映画「サウンド・オブ・フリーダム」
※ネタバレあり
神戸の三宮まで行って、映画「サウンド・オブ・フリーダム」を観てきました。小児性愛者(愛ではない)による児童人身売買と性的虐待の闇に迫る話で、もの凄い数の子供がさらわれていて、小児性愛者(ペドフィリア)による性的搾取が行われている実態を描いた映画でした。
実在すると言われている小児性愛者たちが子どもたちに性的虐待が行われているエプスタイン島らしき島も作中に出てきました。アメリカのバイデンは、次々に難民を受け入れていましたが、その目的は、難民の子供をさらってさらに人身売買をしやすくするためと言われています。トランプは、それを阻止しようとしていた。
アメリカだけでなく中国も関係していると思います。いまは廃止された中国の一人っ子政策は、「一人しか産んではならない」ではなく「一人しか育ててはならない」だったので、複数人の子供が生まれた中国人は一人だけ選び、残りの子供は人身売買で売られました。一人っ子政策は、臓器提供、人身売買の闇を生み出したと言われています。
この映画では、子供を救出したのはいいですが、あれだけレイプされて、救出して一件落着にはならないと思いました。その後の複雑性PTSDの地獄の方が、大きく、一生涯、苦しむ後遺症になります。
この映画は、公開までに5年かかったそうです。圧力、妨害が非常に大きかったそうです。被害児童の数は、数百万人。1500憶ドルの市場とも言われる世界の人身売買は、実話です。
日本人も例外ではありません。こういう被害者が、将来、重度の複雑性PTSDになり、自殺するか、殺人鬼になるかという運命なのに、日本の精神科医療や福祉の現場は、未だに複雑性PTSDの病名を聞いたことがある、くらいの「お花畑」。失望しかないですよ・・。
※虐待の後遺症である複雑性PTSDについては、以下の書籍に詳しく描いています。精神科医の監修・対談つき。