9/25 蟹座 下弦の月
どうも、水星の申し子です。
9月25日 03時49分頃、
蟹座で「下弦の月」を迎えます。
下弦の月のホロスコープを解説する前に、
まずは、わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。
「毎回読んどるからもうエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでくださいね。
「月」ってどんな星?
あなたは「月」に対して、
どんなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?
神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない星であり、
月の解釈は、人それぞれあります。
わたしは、月は美しいだけの星ではなく、
ある種「取り扱い注意の星」だと考えています。
西洋占星術では、
月を含め最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。
今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。
「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。
なら「不安定さの象徴」って具体的に何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」。
我々は「平常心を保ちたい」と思いながら、
つい外部からの刺激に反応して、
喜んでみたり、悲しんでみたりするものです。
時に、心のダムが崩壊することだってあります。
月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。
だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。
この「安心を求めるの欲求」こそ、
まさに「月」です。
月とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。
心の中でわんこがキャンキャン吠えたら、
つまり、感情が暴走したら、
「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」
と観察して、適切なお世話や躾をする。
これが月=感情との上手な付き合い方かな、
とわたしは考えていますし、
お世話と躾をするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。
今後、心の中がザワモヤした時には、
「わんこのお世話と躾」
を思い出して、意識してみてください。
9月25日は蟹座で下弦の月
「下弦の月」とは、
新月に向かって欠けてゆく途中の半月のこと。
一週間後に迎える新月で、
軽やかにスタートを切るために、
不要なものをそぎ落としていくタイミングです。
秋分を迎えて数日が経ちました。
これから冬至までの3ヶ月で、
春から取り組んできたことの結果が出ます。
豊かな実りを確実に受け取るために、
もう手放しても良いものは、
下弦の月の力も借りて手放してください。
スペースがないと、運も豊かさも入ってきませんからね。
秋分図の解説は、こちらからどうぞ。
それでは、チャートを見てみます。
アセンダントは乙女座。
チャートルーラーは水星です。
秋分図のチャートルーラーも水星でした。
この時期のキープラネットは水星だ、
ということは間違いなさそうです。
水星が象徴するテーマである、
商取引、貿易、通信、メディア、広告、交通、輸送
こういったことが下弦の月のメインテーマです。
水星は太陽と重なりつつ、「第1ハウス」にあります。
太陽は国のリーダー、第1ハウスは国民、世論。
9月27日には自民党総裁選が行われます。
国民の意志がしっかり反映された形で、
新しい総理大臣が決定することを願いたいですね。
また、水星、天王星、冥王星で、
「地のグラントライン」が描かれています。
冥王星が水瓶座に移る前に描かれる、
最後の「地のグランドトライン」です。
何らかの「最終段階」。
劇的な飛躍の前の、直前の場所にいるような印象です。
軽やかにジャンプアップするためにも、
やはり荷物はできるだけ少なくしておきましょう。
月が位置するのは、
蟹座3度
「毛深い鹿に先導される毛皮に包まれた男」
自分はどうしたらいいのか、
どう進めば良いのかが見えなくなり、
不安を感じることもあるかもしれません。
そんなときにふと目の前に“鹿”が現れるんです。
サビアンシンボルに描かれた鹿は、
迷いの森の案内役であり、本能的な直感の象徴です。
どうしたら良いか分からなくなったときは、
アレコレと思考をこねくりまわすのではなく、
ふとひらめき直感が導いてくれそうです。
知性よりも、本能的な直感を重視するとき。
月は「第10ハウス」にあるので、
仕事、ビジネスで行き詰ったときには、
自分の直感を信じてみてください。
そうすることで、自ずと答えが見えてくるはずです。
そして、直感やひらめきは、
ガッチガチの状態ではやってきません。
“緩んでいる”状態のときに、やってくるんです。
行き詰まっても、焦りから行動せず、
一度思い切って頭や手足を休めてください。
ボーっと空を眺めてみてもイイし、
のんびりとお風呂に浸かってもイイ。
緩んだところに、素晴らしいひらめきがやってくるはず。
太陽は、天秤座3度
「新しい日の夜明け、すべてが変わった」
自分の個性にふさわしい変化が起こることを意味する度数です。
個性がハッキリすると、それに周囲が反応し、
可能性を広げるような出来事が次々と起きそう。
いつの間にか、運命を変えるチャンスを掴み、
個性を通じて、自分にふさわしい状況になりやすいとき。
思わぬ展開になって「後戻りできない」
と感じることもあるかもしれません。
しかし、結果的には、人生を切り拓くための
最善の変化になると言えそうです。
個性がハッキリすることで、
チャンスが巡ってきやすいのは確かですが、
「個性を出す」とは?
これも解った気になりやすいワードですよね。
個性を出せと言われても、よく分からない。
どうすれば個性が出せるのでしょうか?
そう思っている方も多いのではないかと。
わたしは、個性は「出す」ものではないと思っています。
個性は「出る」ものです。
自然とにじみ出てくるものが個性ではないかと思うんです。
どうやったらにじみ出てくるのかって言うと、
あなたが好きなこと、楽しいことを素直にするだけです。
そして、それ以外を極力しないこと。
は?それだけ?(゚∀゚)?
って思う人もいるかもしれませんが、
この世の仕組みはとてもシンプルなんです。
人の目を気にすることなく、
好きなこと、楽しいことに集中いていれば、
自然と「あなたらしいね。」って言われるようになるんですよ。
それが個性です。
でも、「好き、楽しい」以外をしないって
意外と難しいですよね。
「嫌々」「渋々」「ねばべき」でしていること、
ゼロな人はいないはずなんです。
ゼロにすることは難しくても、
少しずつ減らしていくことは可能なはず。
「嫌々」「渋々」「ねばべき」の振動数は
とっても重たいです。
その振動数で行っていることが多いと、
風の時代では軽やかに上昇できないんです。
冒頭に、「地のグランドトライン」が描かれていると申しあげました。
劇的な飛躍の直前の場所に、あなたはいます。
最終段階ですよ、って言われているように感じます。
自分の人生一度きりですから、
迷うことなく、人の目も気にすることなく、
自分の「好き」「楽しい」に思いきり集中してください。
参考になることがあれば幸いです。
以上!
beautifulな下弦の月~新月までの一週間を!
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