はばたけタケル

タケルは発達障害(自閉症と重度知的障害)を持っています。 私はタケルの母です。 タケ…

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タケルは発達障害(自閉症と重度知的障害)を持っています。 私はタケルの母です。 タケルに障害の疑いを持った時、私は物凄い不安に襲われました。 なぜなら、障害について何も知らなかったから。 なのでnote を使って障害を可視化し、私と同じ境遇の方のお役にたてればと思っています。

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重度障害児を育てるママがたどり着いた境地

はじめまして、「はばたけタケル」を読もうと思ってくださりありがとうございます。 タケルは発達障害(自閉症と重度の知的障害)を持っている男の子です。 そして、私はタケルの母です。 まずはタケルの記事をアップしたいと思った目的について説明させてください。 この記事は、 - 知的障害(中度~重度)の障害があるお子さんをお持ちの方 - お腹にいる赤ちゃんに障害の可能性を指摘された方 にお届けしたいと思い、作りました。 タケルに発達障害の疑いを持った時、私はものすごい不安や恐怖に

    • 知的障害児が広告モデルになれる仕組みを作り、障害があっても輝ける社会を築く為にクラウドファンディングはじめました!

      こんにちは、タケルのママこと、内木美樹です。 私には自閉症と重度の知的障害を持つ長男タケル(7)と、健常児の次男ユズル(5)がいます。 タケルに障害があると分かるまで、私は障害に関して完全に無知でした。 本当に恥ずかしい話なのですが、障害者に偏見すら持っている人間でした。 なので、タケルに初めて障害の疑いを抱いた時、目の前が真っ暗になりました。 でも、息子と共に私も成長し、障害について学んでいく事で、 障害者への偏見は、尊敬へと変わっていきました。 タケルの障害を受け

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        Why can a disabled boy speak 2 languages?

        Meanwhile the number of followers of “Spread your wings Takeru” was still under 100, but the most comments we got was about his English. So in this video, I would like to show you why Takeru, who is Japanese, whose IQ is 36, and has moderate to severe intellectual disability can speak English. Please pay attention to his reading and beautiful pronunciation. Let me get straight to the point, the reason he is Japanese but can speak English is because I (Takeru’s mother) talked to him all in English, and the DVDs which Takeru often watched were mainly in English until he turned 4. I am an English teacher, so I can speak English decently. Also, like eating 3 times a day is a natural thing, I wanted to provide a natural English environment for my kids. So I talked to him in English as much as I could. The DVDs I showed him in our car were also all English. Because at that time, I didn’t even imagine that Takeru has disability. The time I started to talk to him in Japanese is when he was around 4. Until then, I was fixed English because I believed “When he will become independent and start working, we may move to other countries where employment supports for disabled people are very nice.” But, as I started to understand the severeness of Takeru’s disability and see the reality, I finally realized “He should have a minimum ability to converse in Japanese, as long as he lives in Japan and needs lots of supports by many people.” That’s when I accepted “real Takeru”, not “Takeru whom I have exceptations for”. Since then, I have talked to him in Japanese as much as I can. When I observe Takeru and his little brother Yuzuru (4), many interesting questions arise. Which are, his little brother Yuzuru, who seems to have no disability so far, speaks Japanese and English very well, but Takeru prefers English and understands more in English than in Japanese. Does it mean learning 2 languages at the same time is possible for people with no disabilities, but the 1st and 2nd language are clearly defined for handicapped people? Or, there are some vague expressions in Japanese, but English is more clear, so is English easier to understand for people like Takeru? Or, with or without disability, is it just individuality like suited and unsuited? It has been only 2 months since he entered special needs school, but he is learning Japanese very rapidly. He became able to sing his favorite song “The very hungry caterpillar” all in Japanese. When I ask him “Do you want banana?”, before he just repeated what I said, but now, he says “Iranai yo(No, I don’t).”. But if he wants it, he says “Yes!”. Also, he often talks to me in English with beautiful pronunciation like ”Mama, snacks?” “Candy?” “Popcorn?”. He frequently talks to himself, and when he does, it’s always in English. The YouTube videos he likes are all English. I guess, his mother language is still English. I wonder how he will grow up. Don’t miss his future videos!

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          IQ36の息子が英語(6)を話す理由

          同時、まだ登録者数100人に満たない「はばたけタケル」ですが、これまで最も多くいただいたコメントがタケルの英語に関する内容でした。 なので今回は、IQ36、中度~重度知的障害と診断されたタケルが、なぜ英語を話すのかをご紹介します。 タケルの英語の読む力と発音にもご注目ください(^ ^) タケルが英語を話す理由…結論から言いますと、母である私がタケルが4歳頃までずっと英語で話しかけ、タケルが見ていたDVDや動画もほぼ全て英語だったからです。 私は英語の講師をしているので、それなりに英語が話せます。 そして、「1日3食ごはんを食べるのが当たり前のように、英語が当たり前に身近にある環境を子供たちに提供したい」という想いから、タケルにはずっと英語で話しかけていました。 車の中で見せるDVDも動画も全て英語でした。 タケルに障害があるなんて夢にも思っていなかったので…。 私がタケルにようやく日本語で話しかけるようになったのは、タケルが4歳の頃です。 それまでは、「将来自立して働くことを考えると、障害者の就労支援が進んでいる国に移住という視野も捨てきれない」という想いから、私は英語に固執していました。 しかし、私がようやくタケルの障害の重さを理解するようになり、現実が見えるようになってくると、「日本で生活し、多くの方々にサポートしていただく必要がある以上、まずは最低限の会話を日本語でできる必要がある」と気づけるようになりました。 私が、「期待していたタケル」ではなく、「現実のタケル」を受け入れた瞬間です。 それ以降、タケルには極力日本語で話しかけるようにしています。 タケルと弟のユズル(4)を見ていると、興味深い疑問が湧いてきます。 それは、今のところ障害の傾向はみられないユズルは、英語も日本語も堪能に話していますが、タケルは未だに英語を好み、英語の方が理解力が高いです。 健常者にとっては2つの言語を同時に習得することは可能ですが、障害者にとっては第一言語と第二言語が明確に分かれるのか。 それとも、日本語は「大丈夫」など曖昧な表現が多いですが、英語は白黒がはっきりしている言語な分、タケルのような子には英語の方が理解がしやすいのか。 もしくは、障害の有無ではなく、英語への向き不向きという個性なのか…。 特別支援学校に入学してからまだたったの2か月ですが、タケルはものすごい勢いで日本語を習得しています。 大好きな「はらぺこあおむし」の歌を全て日本語で歌えるようになりました。 私が「バナナ食べる?」と聞くと今まではオウム返しでしたが、最近は「いらないよ~」と会話が成立するようになりました。 でも、食べたい時は “Yes!” と返ってきますし、”Mama, snacks!” “Candy!” “Popcorn!” など、キレイな英語の発音で喋ってくる事も多々あります。 よく1人でブツブツ言っていますが、大抵英語です。 タケルが好んで見る YouTube 動画も、ほぼ英語です。 タケルにとっての母国語はまだ英語なのかな。 どのように成長していくのか、今後の成長をお楽しみに(^ ^) ※ちなみに、YouTube や Instagram のコメントから、まぁまぁま頻度で「私も障害がありますが、日本語よりも英語(もしくは中国語)の方がラクです」というメッセージをいただきます。やはり、障害をお持ちの方にとって日本語は難しいようです。

