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重度障害児を育てるママがたどり着いた境地

はじめまして、「はばたけタケル」を読もうと思ってくださりありがとうございます。
タケルは発達障害(自閉症と重度の知的障害)を持っている男の子です。
そして、私はタケルの母です。

まずはタケルの記事をアップしたいと思った目的について説明させてください。
この記事は、
- 知的障害(中度~重度)の障害があるお子さんをお持ちの方
- お腹にいる赤ちゃんに障害の可能性を指摘された方
にお届けしたいと思い、作りました。

タケルに発達障害の疑いを持った時、私はものすごい不安や恐怖に襲われました。
なぜなら、私は発達障害について何も知らなかったから。
「どんな風に育つのか?」
「どんな子になるのか?」
が全く見えなかったから、タケルの将来がとても恐かったのです。

なので、ネットを漁り、本を読みまくってタケルの将来の可能性を調べました。
そうすることで何となく光が見えてきて、私は安心する事ができました。

今、お子さんの将来に不安を感じている方も、「知らない」「見えない」から怖いのだと思います。
なので、(重度の知的障害といっても千差万別ですが、)少しでも可視化してみなさんのお役にたてればと思った次第です。

昔に比べ、今は発達障害についての認知は広まりつつあります。
しかし、テレビや Youtube で見れる発達障害に関する情報の内、大半は
- 知的な障害を伴わない方
- あったとしても軽度の知的障害
の情報で、タケルのように、中度~重度の知的障害を持つ人がどういう風に生活しているのか、家族はどう思っているのか?という動画を見る機会はまだまだ少ないのが現状です。
もっともっと知的障害に関する認知が広まり、1人の人間として見ていただければと願っています。

最近世界中で求められている「多様性」って、お互いの違いを理解し、認め合うってことですよね?
それって肌の色や言語の違う人同士という意味だけではなく、それぞれの個性を尊敬しあう、という事だと思うのです。

最後に…、
note 上ではタケルの障害にフォーカスしていますが、実際のところ、障害はタケルの一部でしかありません。
障害があろうがなかろうが、タケルはタケル。
ブルーノ・マース風に言うと
"You are amazing just the way you are."
(そのままでいいよ)
が、私が全ての障害をお持ちの子供に伝えたい事です(^ ^)


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