キックボクサー 北川“ハチマキ”和裕

▼PHOENIX所属のキックボクサー まともに働ける自信がなくキックボクサーへ▼REB…

キックボクサー 北川“ハチマキ”和裕

▼PHOENIX所属のキックボクサー まともに働ける自信がなくキックボクサーへ▼REBELS元二階級王者 ▼さいたま育ち 大砂土小→植竹中→春日部高校→法政大学 ▼梶浦由記さんの音楽が好きです

最近の記事

4年ぶりぐらいに夢先生をやってきた話

先日JFAこころのプロジェクト「夢の教室」で愛知県豊田市立小清水小学校に行き、登壇してきました。 自分自身、子供の頃は夢もなく(夢なんて叶うわけないじゃん)と思ってるようなどこかひねくれた子供で、生きてても楽しくないなーって思っていました。 そんな自分が色んなものから影響を受け、成長していくにつれ格闘技をやってみたいと思うようになり実際に始め、チャンピオンになるという目標を持ってから人生が好転し生きるのも楽しくなったように思います。 チャンピオンになったこと自体ももちろ

    • 誕生日を仙台で過ごしてきた話

      少し前になりますが6/18、6/19と仙台に行っていました。 1番の目的は敬愛する梶浦由記さんのファンクラブのイベントに参加することでした。 何と今回は国内では初?のサイン会があり、梶浦さんやボーカルのKAORIさん KEIKOさん YURIKO KAIDAさん Joelleさんから直接サインをいただくことができ、わずかながらお話もできるということでした。 またとない機会、しかしこういうとき自分は緊張してまともに会話などできるはずもないだろうことは過去の経験からわかって

      • 一人旅

        月曜から福井に旅行に行き、今帰りの新幹線でこの文を書いています。福井に行くのは今回が初めてでした。 47都道府県を一通り回りたいな〜みたいなことを考えてた気がしますが、一時期そういう作業みたいになっちゃってたので気にしないようにしました。 そもそも一人旅を始めたきっかけというのが、当時Kalafinaとして活動されていたHikaruさんがブログで一人旅をされている様子を書かれていて興味を持ったことです。 「皆さんも機会があれば是非“一人旅”してみては如何でしょうか。」

        • ヘルニアになってしまったり

          頚椎ヘルニアになってしまいました。 3週間ほど前でしょうか、最近再開していたウエイトトレーニング。 普段はパワーグリップ(握力をあんまり使わなくてよくなるアイテム)を使ってやってるデッドリフト(床からバーべルを引き上げるやつ)をこの日はパワーグリップなしでやっていました。 案の定、握力がもたなくなってきたところで左の肩甲骨の内側辺りがピキッとなり中断。 またやっちゃったかな、という感じでした。 キックボクシングをやっていたときも首相撲などで良く首を痛めていました。パ

          童心を持ち続けるべきか

          先日上野の公園で佇んでいたときのこと 小さな兄弟2人がいて、特に弟の方がハトに夢中で 「ハト!ハトぉ〜!」 と言いながら追いかけ回していました。 前回も好奇心が衰えている、というようなことを書きましたがそんな僕もこの少年の好奇心には驚かされました。ハトにこんなに目を輝かせられるなんて…。 自分にもこんな時期があったのだろうか…?そしてこういう気持ちを取り戻すことはできるのだろうか…? と考えましたが「ハトぉ〜!」って言いながら公園でハトを追いかける36歳を想像する

          何かを書くことから始める

          久しぶりに文章を書いてみようと思います。 最近の個人的な小さな悩みとして 「好奇心や活力みたいなものが以前より衰えてしまっている」 ということがあります。 (何かをやろうかな)と思ったときに(う〜ん、めんどくさいからやめよう)と思ってしまうこともたくさんあります。 また以前興味を持てていたことにそこまで関心を抱けなくなってしまっているということもあります。 例えば一人旅が好きなんですが、行ったことのない景色の良いところに行ってみようかなと思ったときに (そこで得

          全日本ブラジリアン柔術オープントーナメントで1回戦負けしてきた話

          8/27(土)に墨田区総合体育館で行われたJBJJF第8回全日本ブラジリアン柔術オープントーナメントに出場してきました。 カテゴリーはアダルト青帯フェザー級。柔術のフェザー級は道着を着て70kg以下。道着がおおよそ2kg前後です。 僕はキックのときは普段71kgぐらいはありましたが引退後はシュッとしてしまい、普段から67kg程度なので減量なしで出られています。 アダルトというのは年齢カテゴリーで18歳から29歳まで、30〜35歳がマスター1、36〜40がマスター2…とい

          全日本ブラジリアン柔術オープントーナメントで1回戦負けしてきた話

          青春18きっぷの旅2022夏 5日目最終日

          旅に出てみれば、長いと思っていた5日などあっという間でもう最終日。 この日も朝はスタバで英語の勉強からスタート。旅の初日に電車に忘れてしまった参考書を旅先でまた買い直しました。何やってんの。 最終日も盛岡をちょっと観光してみました。 この旅で「やっぱ今は柔術が一番楽しいな」ってことを再確認できました。 ジムのすぐそばが盛岡八幡宮という大きな神社で、練習後東京に戻る前に最後に御参りしてきました。ここが今回の旅の終着点。 代表の阿部さんが車で駅まで送ってくださいました。