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        重度障害児を育てるママがたどり着いた境地

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        • 知的障害児モデル
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          知的障害児モデル事業を立ち上げた母の想い

          こんにちは。いつもはばたけタケルをご覧いただき、ありがとうございます。 今回の動画では、タケルのママでもあり、(株)華ひらく代表でもある私が、障害児モデル事業をはじめた経緯をお伝えします。 いわゆる、私が解決したい問題と、そこに対する想いです。 大きく分けて2つあります。 1つ目は、私自身が、「障害のある息子と一緒に堂々と生きたい」と思ったからです。 恐らく、障害児を育てている多くの親御さんは、どこに出かけるにも「すみません、すみません」って口癖のように謝りながら頭を下げているのではないでしょうか。 私の感覚ですが、この「すみません」には2つの意味があって、1つは「迷惑をかけてすみません」。そしてもう1つは、「障害があってすみません」。 確かに私の息子のタケルには重い障害がありますが、そこまで頭を下げなくてはいけない程、悪い事はしていません。 でも、悪い事をしたか否かというより、障害をもっているというだけで常に謝らなくてはいけないような、そうしないと世間から温かく見守ってもらえないような、そんな呪いを自分自身にかけていました。 でも、私の人生を変えてくれた「日本でいちばん大切にしたい会社」の著書の坂本幸司先生の講演を聴きに行った際、先生はものすごく強い口調でこうおっしゃって下さいました。 「障害者になりたくて生まれてくる人はいない。障害者の親になりたくてなる人もいない。それでも、一定数の割合で障害者は生まれてくる。それであれば、社会がその方々を支える。これは、当たり前の事なんです!」 この言葉を聴き、「障害があっても、もっと堂々と生きていいのかもしれない…」と考える様になりました。 そして最終的に、「息子と一緒に堂々と生きたい!」「ずっと謝るような生き方ではなく、障害があっても明るく前を向いて歩けるような人生を送りたい」って思うようになりました。 そして、この感情はきっと障害児を育てているすべての親御さんに通ずると思ったので、今、お子さんの障害で苦しんで苦しんでどうしようもなくつらい状態にいる方に、 「子供に障害があっても光はあるんだぞ!」 という希望を持ってもらいたい、その「道」をつくりたい、という想いを込めて、この事業を立ち上げました。 2つ目は、「こんな想い、もう誰にもさせてはいけない!」と思う出来事があり、それを何とか解決したかったからです。 私は読書が趣味なので、これまで障害に関する様々な本を読んできましたが、その時に胸をえぐられる想いを2度しました。 1度目は、小児外科医で作家でもある松永正訓さんの「発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年」を読んだ時です。 自閉症児の母として女手1つで子育てをされてきた立石美津子さんと息子の勇太君のルポタージュです。 立石さんは、知らず知らずの内に「普通」という言葉に縛られていて、それ故に「普通」の枠から飛び出る勇太君の子育てにとても悩まれ、苦労をされたのですが、立石さん自身が勇太君と共に成長された事で「普通」の呪縛から解き放され、「今は息子との生活が楽しくて仕方ない」とまで言える様になったお話です。 ただ、本の最後にこのように書いてあります。 「これまでの人生を振り返っても今が一番楽しい。だから正直な気持ちを言えば、いつまでも勇太と一緒にここで暮らしたい。 もし今から25年後に、必ず墜落すると分かっている飛行機が飛び立つならば、母は勇太と一緒にその飛行機に乗りたい。 そうすれば、グループホームのことを考える必要もないし、人生の最後の瞬間まで勇太と一緒にいることができる。」 2度目は、障害児の父親である神戸金史さんが書かれた「障害を持つ息子へ ~息子よ。そのままで、いい。~」を読んだ時です。 相模原殺傷事件の数日後に神戸さんがフェイスブックに投稿した詩が元になった本です。 本はご存知なくても、詩を読んだことがある方は多いのではないでしょうか。 神戸さんがRKB毎日放送の放送記者として、重度の障害をもつ巧くんと母親の木下由美子さんを取材をされていた時の事です。 夫と別居し、独りで巧君を育てる木下さんは、内臓に持病をお持ちです。 そんな木下さんがこのようにおっしゃいました。 「あと10年、がむしゃらに頑張ります。その時点で、息子を人に託せる状態じゃなかった時は…もう、やっぱり…幸せな思い出をもったまま…一緒に逝こうかなと…思っています」 この2つを読んで、一生懸命何十年も子育てをされてきたお母さんが、最終的にその子供と無理心中をしてしまう結末って、なんか違うんじゃないのかなってすごく思ったんです。 誤解しないで下さい、お母さんを責めているわけではありません。 私も障害児の母なので、立石さんや木下さんのお気持ちは少しは分かるつもりです。 自分が死んだ後のことを考えると、「一緒に逝く」という選択肢が出てくる気持ちも痛いほどわかります。 お母さんじゃなくて、お母さんをそこまで追い詰めてしまう社会が「違うんじゃないか」って思ったのです。 だから、子どもに障害があっても、「普通に生きて普通に死ぬ」ができる社会じゃないと、無理心中という悲劇はこれからも起こり続けてしまうと思ったのです。 これら2つの事がきっかけで、私は「何とかして社会を変えなくては!」と想い、障害児モデル事業をスタートしました。 この事業がうまくいったからといって、障害児を育てる全てのママやパパの心を救う事はできないのは分かっています。 でも、精神や知的に重い障害があって、会話すらままならないのに社会で活躍できている人って少なくとも今まで日本にはいなかったので、障害児モデルが何人も現れる事で、重い障害のある子供を育てる親に少しは希望を持ってもらえるんじゃないかと思っています。 何より、世間の障害者に対する目も、今までは「障害者=不幸、こわい」というマイナスが多かったものが、 「タケルくんって重度の障害があるみたいだけど笑顔がめちゃくちゃ可愛いよね」 「障害児って暗いイメージがあったけど、あんなに幸せそうに笑うんだね」 みたいに、障害者に対する印象が変わって、腫れ物に触れるような存在ではなく、もっと身近に感じてもらえれば、私たち障害児の親はもっと堂々と生きていけるのではないかと思っています。 うちは本当に小さな会社で、大企業のように大々的に進める事はできないので、牛歩の如く一歩一歩進んでいくしかないのですが、 みなさんに「障害児子育ても悪くないのかも」って思ってもらえるように障害者に対する認知度や理解度を上げていきますから、もうちょっと待っていてください。 みなさんが、お子さんと前を向いて明るく生きていける様にがんばりますから、どうか私を信じて待っていてください。

