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#1 人生はじめての修行へ|女将みずきのカレー修行日記

こんにちは。haccoba 見習い女将のみずきです。
私たちは、日本酒の伝統製法と多様な素材を掛け合わせた自由なSAKEづくりを目指して、来年2月に福島県の南相馬に酒蔵をオープンすべく、現在準備中です。

そんななか、見習い女将の私が「酒蔵のオリジナルカレーを開発する」というミッションを与えられ、2ヶ月間 6curry さんでカレー修行をすることに。

たいして料理が得意なわけでもない私が、そんな短期間でオリジナルカレーを作れるようになるのでしょうか........ね?笑
本人が一番疑っているのですが、せっかくの機会なので、とにかく何でもやってみようと思います!

なぜ、カレーなのか

きっかけは、太亮くん(haccoba 代表であり旦那さん)が、「酒蔵で、なんかお腹にたまるものとかひとつぐらい出したいよね、カレーとか」と軽く言った一言だったと思います。

いいね!と反応しつつ、頭の中では
(それはいったい誰が作る想定なんだろうか?ってか、私って勝手に思ってるでしょ?!うーん。困ったなぁ)

一応主婦ではありますが、そんなに料理が得意なわけでもなく、ましてやお金を頂戴して人様に出すものなんて無理な話。これはどうしたものか、と頭の中を不安がぐるぐるしていました。

ただ一方で、カレーというのは、私たちの酒蔵で提供する食べ物としては、相性が良い気がしました。

・カレーが嫌いな人はいない(気がする)>>> 品数が出せないので、いろんな方に好まれる一品となり得る
・事前に作って準備しておける >>> 余裕をもって同じクオリティのものが提供できる
・スパイスとお酒のペアリング >>> 新しい発見がありそう!

また、考えてみると私たち夫婦の食卓にも、わりとカレーは登場頻度が多いことにも気づきました。
ルウを使った、いわゆるおうちカレーをはじめ、スープカレーやグリーンカレー、時々ナン(もちろん簡単なミックスを使いますが)なども焼いちゃったりと、バリエーションを変えて楽しんでいます。
こうしてみると、カレーって、深ぼれば深ぼるほど奥が深い一方で、すごく身近でもあり、こどもから大人まで気軽に食べれる懐の深い食べものなのではないかと思えてきました。

これらのことを考えると、カレー、アリだなと。
こうして、カレーのメニュー化は前向きに進んでいくことになりました。

 いざカレー修行へ

カレーを酒蔵のメニューにしようと腹をくくった私は、どこかで作り方を勉強できないかと考えました。前述のとおり、料理のスキルは決して高くないので、本など独学で習得するのは難しい。
実際に学べる機会はないかと探しはじめていたところ、ここでまた、太亮くんの何気ない一言が。
「6curryで修業できたらいいよね!」

6curryは、私たちが働いていた会社の近くにあり、太亮くんは会員にもなっていたので、何度か訪れたことがありました。
そして、以前から私も6curryの取り組みにはとても興味がありました。
EXPERIENCE THE MIX.というコンセプトのもとに、お客さんやスタッフといった垣根を超えて、みんなが主人公になれる場所を作るという考えは、私たちhaccoba が目指す ”みんなで育てる酒蔵“ に通ずるものがありました。
美味しいカレーを作るのはもちろん、そんなコミュニティを実践している場を見ることができたら、私たちの酒蔵の在り方にも大きなヒントが得られるのではないか。
そんな思いを胸にダメ元でお願いしてみたところ、なんと、快く受け入れてもらえることになりました!

11月4日より、私のカレー修業が始まりました!
酒蔵のリノベーション工事が行われている2か月間、修業の様子を備忘録的に、こちらのnoteにゆるりとつづっていこうかと思います。

ゆるりとお付き合いいただけたら嬉しいです。

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