見出し画像

禅とコンプレックス

本当に笑えないことがある。

大抵のことはすぐに切り替えて忘れるが、27年のまだまだ未熟なキャリアでも人生ベースになるとドシッとのし掛かる出来事も数えるほどだけどある。誰かに届ける話でもないが、人生の指針というかアイデンティティというか、ぼやきくらいで啓蒙しようと思います。

どうやら私は人より自律神経をコントロールするのが下手くそらしい。ストレスや緊張を過度に感じてしまう癖。それが身体は素直に"吐き気”というカタチで反応する。サッカー選手としてこれは非常に厄介。試合中に吐き気がきては、水分を摂取しても吐いているので脱水になるの当たり前です。大学在学時にこの症状が発症したときは唯一目標を諦める覚悟もしました。
これは笑えないっす。

完治したわけではないのに今なお現役としてプレーヤーである理由がアイデンティティとして生きています。ひとつ辿り着いた答えは"禅"です。マインドフルネスであって精神統一であり大和の魂です。邪念を払って今の自分に集中。想像による支配から解放されることで自律神経を正常に近づけます。

コンプレックスや障壁に対してまず思うことは
"まじか"それか"なんで俺やねん"
当然意味わかりません。ピンチはチャンスという言葉がありますが、マジでピンチの時に「おや、これはラッキーチャンスなんじゃね?」なんて思えるほどイカれてませんし即効性もない。
普通に絶望してください。
ただ絶望からヤベッくらいにちょっと前進する手段はあります。それは現状を受け入れることです
受け入れられた瞬間から世界は好転します。
吐き気が味方にバレないように隠した日々から変わって理解されなくてもとにかく人に話す。俺はこういうハンディキャップがあるけどやばくね?って笑います。のちに振り返ってあれはチャンスだったな。にするんです。

受け入れられた時、同時に覚悟を手にします。
そこからは世界の見え方が変わり、視線は足下から腰くらいまで上がります。嘆くのではなくてもがき出します。苦しいけどここでも禅です。いまに集中して呼吸そして静寂を感じる。
自分と自分の世界で対話します。つまり自己探求、自己理解を深めることです。栄養、運動能力向上、メンタルコーチングと改善するために手段を選びませんでしたが、最後は禅です。

日本生まれ日本育ちの純度100%ニキは無宗教でありながら仏教に親和を感じ落ち着くようです。
パフォーマンスを発揮するためのコンプレックスや障壁は隠すことではなくて、個性。
同じように吐き気やストレスマネジメントに悩まされ声に出せない人はいつでも連絡ください。
笑って語りましょう。