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13. 見えないリーダーシップ

お久しぶりです。haruです。


本日1月6日、バイトをしている塾の冬期講習を終えました。
12/26〜30,1/4〜6の8日間。夏期講習に比べたら期間は半分ですが、入試まで残り50日を切った事実は精神的になかなか迫ってくるものがあるようで、生徒たちの顔つきもだんだん変わってくるのを目の当たりにした受験生担当1年目です。

年末年始は怒涛の日々、本当に忙しくて、大学のレポート課題もwebテストの勉強も部屋の片付けも何もできませんでした。
とはいえ、私は暇より忙しい方が好きなので有難い限りではありますが、、、。



さて、近況報告はこの辺にして、
今回は、大学で履修している心理学の講義に出てきた、「リーダーシップ」をテーマに綴っていこうと思います。

リーダーシップとは

まずはリーダーシップの定義づけを行います。

「リーダーシップ」
リーダーの権威、影響課程がそのリーダーの人間的魅力から生じるもの
Gibb(1969)


心理学によると、リーダーの能力は大きく二つに分けることができ、その二つを、

①課題動機型リーダー
②人間関係動機型リーダー

というそうです。


①の課題動機型リーダーは、話し上手、まとめ役、主張、課題達成、といった単語が当てはまり、目標に向かってメンバーを引っ張っていく、「THE リーダー」というイメージですね。

一方、②の人間関係動機型リーダーシップはというと、聞き上手、連帯感、意見尊重、といった単語が当てはまり、周囲の人々をより気にかけ全員でまとまった行動を促す人のイメージです。

歴史上の人物を見ると、どちらの要素も備えた人はあまりいないんだそう。
ヒトラーやスターリン、トランプなどは①、
ガンジーやナイチンゲールは②、
といったところでしょうか。

ところで、リーダーシップに対比される言葉として、
フォロワーシップ
という言葉をご存じでしょうか。

リーダーを積極的に支え、チーム全体が良い結果を導出できるようサポートする能力のことです。



以上を踏まえると、あるチームの中にはリーダーとそれ以外の複数のフォロワーがいるという構図が頭の中に浮かび上がるでしょう。

ただし、ここで強調したいのは、

誰しもがリーダーになり得るし、
誰しもがフォロワーになり得る、

ということです。

リーダーなんてやったことがない、自分とは縁がない役だ。

なんて思わないでほしいのです。




たとえば、今まで、リーダー格だなぁと思っていた人が、実はただ発言力があって目立つだけの専制でした、なんてことがあるでしょう。

逆も然り、あまり目立たないけれど何事も穏便に済ますことができ、周囲から好かれ、人望がある人は、その人のリーダーシップの能力だったんだ、と気づくこともありそうですね。

私が今回述べたいのは、ある集団の中で生きていく上で、自分に求められていることを把握することの重要性です。

インターネットが発達し繋がるコンテンツが溢れかえる現代では、コミュニティに属さない人間はいないでしょう。

私にも、家、バイト、大学、SNSなど、(これらが集団と呼べるか否かは置いておいて、)たくさんあります。

TPOを憚らず自分勝手に行動する人は嫌われてしまいますよね。
そうではなく、それぞれの集団の中で自分に求められている役職を把握することで、漸く自分も周囲も快適に過ごしていくことができるのです。

そして、そのためにこの、リーダーシップ、フォロワーシップの概念が大変役に立つのではないかと思い、筆を取った次第でございます。

一つ注意することといえば、人の目が気になり過ぎるあまり、周りの期待通りに振る舞おうとしてしまうことですね。
私もその類です。
が、無理は禁物です。笑


最後になりますが、
皆さま
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

Haru

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