信州・奈良井宿 秘密基地に泊まる冬の旅 (1/3)
「アイスキャンドル祭りと餅つき大会編」
年間60万人の観光客が訪れる、中山道で最も栄えた宿場町、奈良井宿をご存知だろうか。
2月3日、2月4日の1泊2日で奈良井宿の旅を企画し、遊び倒して来たので今回はその様子をアップ。
東海道五十三次、中山道六十九次
昔の人が東京(江戸)から京都を目指そうと考えた場合、東海道ルートと中山道ルートの2つがもっとも一般的であった。
中山道は東海道に比べて多少距離が長く、山道が多かったが、大きな川に阻まれていないため水害も少なく、関所の検問も東海道に比べて甘かったため、中山道を選ぶ人も多かったと言われている。
東海道は五十三次なのに対して中山道は六十九次、「奈良井千軒」と言われた中山道随一宿場奈良井宿は第三十四の宿場。
今も200年以上前に栄えた街並みがそのまま残る奈良井宿。
タイムスリップしたようなその街並みが素晴らしいが、最も注目すべきなのは、今もそこに人が暮らし、町が生きているというところなのだ。
奈良井宿アイスキャンドル祭り
まだなお遠い春の訪れを想い、奈良井宿の住人たちが自ら手作りした2,000個のアイスキャンドルが、200年以上前の町並みを優しく照らすその様は、何とも幻想的でロマンティック!
冬の奈良井宿は寒いけれど、このために訪れる価値のあるイベントだと思う。
今年は残念ながらの雨模様だったが、アイスキャンドルのまたたきを眺めているだけで癒され、心が洗われた気分。
秘密基地
去年、奈良井宿に古民家を買った。
その古民家をリフォームし、現在は個人的なイベントや友人が信州に来た際に秘密基地として利用している。
今回はアイスキャンドルに合わせて10人で宿泊。
餅つき大会
節分は旧暦の大晦日。せっかくだから豆まきだけでなく餅つきをしようということで、餅つき大会を敢行。
屋内の土間に臼と杵を持ち込み、みんなでぺったん!ぺったん!
つきたてのお餅は、信州名産のヤマグルミのくるみ味噌、あやみどり大豆(これも信州産)のずんだ、きな粉、信州産のお醤油で作った砂糖醤油でいただく。
つきたてのお餅、うっま!
杵つきならではの、もっちりしながら重くなく、ぶりっとした歯切れ!
(くるみ味噌とずんだが特に好評だった)
……明日に続く。
アイスキャンドル祭と餅つき大会編
フレンチシェフ召喚! フレンチ家庭料理で大宴会編(2/3)
ぶり雑煮と味噌作り編(3/3)
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