          知的障害児モデル事業を立ち上げた母の想い

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          障害児が広告モデルに!?知的障害児モデル、はじまります!

          突然ですが問題です。 日本の障害者の数、ご存知ですか?  ・  ・  ・ 正解は約1,000万人。 しかも、その数は年々増えていて、今は国民の約7.6%が何らかの障害を持っていると言われています。 また、小学生の数が減っているのはご存知かと思いますが、通級による指導を受けている小学生の数は右肩上がりなのです。 次は問題ではなく質問です。 皆さんは、障害者がお客として来店することを歓迎している企業をいくつご存知ですか?  ・   ・  ・ 正直、私は一社も知りません。 私は重度障害児の母ですから、このような話題にはとても敏感です。 しかし、「障害をお持ちの方もお気軽にご来店下さい」と言ってくれている企業とは、まだ出会っていません。 「わざわざ明記することではない」 「それを言うこと自体が障害者差別」 と考える人もいます。 確かにそれも一理あります。 しかし、「お子様連れ大歓迎」と同じで、一言でもそのように書いてくださることで、行きやすさがまるで違うのです。 そこで企業で働く皆さんに提案があります。 障害者を応援し、巨大な新規マーケットを獲得しませんか? 先程お伝えした通り、日本には約1,000人の障害者がいます。 これは、少子高齢化が叫ばれる日本において、新しいマーケットとしては非常に開拓のしがいのある数です。 「そうは言っても、障害者を応援ってどうやって…?」 その方法の一つが、この度私、タケルのママが代表を務める株式会社華ひらくで初めて障害児モデルです。 いわゆるキッズモデルの障害児版です。 障害児=何もできない と思われている方が多いかと思いますが、できることもたくさんあります。 その一つが写真撮影です。 もちろん、障害と言っても人それぞれ違うので、ポーズをとったりカメラ目線が難しい子もいます。 しかし、キラキラ輝く笑顔で貴社商品を使うことができる可能性は十分にあります。 動画内に出てくる画像は、アパレル会社が障害児モデルを起用したと仮定して作ってみた画像なのですが、このように障害児を貴社広告モデルとして起用し、「弊社は障害をお持ちの方を応援しています」と一言添えていただくだけで、 私たち障害者やその家族は貴社を応援して、出来る限り貴社の商品を買いたい、使いたいと思うのです。 「そんなにうまくいくわけがない」 と思われるかもしれません。 しかし、いまだかつてどの企業も、私たちを顧客として見ていませんでした。 私達はせいぜい「来店したければどうぞ。ただし、他のお客様に迷惑はかけないで下さいね」程度の扱いでした。 購入する気満々で来店しても、障害を理由に断られることもありました。 なので、そうやって企業が私たちを見て、歩み寄ってくださることが本当に嬉しいのです。 事実、私は約2,800人いるインスタグラムのフォロワーに対して、障害児モデルを立ち上げた経緯や思いに加え、「障害児モデル募集」と投稿しました。 すると、約1,000件の「いいね」と27件のコメント、15名からの応募が数日で集まりました。 単純計算で、エンゲージメント率は34.6%です。 ちなみに、27件のコメントで、否定的なものは一件もありませんでした。 障害児モデルを起用したり、障害者を応援することで 「障害児を使って売上を上げようとするな」 「好感度を上げようとしている」 というクレームが入るかもしれません。 でも、私達当事者は貴社の勇気ある一歩に心から感謝します。 「私たちを顧客見込みリストに入れてくださりありがとうございます」とお礼を言いたいくらいです。 障害者をモデルとして起用するなんて前代未聞ですので、最初は戸惑われるかと思います。 しかし、欧米では数年前から自閉症やダウン症、脳性麻痺などを持つ子供は時にモデルとして、時にインフルエンサーとして活躍してるのをご存知ですか? 分からないこと、不安なことは弊社がしっかりフォローし、うまくいくようご提案させていただきます。 撮影には弊社スタッフと障害児の保護者が必ず付き添います。 「障害児モデルを起用して、多くの障害者が来店したところでどうすればいいのか分からない」 という不安もあるかと思います。 そこは弊社がスタッフの皆さんに研修を行わせて頂き、対応の仕方をお伝えしますのでご安心下さい。 2015年に国連がSDGsを発表したことで、日本でも多くの企業が「誰一人取り残さない」に強い関心を向けています。 貴社が考える誰一人の中に、障害者は含まれていますか? もし含まれていなければ、これを機に障害者にも目を向けていただけませんか? 障害者に目を向ける企業が日本に増えれば、弊社はこの世に必要なくなります。 私は障害児の親として、その日が1日でも早く来ることを心から願っています。

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          【障害の当事者に質問!】「障害者」or「障がい者」どっちがしっくりくる?その理由は?「障害者」の代替案は?

