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キャリコンとマネージャーの二刀流のリアル【キャリコンサロン編集部】

IT企業のマネージャーとキャリコンのリアル二刀流で相乗効果を出したいと常日頃考えています。でも実際には葛藤に苦しむ現実(リアル)が色々とあります。

皆さん、こんにちは。
じゅんじ@50歳からのキャリアコンサルタント です。キャリアコンサルタントの世界をnoteで明るく楽しく共有させていただいてます。

キャリアコンサルタントのコミュニティ「キャリコンサロン」のnoteマガジンに参加させていただいています。
私は水曜日担当です。

今週のお題は「リアル二刀流」です。

私はIT企業のマネージャーとキャリコンの二刀流として活動しておりますが、活動の中で2つの立場での葛藤に板挟みになることがあります。

今回はそのような「二刀流の現実(リアル)」に関していくつかお話しさせてもらおうと思います。

◆やりがいと仕事のミスマッチ

ひとつ目は、希望と実際の仕事ミスマッチの話。

私の部署のメンバーは主にプロジェクトメンバーとして仕事をしていますが、本人の希望とのミスマッチが時おり発生します。

問題が発生したプロジェクトに本人の意向とは関係なくリカバリー要員として参画してもらう。

その仕事のローテーション要員がおらず、長期間同じ仕事をし続けてマンネリになる。

などがよくある事例です。

お客様あっての仕事。ご迷惑をおかけする訳にはいかず、やむを得ないとマネージャーの私は考えます。

でも、やっぱり仕事は本人のやりがいを重視してあげたいとキャリアコンサルタントの私は考えます。

葛藤に苦しむ状況のひとつです。

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◆評価で他人との比較を煽(あお)る

2つめは評価の話。

私の会社では年に1回、メンバーの能力評価を行います。

この評価内容が翌年の昇格や給与に反映される訳ですが、評価方法はメンバー間の相対評価なのです。

絶対評価と相対評価。

どちらも長所、短所があり、絶対に良いという評価方法はないので、相対評価でも仕方ないとマネージャーの私は割り切ります。

でも、キャリアの満足度は自分がどれだけ貢献したかであり、他人と比較すべきものではないとキャリアコンサルタントの私は考えます。

評価で他人との比較を煽っているのではないか?

葛藤に苦しむ状況のひとつです。

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◆コメントひとつで仲間入りを拒否

最後は採用の話。

私の会社では中途採用を通年で募集しており、採用書類の審査や採用面接を頻繁に行っています。

応募者の方は頑張って履歴書やスキルシートを書いてきてくれます。

採用面接の時には緊張しながらも自己アピールし、面接官からの質問に一生懸命答えてくれます。

自己のキャリアアップをしっかり考えているんだな。

うちの会社をそんなに希望してくれているんだな。


と感激することも多いです。

でも、限られた予算。仲間になってもらう方にはそれなりのパフォーマンスを期待します。

人物的には好感は持てるのだが、残念ながら不合格にせざるを得ない人もいるとマネージャーの私は割り切ります。

でも自分の人生を懸けて応募してきたかもしれない人を中途採用のWebシステムに不合格理由のコメントをひとつ入力して終了。

こんなコメントひとつでキャリアップを拒否するのか!

もっとキャリアアップのフォローは出来ないのか?


とキャリアコンサルタントの私は考えます。

葛藤に苦しむ状況のひとつです。

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◆いつかはリアル二刀流を完成に!

このようにキャリコン活動をするようになってから、「二刀流の現実(リアル)」に葛藤することが増えました。

でも自問自答を繰り返し、自分の中で答えを見つけ、

・マネージャーとして会社の業績を向上させる
・メンバーの心理的満足を満たす
・メンバーにキャリアの自己形成するように促す

といったことが出来るようになりたいです。

目指せキャリコンとマネージャーのリアル二刀流!

ではまた!


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