【自閉症と知的障害(重)】発達障害児の兄弟愛

こんにちは。
いつもはばたけタケルを読んでくださり、ありがとうございます。

今回ご紹介する動画は、タケル(7歳、自閉症と重度の知的障害持ち)と2歳年下のユズル(5)の関係です。

この動画を撮影したのは約1年前ですが、当時も今も、2人はとても仲がいいです。

ユズルの存在は、タケルにとってとても大きいです。

人とのコミュニケーションが苦手なタケルですが、ユズルと喧嘩したり一緒に遊んだりする事で、いつも何かを学んでいるように思います。

そして弟のユズルも、優しさや思いやりをタケルから日々学んでいます。



これまでは、ユズルからタケルに「一緒にあそぼー」と来る事の方が多かったですが、最近はタケルからユズルに近づく事も増えてきました。

タケルがユズルの名前を呼んだ事はまだありませんが、親との会話の中で「ゆじゅじゅ?」と弟の名前を言うなど、ちゃんと誰だか分かっている様です。



この2人、兄弟げんかはそんなにしません。

と言うのも、タケルはユズルの泣き声が嫌いなので、ユズルが泣き出すと大抵譲ってくれるからです。

でも、どうしても譲りたくない時はタケルも本気になり、結果的にユズルは大泣きするのですが、叩きあうなどの暴力はありません。

タケルは、ユズルが自分よりも小さくて弱い事を理解しているみたいです。



ユズルは現在5歳ですが、ユズルがどれだけタケルの障害の事を理解しているのか、私にはわかりません。

でも、いずれにせよ、タケルの障害の事でユズルが悩む日はやってくるのではないかと覚悟しています。

「どうして僕のお兄ちゃんは…」
「普通のお兄ちゃんがよかった!」
と思うのかもしれません。

ユズルはとても優しい子だから、もしかしたらその葛藤を親には言わず、一人で抱え込もうとするかもしれません。

だからこそ、ユズルの心に常に注意を払って、彼が悩んでいそうな時は寄り添いたいです。

ユズルが言ってくれたこの言葉…:
「6歳になったら、タケルみたいになりたい!」

特に深い意味はなかったと思いますが、ママは本当に嬉しかったです。

タケルとユズルに心から「ありがとう」

「ママのところに生まれてきてくれてありがとう」

愛をこめて、ママより

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