          こんにちは。 いつもはばタケルをご覧いただきありがとうございます。 タケルのママです。 私は先日、YouTube とInstagram を使って、障害の当事者(障がいをお持ちの方とそのご家族)を対象にとあるアンケートをとってみました。 表記の問題なのですが、「障害者」と漢字を使った表記と、「障がい者」と「害」が平仮名になった表記、どちらが皆さんにとってしっくりきますか?という二択のアンケートです。 この動画(ノート)ではその結果発表と、このアンケートをとったことで私自身大きな気づきがあったのでそちらの紹介、最後に「障害者って言葉がよくないよね」という風に感じている方は私を含めて多いので、ではどういう名前が代替案として挙げられるのかと考えていきたいと思います。 1.「障害者」or「障がい者」?タケルママの意見 個人的な意見としては、平仮名であろうが漢字であろうがそんなに変わらないから、どっちでもいいかなと思っています。 「障害」という単語があり、その障害を持っている人=障害者という認識である限り、障害の害が漢字であろうが平仮名であろうが全然意味をなさないと思うのです。 平仮名にすることで障害者に対しての見方が変わるか?と考えても、あんまり変わらないですよね。 それであれば、漢字のままでいいのではと。 ただ、私以外の障害の当事者もしくはそのご家族はどういう風にお考えなのかなと思い、アンケートを取ってみようと思った次第です。 2.結果報告 それでは早速結果発表です。 改めて繰り返しますと、このアンケートは障害の当事者(障がいをお持ちの方、もしくはそのご家族)を対象に、平仮名表記か漢字表記のどちらがしっくりきますか?という質問です。 私の様に「どっちでもいいんじゃない」「どっちも変わらないよね」という方は漢字の方を選んで下さいとお願いしました。 結果↓ 漢字表記:218/441票(49%) 平仮名表記:223/441票(51%) 「票を入れたらその理由をコメントで送ってください」とお願いしてたので、多くの方々の理由もその都度で拝見していました。 その時は私と同じような意見が多かったので、結果も漢字表記の方が多いのかなと予想していましたが、本当に僅差で平仮名の方に軍配があがりました。 3.「害」か「がい」を選んだ理由  ▼ 漢字派  - 平仮名は「がい」だけひらがなで強調されている  - 見慣れている  - 文字数が少ない  - 表記うんぬんではなく中身を知って欲しい  - 変に気を使われている気がする  ▼平仮名派  - 優しい(やわらかい)感じがするから  - 療育手帳が平仮名だから 4.今回のアンケートで学んだ事 私は今回のアンケートをとった事でとても学んだことがありました。 それは、これまでタケルの母親…つまり障害児の母親を約8年やっていますが、自分の中で「障害者とは何か」という質問に対して明確な答えが出せていませんでした。 インターネット等を見ると「障害は個性だ」とおっしゃってる方々がいて、確かにそうだと思いつつ、どうも腑に落ちないものがありました。 「美化しすぎていないだろうか」「よく見せようとしすぎていないか」 という疑問が残っていたのですが、今回いただいたコメントを拝見して、 「そうだよね、障害者ってこういう方々だよね」 と納得のできる答えが見つかったので、そちらをご紹介します。 そのいただいたコメントがこちら↓ 「障害物競走とか3000M障害のように、その人自身が持っているものではなく、その人が乗り超えていく壁とか物のことを「障害」と言うのではないでしょうか。 なので、その人自身が障害と考えるのではなく、生きづらさそれ自体が障害だと私は考えています。 こちらを頂いて、すごくハッとしました。 今までの動画でもお伝えしてましたが、私がタケルに障害の診断が下りた時にものすごくショックを受けた理由が、私自身が障害者に対して偏見とか差別的な意識を持っていたからでした。 当時の私も一般的にも、 「障害者=何かが足りない人(何かの能力が欠落している人)」 という印象だったので、差別や偏見や同情の対象になってしまうというイメージがありました。 しかし、先ほどのコメントを拝読して、障害者という方々は私たちと比べて立ちはだかる壁がたくさんある方々の事なのだと。 乗り越えるものを多く抱えてる方を障害者と言うのだと。 それであれば、差別や偏見や同情の対象ではなく、応援の対象だと強く思いました。 オリンピックを見ててもそうですけど、目の前に立ちはだかっている壁とか高い目標に向かって日々努力をされてる方って応援したいじゃないですか。 頑張れ!って思うじゃないですか。 障害をお持ちの方々はそういう方々なんだなというのを、今頃になってようやく気づきました。 5.「障害者」という呼び方を何に変えればいいのか考える この度のアンケートでは、私も含め「障害者という名前自体が良くない」と考えている方が多い事がわかりました。 ツイッターを見ても、 「障害者って呼び名はどうなの?」 という議論は結構上がっていました。 なのでこの動画(ノート)の最後として、障害者という言葉の代替案になるもののアイデアを出したいと思います。 とはいえ、こういう話をすると必ず 「いやいや、名前を変えたところで中身を見てもらえないと意味がないから、名前を変える事は根本的な解決になってないよね」 というご意見は必ず出てきます。 本当におっしゃる通り! 呼び方を変えたところで全然根本的な解決にはなっていません。 ですが、例えば皆さんの家の近くに美味しいと言われているけども外観がとても汚くてボロくて入りづらい飲食店があるとします。 しかしある日、その飲食店が外観を変えて綺麗になりました。 内装やメニューといった中身は何も変わっていません。 外観が変わっただけです。 でも、見た目が変わったことで「あ、綺麗になったんだ」「じゃあちょっと入ってみようかな」 となる可能性は大いにあるのではないでしょうか。 そのお店に全く興味のなかった方には、外観を変えたところで響かないかもしれませんが、興味があった方には一歩進む理由になるはずです。 ですので、根本的な解決にはなっていませんが、一歩を踏み出してもらえるきっかけにはなります。 つまり、一つの改善策としてはアリだと考えています。 ツイッターでどういうアイデアをお持ちなのかと調べてみたところ、「チャレンジャー」「障害超越者」という案があり、とても興味深く見ていました。 ただ、私としては日本はアニメや漫画で地位を築いている世界的にも有名な国なので、漫画やアニメで使われている名前を代替案にしてみてはどうかと考えています。 例えば「能力者」。 お察しの通りワンピースから取っています。 なぜなら、そもそも海賊なのに泳げないって、泳げる海賊には想像ができないような色々な壁を乗り越えていると思うのです。 海に落ちないようにするとか、落ちた時はどうするかとか、そういう事を生活してる時も戦いながらも考えなくてはいけないですよね。 泳げる海賊から見たら全く気にならないようなステップを、日々乗り越えているという意味では、「能力者」はアリなのではないでしょうか。 あとは「チョッパー」。 ヒルルクやドクタークレハと出会う前のチョッパーが置かれていた状況は、今障害をお持ちの方が誰が持たれている状況と似てるのではないでしょうか。 見た目が違うことで差別を受けたり、仲間に入れてもらえなかったり…。 ただ、ヒルルクと出会い、ドクトリーヌと出会い、ルフィたち麦わら海賊団という仲間ができたことで支えてくれる人ができ、そして適材適所を見つけられたことであんなに輝けるようになりました。 なので、「能力者」ではなくもうガンッと絞って「チョッパー」もしくは「トニー」という名前も個人的にはいいんじゃないかなって思っています。 ちなみに、タケルのパパ(つまり私の夫)はガンダムが大好きなのですが、夫にガンダムで「障害者」の代替になる言葉はないかときいたところ、 「ニュータイプがそうなんじゃない?」 と返ってきました。 私はガンダムを知らないので何とも言えませんが、アムロとかシャーアズナブルとかがニュータイプなんです…よね? また、ファイナルファンタジーで考えると「アビリティ」なのではとも言っていました。 名称をはじめ、何かを変えるには色々な人たちが考えてアイデアを出し合って議論をし、そういった段階を経て進化していくものです。 なので、ぜひこの動画(ノート)をご覧になった皆さんは、これを機にご自身なりに考えてそれをいろんな人たちとシェアし、この議論をどんどん続けていっていただきたいと思っています。

