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誕生日を仙台で過ごしてきた話

少し前になりますが6/18、6/19と仙台に行っていました。

1番の目的は敬愛する梶浦由記さんのファンクラブのイベントに参加することでした。

会場の名前がオシャレ

何と今回は国内では初?のサイン会があり、梶浦さんやボーカルのKAORIさん KEIKOさん YURIKO KAIDAさん Joelleさんから直接サインをいただくことができ、わずかながらお話もできるということでした。

またとない機会、しかしこういうとき自分は緊張してまともに会話などできるはずもないだろうことは過去の経験からわかっていました。

以前KEIKOさんも参加されていたKalafinaのリリースイベントで、サイン会ではないですが「ポスターを手渡しで貰える」というものがありました。自分は2度ほど参加できましたが初めて参加したのが2011年、3rdアルバム『After Eden』のリリースイベントでした。もう12年前、だと…?

After Edenに収録されている『symphonia 』、名曲です。

人生史上最高というぐらい緊張していたと思います。おしっこ漏らしちゃうかと思うほどでした。いや、漏らしていたかもしれません。

対面して声を発したときに自分のものとは思えない声が出たことを覚えています。キックボクシングをやっていていつも練習行くときに聴いていますみたいなことを言った気がします。キックボクシングやってるアピールね。

KAORIさんにはソロの「織田かおり」名義での活動でのCDのリリースイベントで何度かサインをいただいたことがあります。(そんなKAORIこと織田かおりさん、本日ご結婚を発表されました…!おめでとうございます!皆も祝って!!)

初めて参加したサイン会は1stアルバム『PLACE』のもので、自分が4歳まで過ごしたたまプラーザで行われたものでした。たまプラーザだったから行ったまであります。

そのときもまた緊張していました。何かこの曲が好きですとか色々言おうと思ってたはずが

「お、応援してます…」

しか言えなかったことを覚えています。

「ありがとうございま〜す」

とだけ、かおりさんも返してくれた気がします。

憧れの人達と対面し、話すことの何と難しいことか…そういったことを実感するばかりでした。だけどそこまで緊張してドキドキしてしまうほどの存在がいるって幸せなことじゃないでしょうか?今の僕ならそう思えます。

言っても当時の自分はまだ20代の青二才だったわけですよ。今の僕はあれから酸いも甘いも噛み分けてきたわけです。イベント翌日6月19日には37歳、アラフォーですよ。きっと落ち着いて話せる、願望もこめてそう思い込もうとしました。

ちょうど仙台に行く1週間前、これまたKalafinaで活動されていたWakanaさんの3rdアルバム『そのさきへ』のリリースイベントもあり、そちらでも対面でお渡しイベント的なものがありました。

ミニライブで久々に聴くWakanaさんの生の歌声はやはり素晴らしいものでそんな感想を伝えよう、直前までそう思っていました。が、いざ本人を目を前にしたら

「あ…う…あ…」

声にならない声しか出ませんでした。気を使って向こうからいつもありがとうございます、と言ってもらってかろうじて

「こ、これからも応援してます…!」

その一言を振り絞ることができました。まるで成長していない…!

自分の未熟さを痛感しました。僕は思いました。俺はぶっつけ本番で何かをできるような器用な人間ではないだろう。

そこで自分で言うことを事前に台本にして用意することにしました。そしてそれを何度も読んで練習する、これしかない。ハチマキという人間を作ってきたものは反復練習・努力ではないかと。

そして当日。

昼前に仙台に到着


腹が減っては戦はできぬ、とりあえず牛タン

イベントは昼・夜別公演で2公演あり、昼はトーク中心でライブが少しサイン会有り、夜はライブ多めでトーク少なめという構成でした。

トーク中心と言えど少ないライブパートでも、というか1曲目の開始早々に(き、来て良かった…幸せや…)という気持ちになっていました。スゴい。

これ生で聴ける感動よ。

トークも笑えるところあり、ほほぅ…と思っちゃうこともありで楽しかったです。ちょっと昼夜混ざっちゃってどっちがどっちかハッキリ覚えてないですが。

イベント終了後、サイン会へ。後方の席から順番で自分は2列目だったのでかなり後半…。高まる緊張…。でも翌週にTOEIC受験を控えていたので待っている間に勉強してました。こういうとこ真面目。でも胸が苦しい…。

そして自分の番が近づいてきたので心を落ち着けながらいま一度台本を読み返しました。よし、これで完璧…。いざ…!

