作らせてあげなさい。」と最初は実家の父母も言っていたのですが、私のあまりのビビりように、その言葉を撤回。

しかし、なぜそもそもツバメの巣は縁起物だといわれるのでしょう。

ツバメは害虫を食べて豊作を招いてくれるので、農家の人がそう伝えてきたのでしょう。

2つ目は、ツバメがカラスなどの外敵を避けるため、カラスが近よらない比較的人の出入りが多い商店などを選んで巣作りをする傾向が多いことが理由です。これが、ツバメが巣を作った家は人の行き来が盛んで商売繁盛のシンボルとして歓迎されたのだと思われます」
ウェザーニュース

その他にも面白い研究結果があって、ツバメは鬼門には巣は作らない。とか自然災害から我が子を守れる場所に巣作りをするので自然災害に見舞われない場所に巣を作る。
ツバメは子沢山(1つの巣で5個卵を産む)ので子宝に恵まれる。など…ツバメの巣はとても良いものだとされているみたいですね。

ツバメの巣は毎年新築?中古?

ツバメの巣の相談をclubhouseのお馴染みの方々にしている時に、発覚したのですが、ツバメの巣は我が家の周辺では毎年新築で作っています。
古い巣は、1年もすれば跡形もなく崩れてしまうからです。

しかし、仲の良いお友達の一人に「毎年同じ巣に帰ってきているよ。」と言う方がいらっしゃったのです。そう、そのお友達のお家に来る中古物件に毎回住んでいるようです。
どう言うことなのでしょうか。

ツバメの巣は半数が新築、半数が再利用。が一般的なようです。

私の家には、ツバメたちが毎年きて巣を作ります。年によっては、四方にツバメの巣が架けられたこともあります。
そう、我が家はあくまでも「ガレージの中だけNG。それ以外は好きなようにどうぞ。」と言うスタンスなのです。

ツバメの巣が出来上がっていく様子を見ていると、この時期に始まる田圃の柔らかい土を持ってきては、巣作りをしています。ちなみに、田んぼが始まる前の5月の連休頃は、土に多分に枯れ草が入ります。
この、土や枯れ草に唾液を混ぜて、固めていくのですね。

土地の土の性質(巣のメインの材料)や、巣を作る場所によって巣の劣化に差があるようで、中古物件の場合にも、傷み具合にもよって必要な場合は補修をして住むことも多いようです。

また、中古物件に住むツバメは、前の年もやってきたツバメの場合もあるし(その確率は15%程度)、違うつがいの場合もあるそうですよ。それは、ツバメの寿命が2年ほどしかないことも関係しているようです。

ツバメは減少してきています

ツバメは毎年見かけますし、元々、蔓のように集団で渡る鳥ではないので私の感覚としては減っているような気はしないのですが、野鳥の国勢調査というものがあるそうですが、そこではかなり減少傾向にあるという調査結果が出ています。

北海道から鹿児島県奄美大島にかけて夏鳥として分布するツバメは、90年代の1万4978羽から8987羽に減少。ほぼ全国に分布するスズメも、3万1159羽から2万627羽に減っていた。(2021年調査)
朝日新聞デジタル2021年10月25日

因みに2006年には神奈川県では、減少種として指定。千葉県では2011年以降、種単位で一般保護生物として指定されています。

ツバメの巣作りをあたたかく見守ろう

都市でのツバメが減少していることは、減少種や一般保護生物に指定されていることからもわかりますが、過疎地域でもツバメは減少しているそうです。

それは、空き家が増えたことでツバメが巣を作れる場所が減ったこと、また、そのツバメの巣ができたことで、糞で汚れることを嫌う方が撤去すること。
また巣が作りにくい外壁材が増えている。という理由で、ツバメの棲家が減少していることが影響しているようです。

鳥は苦手だけど鳥に無害でいたい

私は、鳥(特に鳩と雛鳥)が大の苦手なのですが、適度な距離をとって生活できるならそれ以上は何も望まず、鳥に対しては無害に生活しているつもりです。

もしも、鳥愛好家の方がいらっしゃったら本当にもしご不快な思いをさせていたりしないかと今になって心配しております。

例えば、クラスの友達でもそうですよね。苦手な人とは一定の距離を保ちますよね。あえて近寄らず。邪険に扱ったり逃げ惑ったりせず。そんな感じです。
無の気持ちで、「あ。鳥がいる。」と言うくらいの気持ちでいるようにしています。

まとめー旅立ちのときまでもうしばらくの辛抱

ツバメは、夏が終わる頃には旅立ちの季節がやってきます。
冬を前に南の国を目指します。
その距離にしておよそ2,000km~5,000km!
フィリピンやベトナム、マレーシア、インドネシアなど遠く南の方を目指すのです。

道に迷わずに、毎年こうやって旅をしていること、渡り鳥たちは本当にすごいですね。

来春、また、ツバメの巣作りの時期には、あーでもないこーでもないと頭を抱えて過ごすことになりそうですが、これもまたひとつの我が家の催しのひとつとします。

さて、今日はここまで。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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