          【障害の当事者に質問!】「障害者」or「障がい者」どっちがしっくりくる?その理由は?「障害者」の代替案は?

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          重度障害児の母が考える「優生思想への対処法」

          こんにちは。 いつもはばたけタケルをご覧いただきありがとうございます。 今もなお、話題になっているメンタリスト DaiGo さんの優生思想発言。 あの発言が取りざたされてから、私の中ではずっと悶々とした気持ちが残っています。 DaiGo さんは動画の中で障害者の事は言ってはいませんでしたが、流れ的に考えて 「ホームレスは邪魔だしプラスにならないからいない方がいいけど、障害者はそうではない」 と考えているとは到底思えないので、あの発言は自分事のように刺さりました。 私の息子のタケルに障害がある事が分かって以降、言われることを恐れている発言がいくつかあるのですが、その中の1つが、誰かに面と向かって 「お前の息子は税金の無駄遣い」 とか 「社会のお荷物」 と言われる事です。 いつか言われる日がくるかもしれないので、この4年間、そういわれた時に何て返せばいいのかをずっと考えているのですが、まだ答えは出ていません。 今回の騒動に関しても、私が精神的に強くて頭の回転が速い人間だったらすぐに発信できたのですが、残念ながらそこまで強くも賢くもないですし、何より、自分が何でこんなに悶々としているのかが分からなかったので、何もできずにいました。 でも、何となくですが答えが見つかりつつあるので、今後同じような事が起こった時の対処法も兼ねて、自分の考えをまとめたいと思います。 1.同じ土俵に立たない 例えば 「お前の息子は税金の無駄遣い」 「社会のお荷物」 と言われた時、 「じゃあ、あなたがこの世からいなくなる事で、社会にどんな支障が出ますか?」 みたいなディスカッションも可能といえば可能ですが、それをしたところで何の意味もないと思っています。 今回の DaiGo さんのように第三者から論されるならまだしも、税金の無駄と言われている側の人間からそれを言われたところで、彼らにはきっと何も響かないでしょう。 それであれば、本音を言えばめちゃくちゃ悔しいですけど、巨大な岩があったらその岩を持ち上げて、そいつ目掛けてドスンと投げてやりたい気分ですけど、現実的には黙ってその場を立ち去るのが一番かなと考えています。 2.彼らは敵ではない 今回のような優生思想発言があった時、「もう二度と世に出てくるな」と彼らを叩くのは簡単ですが、そもそも彼らは敵ではない。 少なくとも私がユーチューブやインスタグラム、そして知的障害児モデルを通じて目指している社会は、障害者と健常者の間にある心理的な壁を取っ払って、 お互いに理解し、認め合える社会です。 そうなると、優生思想を持っている人だって未来の友達です。 それであればむしろ、彼らがどうしてそのような思想になったのかを知りたいです。 その原因に誤解があるのであればその誤解を解きたいし、無知からくるものであれば、もっと知ってもらうにはどうすればいいか、一緒に考えていきたいです。 これは私の勝手な推測ですが、DaiGo さんのあの発言は無知が原因ではないと思います。 無知だけなら、あそこまで尖らないと思うのです。 恐らく、「僕は誰からも助けてもらったことがない」とおっしゃっていた一言に全て集約されていると思います。 ずっと孤独だったんだろうなぁと。 だから、納税額と言う分かりやすい指標を使って自分を大きく強く見せたかったんだろうなぁと。 DaiGo さんの気持ち、少し理解できます。 以前の私がそういう人間だったから。 3.傷つく事を恐れず、行動あるのみ 私がユーチューブやインスタグラムを始め、そして、知的障害児モデル事業を立ち上げた理由は、社会を変えたいからです。 障害者にとって生きやすい社会は全ての人にとって生きやすい社会だと思うから、その実現を目指して行動あるのみだと思っています。 ただ、矢面に立つと誹謗中傷が飛んできやすいです。 私が何か言われるのは覚悟の上ですが、子どもたちの事を考えると、親としては胸が痛いです。 でも、「ああだったらいいな」「こうだったらいいな」と理想を言うだけでは何も変わりません。 もしかしたら、人生は自分が考えるよりもずっと短いかもしれない。 私の母は、44年という短さで生涯の幕を閉じました。 私が母以上に生きられる保証はどこにもありません。 息子のタケルがせっかく障害をもって生まれてきてくれたんだから、当事者としての経験をいかしながら、タケルやユズル世代が少しでも生きやすい社会を作りたいなと思っています。 その為には、一にも二にも行動あるのみ。 進めば進む程傷つく事もあるでしょうが、それはもう仕方ない! そんなわけで、今後も優生思想発言は出てくるでしょうし 、「障害者はこの世にいらない」 と言ってくる人も現れるでしょうが、同じ土俵には立たず、彼らがどうしてそういう思想になったのかを理解する気持ちを持ち、そして、自分の道を信じて一歩一歩進んでいこうと思います。 これが、私の対処法です。 みなさんはどういう対処法をお持ちですか? よかったら YouTube のコメント欄で教えてください。

          重度障害児の母が考える「優生思想への対処法」

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          When a boy with autism and intellectual disability was 3

