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司法書士試験当日ハイライト
答案開示請求の結果が届きましたので、R5司法書士試験当日の振り返りを書きます。大まかな勉強計画はこちら↓
午前択一(31/35)
基本方針として、一番自信のある選択肢2つを基準にマークシートを埋めていきます。受験生ならご存じの通り、5つの選択肢の中で、2つ確信的に正誤が判断ができれば、2択に絞れて、運が良ければ、答えが出せる試験です。
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憲法(2/3)
1問目から間違えました。公務員のことはちょっと知らなかった(泣)
後は見たことある問題だったため、精神が落ち着いてきました。
民法(18/20)
4問目から、基本的に答えが分かるので、自分意外とイケてんじゃんと思い始め、調子に乗ってきました。が途中で激ムズ問題が出て、ピリッと元に戻りました。結果的に9割正解というエライことになりました。
刑法(3/3)
今年の刑法は難しかったようですが、刑事裁判を傍聴したことをきっかけに法律の勉強をし始めた身としては、絶対に落としたくないという謎のプライドがありました。オートマの教科書を思い出し、現場で論理的に考えて、なんとか全問正解にたどり着けました。
商法(8/9)
会社法も、基本的に答えが分かるので、調子に乗り始めました。オートマでは商法が手薄になりがちで、35問目は知っている問題来い!!と思いながら解いていました。知っている問題だったので安心して得点しました。
見直し
これもあるあるなんですが、午前中は2時間の試験時間ですが、1時間くらい余ります。なので、じっくり見直す時間もありますし、今年の刑法のように難しくても、じっくり考えて正解することができます。なんで午後に割り当てられないんだと心で思いながら、過ごしました。
お昼休み
ただでさえ緊張しているので、昼食はあまり食べたくないのですが、午後試験に集中するために、ある程度炭水化物を取らなきゃということで、ウィダーとおにぎり、エナジードリンクを摂りました。なんかの拍子に下痢にならなければいいなと思いながら、受験会場に戻りました。
午後試験(26/35,40.5)
午後試験は3時間なのですが、受験生ならご存じの通り、時間が足りないです。そのため、タイムマネジメントが必要になってきます。自分はネットで調べた記事を総合して以下のように解く順番を決めました。
商業登記法の記述を解く(50分)
不動産登記法の記述を解く(50分)
記述で記述が甘かったところを補充する(10分)
択一を解く(70分)
この時間は絶対に動かさないように決めました。たとえどんなに難しい問題が来ても、時間が来たら切り上げる。記述もそれなりにやるし、択一もそれなりにやって、合格するチャンスを上げることを意識しました。当然、普段の受験勉強でもこの時間を何ヵ月も前から、意識しました。答案構成用紙はリアリスティック記述式の使い方を参考にしました。
商業登記法記述(17.5)
時間が来たら切り上げるためには、キリのいいところを作る必要があります。全部中途半端だと全く点が入らないと思います。したがって以下の手順で書きました。
初めの欄の登記の事由を書く
登記すべき事項を書く
添付書面はメモ書き程度にする(リアリスティック記述式を参考)
次の欄の登記の事由を書く
登記すべき事項を書く
添付書面はここもメモ書き
登録免許税を埋める
メモ書きの文言をできる限り完成させる
登記の問題以外を解く
登記すべき事項が長すぎる場合は、次のとおり変更だけ書いて、次に進むということも、想定していました。これを踏まえて当日を振り返ります。
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今年の問題は委員会設置会社の登記でした。問題数が少なく、対策が甘い部分をしっかり攻められたので、ヤバいと思いました。ただ書くしかありません。支店の設置ができていません。あと吸収分割の自己株式の扱いも間違っていたりします。これもオートマ記述式は組織再編の登記があまりなかったので、詰めが甘かったです。役員の変更のように取れるところから搾り取ったのですが、半分しか点が取れませんでした。50分はちゃんと守りました。
不動産登記法記述(23.0)
不動産登記法の以下の手順で書いて、キリのいいところを作りました。
添付情報と登録免許税は無視して、登記の目的と申請事項等を書く
登記以外の問題も無視して、最後の欄まで書く
登録免許税を埋める
添付情報を埋める
登記以外の記述を書く
添付情報と登録免許税は登記の目的と申請事項等が決まれば、自動的に求められるため、一通り書いた後、添付書面の載っているページだけ開いて埋めていきました。登記以外のところは予備校の講師が言うには配点が低いそうなので、そう願いながら、埋めました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1700653183565-Hyb7YiR5CG.png?width=1200)
譲渡担保とか連帯債務者の登記とか、対策が甘めのところが出ました。やはりこれも書くしかないので、それっぽく書いていきました。今年の不動産登記法の記述は賛否両論ありましたが、とりあえず自分が信じられるのはオートマひな形だけなので、それをぶつけてみました。添付情報が割と間違っているのが衝撃でした。時間がないので、見直せないのが痛すぎる。こちらも50分を守りました。
午後択一(26/35)
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民事訴訟法(7/7)
記述を2問解いているので、午後択一は体力勝負です。民事訴訟法は難しい問題が出がちですが、今年は知っている問題で助かりました。執行と保全もすべて回答でき、安心の満点
司法書士法(1/1)
1問だけしか出ない司法書士法、重要度が低いですが、これも大事な3点です。
供託法(2/3)
ここも満点で行くつもりでしたが、自己採点していてガックリ。難しくはなかったはずなんだけどな。
不動産登記法(11/16)
登記法は長い文章の問題が多く、体力の弱っているラストには堪えました。市販の模試を解いていても、登記法はあまり高得点を取ったことがなく、本番でもそうなってしまうのは嫌だなと思いましたが、悪い予感は的中してしまいました。
商業登記法(5/8)
疲れと、不動産登記法の理解できなさであまりよく覚えていません。時間が足りなかったわけではないと思いますがね。orz
試験終了
隣の席に座っていた方は、択一をすさまじいスピードで解き、30分くらいで記述に入っていました。そんなこともどうでもよく、回収されていく他の方の答案も気にならないくらい脱力していました。
おわり
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