          青春18きっぷの旅2022夏 5日目最終日

          青春18きっぷの旅2022夏 4日目

          上手く行かなかった3日目でしたが、気を取り直して4日目のスタート。もう翌日東京に戻ると思うと少し寂しくなってきました。 昼前に秋田から岩手は盛岡に向けて出発。秋田駅で駅員さんにちゃんと電車が動いているか確認を取りました。圧倒的成長。 到着後、またスタバに立ち寄りひと休み。そして出稽古に行かせてもらうジムへ移動開始。 盛岡ブラジリアン柔術アカデミー 草柔会盛岡で練習させてもらいました。 クラスの内容もためになりましたし、スパーリングもとても良い練習させてもらえました。

          青春18きっぷの旅2022夏 3日目

          秋田で目覚めた3日目の朝。この日はお昼まで秋田に滞在し、午後青森に移動して泊まる予定を立てました。 とりあえずスタバへ。スタバが好きで、自分の中の癒やしスポットで東京でも良く行きますが、旅先で行くのもまた良いです。 観光するでもなく、英語の勉強をしたり、本を(Kindle)読んだり、東京にいるときと変わらないことを旅先でするのが最高に贅沢だなということに気がついた近年です。 のんびりしてからこの日もちょっくら観光っぽいこともしました。 秋田の駅ビルにあるお寿司屋さんを

          青春18きっぷの旅2022夏 2日目

          続きです 書き忘れてましたが、初日南陽での練習後は山形市内に住むSさんが車で山形駅近くのホテルまで送ってくださりました。さらにご自宅よって色々お裾分けしてくれました。旅で知る、人の優しさ。寝る前に全てたいらげました。 翌朝 駅近くのビルから市街を眺める。ありがちだけど良い。 その後、電車に乗り オススメしてもらった山寺へ。 芭蕉がこの句を詠んだ場所らしいです。 結構汗をかきながら 登りまくって 一番上に到着。気持ち良い。景色良い。 癒やされます。 下って

          青春18きっぷの旅2022夏 初日

          今年のお盆は仕事をさせてもらっている複数のジムの休みが上手く重なり、4連休を取ることができました。 こんなことはなかなかありません。普段は2連休もなかなかありません。 なので久しぶりに旅でもしたいなと思いました。 思ってはいたものの何も決めることなく休みに入る2日前ぐらいになっていました。 段々 (旅行もなんだかんだ疲れるし、普通に柔術練習してるだけの休みでも良いかな) と思い始めました。 しかし最近何人かの人と「柔術は人を惹きつける魔力を持つ麻薬のようなもの」

          幸福の感じ方

          今月の頭に英検準1級の1次試験を受けてきました。 試験直後、手応えはあまり良くなかったんですが試験が終わった解放感から幸せな気持ちになっていました。 試験まではそのための勉強をしなくてはと急き立てられる感じもあったのでそれがなくなった状態がとても心地よかったです。 幸福度というのは今あるものにプラスのものが足されるときだけでなく、マイナスのものがゼロに近づいていくだけでも充分感じられるのだと改めて思いました。 前にも書いた気がしますが、高校のラグビー部を辞めたときはハ

          キックボクシング引退から1年経ちました

          これを読んでくれる人達は、僕のことはキックボクサーとして知ってくれた方が多いかと思います。 自分自身、1年前まではキックボクシングに打ち込むことが自分の人生であったと言える15年間だったと思います。 “何かに打ち込む、情熱を注ぐ”ということはそれ自体の中に大変なことはもちろんたくさんありますが、他の嫌なことなどを全て忘れさせてくれるものでもあると現役時代から感じていました。 そしてそれがなくなってしまったら自分はどうすれば良いんだろうと悩んでいました。 度々書いていま

          キックボクシング引退から1年経ちました

          その後の私(主に柔術)

          久しぶりにnote書いてみます。最後に書いたのは今年1月1日でした。書き初め以来。 変わらず柔術にのめり込んでいますが、今年のここまでを振り返りつつ今思うことなど書いてみようと思います。 昨年末白帯の大会で優勝し 2月に青帯を授与していただきました。白帯通算成績8戦6勝(3一本勝ち)2敗でした。 2月末、全日本マスター柔術選手権に青帯マスター1で出場。(マスターは30歳以上の大会で、大体5歳刻みでマスター1、マスター2とカテゴリーがわかれています。おそらくオッサン世代

          2021年、ターニングポイント

          今年を振り返って、みたいな文章を書こうとしているうちにもう2021年が去年になっていました。 2021年はターニングポイントでもあり、思い出深い年になりました。 去年始めてから15年、プロとしても13年以上やってきたキックボクシングの選手生活に区切りをつけました。 何度も書いていますが、ここ数年はずっと勝てておらず辛かった。それでもこれこそが自分が望んだ格闘技。 最初はオタクが高じてやってみたいと思った格闘技、これほど心の底からやりたいと思うものは今までの人生ではなか