いきなり梶浦さんからサインをいただく…!そしてここから誤算が。

向こうから最初に話を振っていただき、それに返すのに精一杯でほぼ台本にしてた言いたいこと言えなかったんですよね。この状況がほぼメンバー全員に対して繰り返されました。なんてこったい…。

でも、それでも確かにあの時間はこれ以上なく幸せなことでした。確かに緊張というとネガティブなもののように受け取ってしまうけど、あの極度の緊張は僕があの人達が憧れで、大好きでたまらないからこそ生まれた緊張だから…。

興奮冷めやらない中、昼の部と夜の部の合間の時間を一人過ごしました。

仙台が楽しみだったもう一つの理由が、僕は今年映画化もされたマンガ『BLUE GIANT』が大好きでして、その最初の舞台が仙台なのでその聖地巡礼的なこともできたらと思っていたからです。

マンガに出てくる「定進堂」というお店でオヤツにパンでも買いに行こうと思い、気持ちを落ち着かせながら片道30分ほど歩きました。

やってなかったです

ただの散歩をしてコンビニでオヤツを買って食べ、夜の部ヘ。昼よりも多くの曲が聴けて、これやるのか〜みたいなものも結構あって良かったです。トークも良いけどやっぱりたくさん曲が聴けるの嬉しい。

そういえば去年の6/18と6/19の2日間も梶浦さんのライブがTDCホールであり、参加することができました。2年連続で幸せ過ぎる。


ライブ後の夜ご飯はびっくりドンキー
美味い!!仙台関係なし!

翌日、誕生日当日は改めてBLUE GIANT巡り。

大が初ライブのあとに訪れた公園


記念碑もありました

初ライブで失敗した大がライブ後に公園に来てショックなはずなのに「へでもねえや。」というシーンは勇気づけらるし何かあったときに思い出したいシーンです。


大がいつも河川敷でサックス練習してた広瀬川


定進堂、やってた。
パン2個で300円ぐらいだったかと。安い。


大が三輪さんと来てた仙台城跡


景色良し

そしてせっかく旅行に来たので柔術の出稽古もしたいなと思い

カルペディエム仙台にて練習させてもらいました!
代表の渡邉和樹さんと。
ありがとうございました!

もともと好きだった一人旅が柔術を始め、出稽古に行くようになってさらに好きになりました。最高に楽しい。

その後、もう少し観光らしいこともしようと

松島海岸へ
スタバで佇んだり
お寺の庭、確か
日本三景らしい
どこかの島


ずんだシェイク飲んだり


牡蠣カレーパン食べたり
ずんだ餅食べたり
ずんだ餅は家で食べました

こんな感じで素晴らしい37歳のスタートを切ることができました。

去年も今年もイベントがありましたが一昨年の誕生日はキックボクシングの引退試合の日でした。もう2年経ってしまったわけです。

あれから2年、特に柔術があるおかげで日々を楽しく過ごすことができています。

もっと世のため人のためにもっと何かしなければいけないのではないか?と悩むこともありますが

3年前にこんなに柔術にのめり込む未来は見えてなかったですし、15年前の自分もライブに頻繁に参加する未来を知りませんでした。

なので先のことはわからないし、今は目の前のことをやっていけば良いかなと思います。好きなことを追っていく先に自然に何かが生まれるとも思っています。

もう3週間ぐらい経っちゃいましたが37歳もがんばっていくのでよろしくお願いします。

以上です!

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