          About Takeru; Born in Japan, live in Japan, but prefer using English than Japanese. Has autism and severe intellectual disability and so goes to an elementary school for special needs children. ▼ When Takeru was 3 yrs and 6 mo. He was still in “the terrible twos” and he banged the wall when was upset at home, but he has never been violent to his younger brother. Moreover, he became aware of acting like a big brother, so when his little brother tried to leave by crawling very rapidly, Takeru walked with him and oversaw his safety. Sometimes he patted his head. Very very sweet boy. The way Takeru throws a ball is weird. He throws with his wrist, so nobody knows which way the ball will go. Now he is 6, and he still throws like this. ▼ When Takeru was 3 yrs and 7 mo. Like other children, Takeru loves these kinds of vehicles. But same as the bike, it’s a bit hard for him to press the switch with his foot while driving. I showed him to press the button with his foot, but his comprehension hadn’t reached to that level, his daddy did the button and handled. But he still had a passion for driving, so he kept turning to the right. lol ▼ When Takeru was 3 yrs and 9 mo. I don’t know why, but Takeru is popular with other children. It happens sometimes that when he goes to a park, a girl whom Takeru has never met talks to him a lot and gives him some snacks. Even though Takeru doesn’t pay attention to other children, his older friends who go to the same nursery with Takeru say “I like you, Takeru!” and give him a cuddle. Not only does he not talk, but Takeru doesn’t make eye contact and never plays together with them. He has a strange charm. ▼ When Takeru was 3 yrs and 10 mo. This is the painter Takeru’s art. When I realized, he was drawing on the wall with his crayons. Thanks to the painter, our walls and floor are filled with arts. lol He couldn’t draw a square or line except for a circle, but he could use many colors like this. This dance is from Mickey Mouse Club House, which Takeru was so into. Since around this period, he started saying many words, and I could see him clapping and singing “red, orange, yellow, green, blue, purple” ▼ When Takeru was 3 yrs and 11 mo. He became able to enjoy songs with hand motions like this.

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          【3歳の頃(後半)】自閉症と重度知的障害をもつタケルの幼少期

          ▼ 3歳6か月 家では相変わらずタケルのイヤイヤ期が続いていて、怒ると壁をドンドン叩いたりする事はありましたが、2歳年下の弟に手を出す事は1度もありませんでした。 それどころか、これくらいの時期からお兄ちゃんらしさが芽生え、弟が高速ハイハイでどこかへ行こうとすると、タケルが走って弟と並走し、弟の安全を確認してくれたり、弟の頭を撫でてくれることもありました。 本当に優しい子です。 タケルのボールの投げ方はいびつです。 手首だけで投げるので、どこに飛ぶか予想ができません。 6歳になった今でも、投げ方はこのままです。 ▼ 3歳7か月 ご多忙にもれず、タケルもこういう乗り物は大好き。 しかし自転車同様、足でボタン(スイッチ)を踏みながらハンドル操作はまだ難しかったみたいです。 「足で踏むんだよ」とやって見せても、これを踏んだら進むと言う理解は無いので、結局は足もハンドルもパパ任せ。 でも運転をやりたい気持ちはあるみたいで、常にハンドルを右に切っていました。 ▼ 3歳9か月 どういうわけか、タケルはとてもモテます。 公園に行くと、知らない子から気に入られてお菓子をもらったり、いっぱい話しかけられることが何度もあります。 タケルは完全スルー状態にもかかわらず、保育園でも、年上のお友達(男女問わず)から「タケちゃん大好き!」と言われてぎゅっとハグされたり。 タケルは話すどころか目も合わせず、一緒に遊ぶこともないのに…。 不思議な魅力を持った子です。 ▼ 3歳10か月 タケル画伯の絵です。 気づいたら壁にクレヨンで描いていました。 おかげで我が家の壁や床はアートでいっぱい(笑) まだ四角や直線など、丸以外の形は書けませんが、色はこんなに使えます。 このダンスは当時のタケルがはまっていた、ミッキーマウスクラブハウスで出てきたダンスの真似です。 この頃から単語もたくさん出てくるようになり、red, orange, yellow, green, blue, purple と手を叩きながら歌う姿も頻繁に見られるようになりました。 ▼ 3歳11か月 動画の様に、歌いながらの手遊びも出来るように。

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          When a boy with autism and severe intellectual disability was 3 (part 1)

          This video will show you when Takeru was between 3 years and 0 month to 3 years and 5 months. My memories are vague, so I looked back at the parent-teacher notebooks to introduce to you what he could do, what he was still challenging, how I felt, and how he was at his nursery. ▼ When he was 3 yrs and 0 mo. Takeru loved tagging since this time. But, he didn’t chase anybody, so he was always tagged. He didn’t play with his friends that much, but he had so much fun with us and nursery teachers like this. ▼ When he was 3 yrs and 1 mo. Since around this time, he started saying words. He had already loved numbers so much, so he learned how to count from 1 to 20 in English at this age. Also, he became able to count down from 10 to 0. He was getting better at understanding our words, and his nursery teacher told me “He is starting to figure out how to have communication with us!” Takeru started having an interest in other people around this period, so when teachers and friends were dancing, he sometimes watched them and copied their dancing. When his friend was crying, he came over to her and stared. Thanks to YouTube, he started saying “ears”, “eyes”, “nose”, “mouth”, “hand”, “fingers”, “feet”, and “toes”. When I asked him “Where is your hand?”, he touched his hand. ▼ When he was 3 yrs and 2 mo. At this time, he often had tantrums because of “the terrible twos” and he wanted to cuddle with me who was busy taking care of his little brother. Fortunately, he never hit or bit his friends, but he was crazy at home and bit and threw things. So off we went to Tokyo Disney Land on that day, only Takeru and me. I was worried if he could be a good boy, but as it turned out, he could! Takeru loved Tom Sawyer Island and Swiss Family Tree House very very much, so we spent lots of time there. On the other hand, he was not into other attractions. Also, he could sit very nicely during the parade, and watched the first parade in his life. I couldn’t have imagined he could be so nice. Very impressive! ▼ When he was 3 yrs and 3 mo. He started singing for the first time around this period. When he was 1 or 2, I wondered “Will he ever be able to sing?” but the day has finally come. Now Takeru is in the 1st grade, and he sings his favorite songs loudly every day. lol The song he is singing on this video is from Mickey Mouse Club House. His concentration while he is watching his favorite anime and videos is just unbelievable, even when he was 1, he could keep watching for an hour. ▼ When he was 3 yrs and 4 mo. He didn’t want to sit on a swing on his own. But he was in love with this diaper-shaped swing, so it’s his “first sitting on a swing by himself” anniversary. I put him down, down, and down, but he went on, on, and on. And finally, he was able to sit on a normal swing on his own. He doesn’t move the swing even now, but a swing is always Takeru’s most favorite playground toy. He sometimes sits on a swing for more than an hour. He wasn’t interested in a bike to my surprise. Doing 2 things at the same time like kicking the ground and handling is a bit hard for him. ▼ When he was 3 yrs and 5 mo. His tantrum was terrible at this time, he sometimes kept crying for more than an hour. I was devastated because everything I tried didn’t work. But on second thought, I realized that he had a tantrum a while after I was only holding his younger brother, or when I was not beside him. Since then, I started “Let’s give Takeru a cuddle strategy” and faced his needs, had a bunch of physical contact. Then happy Takeru came back. During a tantrum, I had hard time understanding his feelings, and that made him look very sad. I should have realized his feelings much earlier. I reflected on myself sincerely. Please check out part 2!

