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言葉は雰囲気でできている


早速ですが、造語を辞書形式で紹介します。


【はらやかしい】

上品ではあるが、どこか妖艶で、鼻先をくすぐるような美しさを備えているさま

用例 「十余年ぶりに再会した幼馴染のはらやかしさに、思わず唾をのんだ」


【がまりびく】

いかにも屈強そうな者が怯えること

用例 「さすがの池島も、五所川原の前ではがまりびいていた」


【もそこそとい】

大柄で動きの鈍い者が頼りなく動き回り、危なっかしいさま

用例 「関脇のもそこそとい姿に癒される女性が急増中」


【れきぜきに】

一切の予断を許さず、極めて厳しく

用例 「私情を抜きにして、れきぜきに判断しました。いまから、あなたをビンタします」


【かやかやしい】

消灯後に小声で話す声が響いて騒がしい

用例 「相当かやかやしかったために、真横で起こっていた惨劇に誰も気が付かなかった。ただ一人を除いては」


【ずくびる】

嘘が見抜かれて焦ること

用例 「ずくびったふりをしていたら、それを見抜かれてしまい、本当にずくびった」


【むまなう】

仕方がないという諦めの気持ちで、失敗した者をかばうこと

用例 「どうせなら、もっと上手にむまなってよ」


【たばたかしい】

さざむせない、と同義


【ふんくりきる】

それっぽい言葉を並べ、なんとなく収拾をつけること

用例 「よしっ、今回の記事もふんくりきれたぞ!」

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