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自分を映し出す鏡

以前、ある経営者の方から鏡をいただいた。

他人と接する時、部下に声をかける時、
自分の顔を見てみなさい。

とアドバイスをいただいた。

自分じゃ自分の顔が見えないので、
自分がどんな顔をして
発言しているか鏡で見てみるといい。

特に間違いを指摘したり
怒っている時の顔を
見てみるといい。

それが相手に伝わってるんだと。

確かに、コミュニケーションとは
言語で伝わる部分はほんの10%ほど。

それ以外の90%は非言語で
伝わっている。

だから、顔の表情というのは
発言の内容以上に大事なのだ。

また、「空氣」も周囲の人は
敏感に感じている。

例えば、イライラした上司が
いたとすると、

足音や表情、声のトーンや
大きさなどあらゆる非言語
情報でイライラが伝わる。

そのイライラした「空氣」は
周囲の人に敏感に伝わるだけで
なく、その組織全体を

その「空氣」にしてしまう。

当然、そんな状態で良い
パフォーマンスがでるはずもない。

しかも、その組織のトップが
組織全体のコンフォートゾーン
をつくってしまう。

イライラが常態化し、
周囲にもイライラが伝播する。

それが当たり前の空間を
つくってしまう。

でも、逆も言えるんです。

良い組織はエフィカシー
が高く、

お互いを高め合える。

そんな空間では、
みんな成長できるんです。

だから、経営者や組織の長、
監督やコーチの人は、

自分が組織の空氣を
つくっていることを自覚し、

組織のゴールに合った
コンフォートゾーンを
つくっていく。

そのために、あるべき
自分個人のコンフォートゾーン
を維持する。

それが、結果的に、企業やチームの
パフォーマンスを向上させる。

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