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「バランス型経営者」が意識している3つのこと

こんにちは!HAB&Co.という会社をやっています森です。

当社では「アウトプットキャンペーン」という何らかの発信をするとボーナスが出るという制度がありまして、その一環でnoteを書かせていただてますが、たぶん僕は対象外?どさくさに紛れて(ry

バランス型経営者?

先日ハーマンモデル(設問に答えていくと右脳型:ビジョン・コミュニケーションタイプか、左脳型:ミッション・タスクタイプなのかが分かりどの領域が強いのかグラフ化される)という心理テストみたいなのをやる機会があったのですが、見事にどれも平均値の丸いグラフになって講師を困らせてしまいました。こんなバランスタイプは社長にしては珍しいらしいです。

極めて特徴もない社長ではありますが、個人事業主→ベンチャー役員→現在の会社と10年近く経営に携わってきた私が、せっかくなので普段の経営・マネジメントで意識していることをまとめてみようかなと思います。

行動を管理・強制しない

例えば営業スタッフが結果を出せていない場合、ありがちなのは日々の行動を管理・強制(抑制)させることかなと。訪問数や架電数だったり、細かく日報を書かせたり・・・。

当社のマネージャークラスは基本スタッフの行動を管理・強制させていません。なぜなら、私自身がサラリーマン時代に良いパフォーマンスを発揮できなかった経験があるからです。

自身の弱さに帰結する話かもしれませんが、厳しい行動管理を強いられた結果、嘘の報告をしてしまったことがありました。行っても無いのに飛び込み○件してきましたとか。上司の顔色をいつも伺っていて、どうやったら怒られないんだろう...みたいな。

目的があらぬ方向にいってしまったなと。この状態はマジで誰も得しないですし、自分の会社では絶対やりたくないなと思ったわけです。

(言わずもがなですが、そもそも結果を出せていない自分が悪いですし、そんな事に力を使っていたら更に反動を喰らうのは明白な訳で、、給料は下がるし立場がなくなってしまいます。)

・・・とはいえ放置するわけではなく、どのようにもがいているかは冷静にチェックしていて、ミーティングや意見交換の中で自分自身で気づいてもらうようなマネジメントをしています。

人によって性格や特性が違うのでこれが正解とは思っていませんが、持続可能な強い組織を作りたいし、当社のカルチャーである「自ら機会を創出し挑戦する人」(リクルートの旧社訓をリスペクト)になって欲しい。そんな人と一緒に働きたいと思っています。

コストと対価を長期目線で考える

例えば「楽そうな作業」と「めんどくさそうな作業」みたいな選択肢を迫られた際、多忙な日常業務の中だとノールックで前者を選びがちですよね。しかし、結果的に後で後悔しないのって、往々にして後者だったりしません?

多くの人が短期的な目線によって、将来得られる大きな対価を台無しにしてしまっているのではないのかなあと。

私が意識しているのがコスト(代償)とゲイン(対価)です。

例として、納品日は変わらないのに、めちゃめちゃなコードだけど早く終わったAと、保守しやすいリーダブルなコードを書いた納期ギリギリのBだとすると、ミクロ的に利益率の差はあれど、対して将来得られるゲインはBの方が多いんじゃ?ルールとかを守れているなら会社としてはBをやっていこうよ、というイメージです。※もちろん両立するのが最高

私たちが現在取り組んでいるSMB向けのSaaSビジネスもこの考えから来ていて、とにかく今のフェーズ量より質を高めることに注力しています。長期目線で将来の強固な経営基盤の構築を目指しています。

やるときは徹底的かつ大胆にやる

上述のように割と堅実、着実にやっていくのが性分なのですが、意図的にダイナミックな動きをとることがあります。それは、ファイナンス人事です。

当社、創業時点では受託開発のみをやっていたのですが、1年半くらい経った際に自社サービスやってみようか?みたいになりました。もちろん受託を続けながらゆるりとスモールスタートする選択肢もあったのですが、思い切って受託を一旦ストップしVCからの支援を受ける事に決めました。

以降、デット・エクイティ合わせて1億以上の調達を行い、合わせて組織編成・改革、人材採用・配置転換などを大胆に行ってきました。

支えてくれてている経営陣やスタッフにはものすごく負担をかけてきたと思いますが、やると決めたら退路を絶ち、徹底的にやり切らないと色んなものに負けちゃうよねと。(弱さとか誘惑とか他社とか...)

調整力に長けているバランサータイプでありながらも、同時に勝負をしかける勇気や実行力を兼ね備えた偉大なリスクテーカーでありたいと考えています。

おわりに

多分他にもあると思うのですが、右脳と左脳が悲鳴を上げてきましたのでこの辺で。もし万が一お客様の中で気になる方がいらっしゃいましたら、こっそりとやっているTwitterをみていただけると喜びます。

それでは!

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採用もやってますので是非チェックしてくださいー

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