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好きを言語化したい

好きを言語化したい
誰かの思考をのぞいてみたい
新しい考え方と出会いたい

この本は待ってくれる。
気長に、待ってくれる本。
読みたいときに読んでほしい。

これが好き!と言ったとき、どうして?と聞かれたら、なんて答える?
好きな食べ物・音楽・人・映画など、好きは抱えきれないほど溢れている。

私も、好きなものがたくさんある。
なんでそれが好きなの?
どこがいいなって思った?
友達と映画を見た後・好きな曲をすすめる時
好き の理由を話すのが苦手

「どこが好きって言われても…好きなものは好き!」
としか言いようがない。

でも、上手く言葉にできなくてもどかしい。
好きを言語化したいのに。
そんなことを考えていたら、古本屋さんで出会った本。


「好き」の因数分解

私の好きなピンクの表紙


数学が苦手、いや、まず算数から苦手な私は、
「因数分解ってなんだっけ…?」とタイトルでつまづく。
確か、因数分解は大きい数字が小さくなっていくから、
 好き を深堀りしていくってことか!と納得。

衝動買いだった。
もやっとしていたものが晴れるかも
…と小さな期待をのせて購入。

さっそく、電車の中でページをめくると、1行目から愕然とした。

どうして好きなのかと言われても、答えようがない。
(え―!それじゃ、私と同じじゃん!)

2行目
そこに答えなど必要なくて、ただ私の前にそれが存在することを、
ただ確かめ続けたい。

(うぉ〜ん?納得したようなしてないような…)

4行目
その内側に何があるかなんて、知ろうとするたび爆発だけが起きる。
(確かに、好きなことってただ好きとしか言えなくて言葉にできないし
感情だけが飛んでいってしまう…)

5行目
私はだけれど、書いてみたい、その破裂する瞬間を言葉にしたい。
(本当ですか…書いてくれるんですか…ありがとうございます…)

1ページ目から感情のジェットコースター。


最後の文章はいまいちピンとこなかった。
ここにあるのは、生きることであると信じている。

好きについて書いていくのにどうやって生きるにつながるのか。
一気に読めなくて(言葉を咀嚼しながら読むのはめちゃ体力を消耗する)
まだまだ解読中です…。


最果タヒさんのインタビュー



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