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「集団自決」発言から考えるこれから

「集団自決」発言について成田悠輔氏の「集団自決」発言が炎上した。都合が悪いものは自らが手を下さない形で勝手にいなくなってほしいというニュアンスがあまり好きではないし、言い方もかなり露悪的であるため、炎上はやむなしと言ったところであるが、発言そのものや氏本人を黙らせることに特に意味はない。 少子高齢化が進む日本において、肥大化した社会保障費とそれを担う現役世代の重負担感は事実であり、そこから生じた閉塞感が少子化にの一因になっている(それが唯一の原因ではないと思うが)ことは否定で

    • 見方を変えてみることの大切さ

      はじめに世の中暗いニュースばかりで、将来が不安。目に飛び込んでくる情報は気の滅入るものばかりで、一体どんな希望を将来に抱けるのか。そんなふうに考える人も多いと思う。しかし、自分を取り巻く世界はありのままの世界ではなく、あなたの脳が作り出した(解釈した)世界でしかない。同じ世界に行きながらも明るい希望を持つ人もいれば、絶望の淵に沈む人もいる。何事も考え方次第だといってしまえば雑すぎるかもしれないが、物事も違う角度から見てみることで異なる解釈や視野が広がることもあると示したい。

      • 専業主婦(主夫)の年収は?

        結論結論から書いてしまうが、答えは「配偶者の年収の半額」である。以下は結論に至る補足説明となる。 巷には随分広いレンジで適正年収を論じているが、世帯年収500万円の家庭で専業主婦の労働価値は1200万円相当だと威張ってみても虚しいだけだろう。そんな市場価値があるならそう言う側がみずから労働市場その価値を実現すれば良いのだ。絵に描いた餅は食えない。 理由身も蓋もない話だが、結婚とはそういう契約だからだというのがその理由だ。夫婦の関係が破綻し、どちらにも明確な瑕疵がない場合、婚

        • シンプル家計管理

          1.家計管理方針・管理主体は適性を考慮して私自身(夫)が担当し、年1回を目途に妻と共有する。給与口座を生活費口座とその他に2分し、生活費口座に毎月定額を振り込むとともにその口座の管理は妻に一任し、用途は問わない。引き落としができる各種費用(公共料金等)は生活費口座とは別の口座からの引き落とし設定としておき、可能なものは極力クレジット払いでまとめる。 銀行口座、証券口座の数は絞り、不要な口座は適宜解約する。 2.バランスシート重視基本は月一回の残高更新 保有する銀行口座、証

        「集団自決」発言から考えるこれから

          人生は資源の配分ゲーム

          1.自己紹介昭和50年代生まれ、大卒既婚子持ちのサラリーマン。仕事の事情により現在単身赴任中で、趣味は読書と料理と投資。以前はゲームもよくやっていたが、最近はめっきり手を触れなくなった。理由は後述。 自分で書いておいて何だが、全く面白みのないプロフィールである。 40数年生き、企業人として20年数年、親として10数年を経てきた。平均的な日本人男性の寿命が81歳程度ということなので、自分の人生は折り返し地点に到達したと考えて差支えないと思う。 これまでの経験を踏まえ、残り半分の

          人生は資源の配分ゲーム