ふるさと納税でダムの放水が優先的に観れる権利?最高じゃんよ
見たことない幅で飛び出す水!
群がる人!
もわもわ立ち上る水しぶき!
大迫力だった!!
弾けて真っ白の水しぶきをずっと見つめていると、
「これスロー映像?」
と思えてくる。とんでもない量の水がとんでもない勢いで落ちている。
水が落ちる衝撃はバチクソとんでもないはずなんだけど、
「時が…ゆっくり…?」
に感じて、なんなら眠くなってくる。どういうこっちゃ。
矢木沢ダムの放水イベントでは、6万トン×2回、放水される。
ピーク時には、
毎秒30トンの水がドドドと塊でアタックしてくる。
地面に叩きつけられた水が、細かい粒になって空中に立ちのぼる。これは「神様のおでまし」と思ってもしょうがない。水神あるあるの龍とか、大蛇とか。
人間の及ばない壮大なものを感じると「やっぱ自然はすげーや」となるんだけど、これはダムなのです。ヒトのつくったダムなのです。
自然のパワーに人間の技術がブーストをかけて、自然でもなかなか見れない勢いを作っちゃった。
すさまじいー!
…と、ダムの放水もすごいけど、盛り上げようという空気もすごかった。
スタッフの人数が多い!
そしてみんないい人!あふるるスマイル!
駐車場に至る交差点、駐車場、駐車場からバスの誘導、ダムの撮影スポット、地元の物販スペース、各所に充分な人員配置。
https://www.enjoy-minakami.jp/3dam2023
ダム近くまでは自家用車で行けないため、駐車場から放水ポイント、ダム堤体までは専用シャトルバスがピストン輸送している。バスがどんどん来るからそこまで待たずに済んだ。ナイス回転率。
https://www.enjoy-minakami.jp/pdf/3dam2023yagisawa2.pdf
バスは、近くのリゾートホテルのロゴがついていた(冬はスキー客が来るから、山奥だがホテルがある)。おや、次に来るバスは色も大きさも違うなぁ。
つまり、
近所の輸送手段を全投入している。
もちろんガチスタッフもいる。ダムの堤体に入れるツアーでは、専門スタッフがわかりやすく朗らかに解説。
さらに「撮りましょうか」を兼ねてくれる!(おそらく水資源機構か、東京電力の人たち)
なんてスムーズな運営。2018年に始まり今年で4回目だそうですが、めちゃくちゃ磨き上げてる印象を受けました。
あと、
スタッフさんが、老若男女幅広かった。
おじいさんから、若いお兄さん、お姉さんまで。
すごい、地元リソースフル投入だ。
ぐんまちゃんもいたぞ!
なにより、みんな楽しそう。
ダム放水ポイントに早々に場所取りしていた人たちが、警備員さんと笑顔でおしゃべりしていた。毎年来てるのかな?
朝5時起きでしたが、すごい体験でした。
山奥で、東京からはなかなか遠いんだよ。でもめっちゃ人来てたし、全力で「楽しませるぞ!安全に!」という地元の熱量も感じられて、ダムの勢いと同じくらい地元の勢いにも感動しました。
あと、
かき氷チョーうまかった。
地元のイチゴをそのまま冷凍して削ったかき氷、東京の高いやつより映えてて美味かったよ。
氷がイチゴだから、シロップいらず。また食べたい。お会計してくれた日焼けしたお姉さんの笑顔も、ステキだった。
わたしの感情も貯まって貯まって、この文字量で放水いたしました。
サポートがもらえるのであれば、シュールなグッズを買ったりシュールな場所に行ったり、いい図書館に行ったり美術館に行ったりしたいです。でもまだサポートの仕組みをまだよくわかっていません。