未来の自分が悩んでくれる。

今週も日記を書きました！いつものことながら情緒がぶれぶれです。

今週は…
■お茶の間ジャパンの一員として
■張り切ることに向いてない
■こんなことがあるのが夫婦なんだろうか
■ぜんぶぜんぶ、味方にしてやろう
■ときめいた音がした
■未来の自分が悩んでくれる
■外で見ても寝ぼけている
の7日間です！

---

■9月2日（土）お茶の間ジャパンの一員として
軽く放心状態である。なんという試合。なんという感動。バスケットボールワールドカップ、日本代表の最終戦が終わった。ひとつも勝てなくてくやしかった前回大会を思い出し、そこからの選手や周りの人たちの4年間を勝手に想像し、感極まる。感情移入しすぎて夫に「誰？関係者？」とからかわれる。我こそは！お茶の間ジャパンの一員！1ヶ月くらいは余韻に浸っていたいけれど、さあ次はラグビーがはじまる。たいていのスポーツのルールはわかるわたしが、もっともわかっていないスポーツがラグビーである。そろそろルールを頭に入れなければ。お茶の間ジャパンにオフシーズンはないのだ。



■9月3日（日）張り切ることに向いてない
やってしまった。人が家に来てくれたので、張り切ってすこしばかり料理をふるまったのだが、本来オイスターソース大さじ１のところを３杯投入してしまった。何度も作って何度も成功していた十八番の料理だったから味見もせず、何の迷いもなく盛り付けた。気づいたときにはすでにお客さんの口の中。喉にうっとくるしょっぱさ。「うん、おいしい」と言ってくれたけど、少ししょっぱいねとか、味が濃いねって言ってくれた方が気が楽だよ。いや、でも実際に言われたら凹むかも。もうわたしはどちらにせよ凹むんだ。張り切って失敗し続けてきた人生からなかなか抜け出せない。

■9月4日（月）こんなことがあるのが夫婦なんだろうか
夕食後、テレビでYoutubeのある動画を見ていたら、あーおもしろ！と思う情報をゲットした。最後まで見終わったら夫に教えようと思っていた5分後、夫が勢いよくふすまを開けて、さきほどわたしが入手したその情報をどや顔で語りだす。なぜ…！？そ、その情報を…！？わたしがおったまげていると、夫がテレビの方に目をやり「あ…！俺も今おんなじの見てた！」。こんなことがあるんだろうか。こんなことがあるのが、夫婦なんだろうか。

■9月5日（火）ぜんぶぜんぶ、味方にしてやろう
病院を出ると、一瞬ふわっと風が吹いた。わたしは、わたしのために吹く風を、必ず味方につけてやろうと思う。ぜんぶぜんぶ、味方にしてやろうと思う。風も、そのつもりで吹いてほしい。花も、そのつもりで咲いてほしい。空も、そのつもりで晴れてほしい。月も、そのつもりでそこにいてほしい。いいでしょう、たまにはこんな強気な日もあって。

■9月6日（水）ときめいた音がした
この世に生をうけてからずっとときめきやすい体質のわたしであるが、この度、新しい推しができてしまったかもしれない。できてしまったとか言いながら、内心とても浮かれてリビングでスキップをするなどしている。だって、ときめいた音がした。猫背がちょっと伸びるくらいには、影響が出はじめている。わたしには今までにも推しがいて、でもその気持ちがややゆるやかになってきていたところで、今回の存在の登場。推しは必要なときに必要なだけ現れるのかもしれない。

■9月7日（木）未来の自分が悩んでくれる
朝から夫とふたりで病院へ。先生がぽろっと「今回うまくいったとして、将来もし二人目を考えるとなったときに～」と言ったのを聞いて、そうか、二人目をと考えるときもまた、このあまりにも過酷な不妊治療をしなければならないのだと、気づいていたような、いなかったような、気づいていないふりをしていたような事実に直面した。正直今は、考えられない。途方もない。きっと人生には遠くを見た方がいいときと、目の前だけに集中した方がいいときがあって、今は後者のように思う。ともすると、ずぶずぶと沈みそうになる心を、かろうじてつなぎ止めながら進んでいる。とりあえず今、今日、でいい。またそのときが来たら、そのときの自分が悩んでくれるだろう。今より多くのことを乗り越えて、でっかくなった未来の自分が。

■9月8日（金）外で見ても寝ぼけている
いつもより早く目が覚めて6時。どうせこのまま横になっていてもなんとなくテレビを見て過ぎるだろうと思い、外へ出て歩いてみることにする。てくてく歩きながら考えたのは、（昨日のお昼ご飯たまらんかったな～）。いつも行列ができているカフェの大エビフライ定食1600円。ぷりぷりを通り越してぶりんぶりんのエビフライはもちろん絶品なのだけど、それだけじゃない。イリコがこれでもか！というくらい力強く香る具沢山の味噌汁に、ポテサラもひじきものっかったサラダ。全部がしみじみとおいしくて健康的な味わいだった。あーあの味噌汁、今日も飲みたいなあと考えていたら、出勤中の夫と鉢合わせ。常々、「寝ぼけた顔で家を出る人だなあ」と思っていたけれど、外で見ても、夫は笑えるくらい寝ぼけた顔をしていた。あの顔のまま会社に着くつもりだろうか。

---

今週もありがとうございました！また来週のぞきに来てもらえるとうれしいです。

おわり