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          【3歳の頃(前半)】自閉症と重度知的障害をもつタケルの幼少期

          【はじめに】 今回の動画は、自閉症と重度知的障害をもつタケルが3歳0ヶ月〜3歳5ヶ月までのものです。 私(タケル母)の記憶があやふやなので、保育園の連絡ノートを振り返りながら、当時のタケルができたこと、まだ挑戦中なこと、私が感じていたこと、そして、保育園での様子をご紹介します。 【3歳0ヵ月】 当時から追いかけっこが大好き。 とは言え、まだ人を追いかける事はなく、タケルは追いかけられる専門。 同世代のお友達と遊ぶ事はそんなにありませんが、親や保育園の先生となら、こんなふうに楽しく遊べていました。 【3歳1ヵ月】 この頃から、言葉が少しずつ出るようになってきました。 タケルの数字月はすでに始まっていて、1から20までを英語で言うことができるようになった時期です。 同時に、10から0までのカウントダウンもすぐに習得。 また、大人の言っていることをだいぶ理解するようになり、保育園の先生からも、「最近、意思の疎通が取れるようになってきました!」と言ってもらい、とてもうれしかったです。 少しずつ人に興味を持ち始めたのもこの時期で、園では先生や他のお友達がやっているダンスを見て、真似して踊ることもありました。 保育園でお友達が泣いていると、近くに来てじーっと見ていたそうです。 そして、YouTubeのおかげで耳、目、鼻、口、手、足、足の指、足といった体の部分も出てくるようになったのです。 Where is your hand? と聞くと、ちゃんと手を触るのです。 【3歳2ヵ月】 この頃はタケルの嫌々期と0歳児の弟のお世話で忙しいママへの甘えたい気持ちが混じり、よく癇癪を起こしていました。 幸い、保育園で他のお友達を噛んだり叩いたり…と言う事はありませんでしたが、家では親を噛んだりものを投げたりと大変な時期でした。 なので、この日はタケルとママと2人だけでディズニーランドへ。 いい子でいてくれるか心配でしたが、杞憂でした。 タケルはトムソーヤ島とスイスファミリーのツリーハウスをとっても気に入り、この2つだけで大半の時間を費やしました。 逆に言うと、アトラクションはそれほど…と言う反応でした。 そして、パレードでは終始静かに座っていられ、人生初のパレードをじーっと見ていました。タケルがこんなにいい子でいられるなんて…と、ママは感動の連続でした。 【3歳3ヵ月】 タケルが初めて歌ったのがこれくらいの時期です。 タケルがまだ1〜2歳の頃、「タケルの歌を聞ける日が来るのだろうか…」と心配していましたが、その日がやってきてくれたのです! 小学生になった今では、毎日大声で好きな歌を熱唱しています(笑) ちなみに今歌っているのは、ミッキーマウスクラブハウスに出てくる歌です。 好きなアニメや動画を見るときのタケルの集中力は凄まじく、1歳の頃から、1時間程度はずっと集中して見ています。 【3歳4ヵ月】 まだ1人ではブランコに乗りたがらないタケル。 でも、このおむつ型のブランコはとっても気に入り、「はじめての1人ブランコ」デビュー記念日です。 おろしてもおろしても載っていました(笑) そしていよいよ、普通のブランコにも1人で乗れるように! 6歳になった今でも1人で漕ぐことはできませんが、ブランコは常に、タケルが好きな遊具不動の1位です。 1時間以上乗り続けることもあるほどです。 自転車はそんなに興味を示しませんでした。 地面を蹴りながらハンドルを操作すると言う、1度に2つ以上のことをやるのはまだ難しかったみたいです。 【3歳5ヵ月】 この頃はまだタケルのパニックがひどく、日によっては1時間以上泣き続ける時もありました。 何をやっても泣き止まないので困り果てていたのですが、よくよく考えてみると、私が弟ばかり抱っこしていたり、タケルのそばにおらず、しばらくするとパニックを起こすことが判明。 それ以降、「タケルを抱っこしよう大作戦」を決行し、タケルにたくさん向き合っていっぱいスキンシップを取ったら、ニコニコでご機嫌タケルが戻ってきてくれました。 パニックを起こしている最中、なかなか気持ちを理解してもらえず、タケルはとても辛そうでした。 もっと早くに気づいてあげていれば…と母は反省です。 タケル3歳(後半)に続く。

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          【知的障害&自閉症】息子(6)が1人で出来ること

          こんにちは。 「はばたけタケル」にご興味持ってくださり、どうもありがとうございます。 今日は息子が1人で出来る事をご紹介。 6歳ともなれば、着替えやお風呂、歯磨きなど1人でできる事はたくさんあると思いますが、息子のタケルは重度の知的障害と自閉症がある為、それらはまだ大人の手助けが必要です。 ただ、そんなタケルでも最初から最後まで1人で出来る事が! それは、「かき氷を作る」事。 背に腹は代えられないのでしょうね。 「かき氷食べたいのにママが忙しくてすぐに作ってくれない!」 という状況を経て、自分でできるようになりました。 タケルが出来る事の詳細はこんな感じです。↓ 1)かき氷を入れるカップを棚から取り出す。 2)カップをかき氷機にセットする。 3)氷を冷凍庫から取り出す。 4)かき氷機にセットする。 5)スイッチオン。(我が家のは電動なのです。) 6)頃合いを見ながらカップを回し、氷が偏らないように調整する。 7)十分な氷が出てきたらスイッチオフ。 8)冷蔵庫からシロップを取り出す。 9)シロップの蓋を歯で開ける。(硬いので。) 10)シロップをかき氷にかける。  ただし、満遍なくかけることは出来ず、1か所にドボドボかける。 11)シロップの蓋を閉めて冷蔵庫に戻す。 12)スプーンを取り出し、かき氷を食べる。(混ぜないのがタケル流。) やっている事は一見大したことないですが、タケルが親の指示を必要とせず、最初から最後まで1人でできるのは結構限られているので、実はとても貴重な「1人でできるもん」なのです。 これからどんどん「1人でできるもん」が増えていくのでしょうね。 ゆっくり、ママは楽しみに待っています(^ ^)

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          重度障害児の身体能力

          こんにちは。 この記事に興味を持ってくださり、どうもありがとうございます(^ ^) 今日は私の息子のタケルが6歳だった時の身体能力の動画とお話です。 「障害児って運動も苦手なの?」 って思う方もいらっしゃるかと思いますが、それも人それぞれです。 少なくとも、タケルはとても運動神経がいいです。 と言いますか、身体能力(バランス感覚)に優れています。 例えば、行った先の公園に岩でできた大きな壁があると、まずそれを登ります。 タケルは全然ビビリではないですし、初めて登る岩でも登れる能力(?)を持っているので、スイスイ登ります。 登っている姿だけ見ると、とても重い障害があるようには見えません。 また、登り棒や登れるトーテムポールみたいなのがある公園に行っても、やはり必ずと言っていい程登ります。 どうやら高い所が好きなようです。 そして、たかーいところからみんなを見下ろしています。 さらに、降りる際も「ママこわい~」みたいのは全然なく、「いとも簡単に下りてきたなー」みたいな感じで着地します。 少なくともタケルの場合、運動神経と発達障害は関係ないようです。 恐らくタケルの運動神経の良さは遺伝もありますが、家でも日々トレーニング(?)しています。 寝室にあるウォークインクローゼットは、服をかけるところではなく登ったりぶら下がったりするところ。 猿みたいに足だけでビロ~ンとぶら下がったり、かと思ったら急にジャーンプ!で下りたり、まぁ何とも楽しそうです。 しかも、我が家には昨年の緊急事態宣言中にママが作ったうんていや、ボルダリングがあるので、気づけば登ったり、テッペンで絶妙なバランスを保ちながら YouTube とか見ています。 ちなみに、タケルには2歳下に弟がいますが、運動神経はタケルの方が間違いなく高いです。 体操教室とかに行くことができたら、この才能を活かせるんだけどなぁと、母はいつも悶々としています。 都内近郊で、障害児ウェルカムな体操教室がありましたら、是非教えてくださいm(_ _)m

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          【自閉症と知的障害(重)】発達障害児の兄弟愛

          こんにちは。 いつもはばたけタケルを読んでくださり、ありがとうございます。 今回ご紹介する動画は、タケル(7歳、自閉症と重度の知的障害持ち)と2歳年下のユズル(5)の関係です。 この動画を撮影したのは約1年前ですが、当時も今も、2人はとても仲がいいです。 ユズルの存在は、タケルにとってとても大きいです。 人とのコミュニケーションが苦手なタケルですが、ユズルと喧嘩したり一緒に遊んだりする事で、いつも何かを学んでいるように思います。 そして弟のユズルも、優しさや思いやりをタケルから日々学んでいます。 これまでは、ユズルからタケルに「一緒にあそぼー」と来る事の方が多かったですが、最近はタケルからユズルに近づく事も増えてきました。 タケルがユズルの名前を呼んだ事はまだありませんが、親との会話の中で「ゆじゅじゅ?」と弟の名前を言うなど、ちゃんと誰だか分かっている様です。 この2人、兄弟げんかはそんなにしません。 と言うのも、タケルはユズルの泣き声が嫌いなので、ユズルが泣き出すと大抵譲ってくれるからです。 でも、どうしても譲りたくない時はタケルも本気になり、結果的にユズルは大泣きするのですが、叩きあうなどの暴力はありません。 タケルは、ユズルが自分よりも小さくて弱い事を理解しているみたいです。 ユズルは現在5歳ですが、ユズルがどれだけタケルの障害の事を理解しているのか、私にはわかりません。 でも、いずれにせよ、タケルの障害の事でユズルが悩む日はやってくるのではないかと覚悟しています。 「どうして僕のお兄ちゃんは…」 「普通のお兄ちゃんがよかった!」 と思うのかもしれません。 ユズルはとても優しい子だから、もしかしたらその葛藤を親には言わず、一人で抱え込もうとするかもしれません。 だからこそ、ユズルの心に常に注意を払って、彼が悩んでいそうな時は寄り添いたいです。 ユズルが言ってくれたこの言葉…: 「6歳になったら、タケルみたいになりたい!」 特に深い意味はなかったと思いますが、ママは本当に嬉しかったです。 タケルとユズルに心から「ありがとう」 「ママのところに生まれてきてくれてありがとう」 愛をこめて、ママより

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          【自閉症&知的障害】重度の障害があっても英語を話せる!

          こんにちは。 いつもはばたけタケルを読んでくださり、ありがとうございます。 今回ご紹介する動画は、タケル(自閉症と重度の知的障害持ち)が6歳の時に撮影した、パズルで遊んでいる映像です。 タケルは日本人の両親から生まれた日本生まれの日本育ちですが、日本語よりも英語の方が得意です。 その理由については別の記事でご紹介しますが、この動画では、タケルが得意な SHAPES(形)を英語で言っているところをお見せします。 ちなみに、タケルが言える SHAPES は最低でもこれら。↓ 丸:circle 三角:triangle 正方形:square 長方形:rectangle 台形:trapezoid 平行四辺形:parallelogram 半円:semi-circle 三日月:crescent ハート:heart 星:star 五角形:pentagon 六角形:hexagon 八角形:octagon 楕円形:oval 矢印:arrow 十字:cross ひし形:diamond 立方体:cube 円錐:cone YouTube を見ながらどんどん覚えていきました。 テレビや YouTube を見せる事に賛否はあるかと思いますが、タケルの療育の先生曰く、タケルみたいな子は絵や動画を見ながら覚える方法があってるらしいので、好きな動画を見ながら言葉を覚えるのはいいやり方らしいです。 少なくとも、YouTube のお陰で私はタケルの特技を見つける事ができました。 子供が YouTube を見てくれている間、親は家事や休憩ができますし、YouTube で言葉を習得してくれるのであれば一石二鳥。 発達障害を持つ子供を子育て中のママさんパパさん、見せる事に罪悪感を持つのも必要かもしれませんが、「これはやってはダメ」ではなく、「ま、いっか」の精神で一緒にゆる~く子育て(略して「ゆるコソ」)いきましょう(^ ^)v ↑ ゆるコソ仲間を増やしたいだけ(笑)

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