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~電子書籍出版の理由・目的・概要~
7月28日(日)の出版に向けて、電子書籍の内容をブラッシュアップしている最中です。
詳細については本を読んでいただきたいのですが「なぜ?なんのために?どういう内容で?」というところだけは触れておきたいと思います。
そこは、【はじめに】と【おわりに】で記しています。
今回は【はじめに】の一部を公開します。
「なぜ?なんのために?」の部分です。
もしかしたら、若干の変更があるかもしれない点はご容赦ください。
この主旨に興味・関心がある方は、フォローや「いいね」をしていただけると非常に嬉しいです!
【はじめに】
起業に関する書籍は世の中に多数出ています。
なぜ、今ごろこのような本を出版して読者のみなさんに伝える必要があるのか?
データの取り方にもよりますが、起業後1年以内に30%、3年以内には60%以上の個人事業主が廃業に追い込まれているという実態があるからです。
事業は継続しなければ意味がありません。
自分が提供する商品やサービスで人のお役に立ちたい、世の中に貢献したいという気持ちがあるならば。
ところが今の流れでは、一時的に儲かることを目的にしているケースが目につきます。
その証拠が、起業後の廃業率に表れているのではないでしょうか。
目の前の短期利益にばかり心を動かされ、長期的な視点がないのが原因だと推察しています。
本書は、これから起業される方の事業が持続発展することを目的として書かれています。
一過性で終わらず、段階的に進化していくにはどうするか? についてです。
そのためには「何をやるか?」「どのようにやるか?」というやり方を考えるだけでは難しいでしょう。
理由は、そこに「あり方」という軸がないからです。あり方は思いの集積。
くわしくは本文にゆずりますが、一言で言えば「事業に取り組む姿勢と人生観」に置き替えられます。独立してまで事業をやる意義や目的、価値観など。
ノウハウ=やり方は大事です。
しかし、その前にあり方がなければやり方に振り回される可能性が高くなります。
木でたとえれば、あり方は根っこ。建物ならば基礎の部分。
やり方は2つに分かれます、戦略と戦術に。
木の場合、幹が戦略、枝葉が戦術。建物では戦略は骨組みや外壁、戦術はインテリアといったところでしょうか。
本書では、このあり方を起点にして「営業が大の苦手でも自然と顧客が増えていく3つの法則」が各章に散りばめられています。
ここでいう3つの法則とは
1.自分軸(コンセプト)をもつこと
2.傾聴からはじめること
3.固定観念を除去すること
です。
これらを第1章〜第5章までの中でいろいろな視点、角度から掘りさげていきます。
ただし、本質はシンプルです。
いろいろな視点、角度から見ても、行き着くところは同じなのです。
あり方を土台にして、やり方の視野を広げる意味でもお役に立てるよう書きました。
お読みいただければ、あり方とやり方が両立してこそ持続発展する事業になることが理解いただけると思います。
ただし、ここにはスグに儲かる方法は書かれていません。
そのため「一発当てて儲かれば、一過性のものでもいい」という方は対象外です。
この考え方は「ビジネスライク」です。儲けることが目的になります。
その反対で、長期をみすえた事業運営に特化している内容です。
儲けることは事業継続の手段であって目的ではありません。
「商い」です。
そして、長期的な発展には時間と手間ひまが欠かせません。
直線距離で伸びるのではなく、らせん階段のように曲がりくねった形ながらも上にのぼっていく。そのような形を思い描いてみてください。
曲がりくねった形状には、失敗をしながらも確実に成長するプロセスがイメージできると思います。
このような理由から、本書では「ビジネス」という言葉は使用していません。「商い=商売」ととらえてください。
では、起業後6か月で期待できる成果は何か?
経験ゼロからはじめて、営業が大の苦手な人が生活の基盤をつくれるところまでです。
今回は、あくまでも6か月までに絞っています。
自分がやろうと思っている事業を長く続けたい方。
さぁ、ここからがその手引きとなります。
一緒にその扉を開けましょう!
途中に「やり方」を記した章や節のタイトルを列挙した章立てについての記載があります。
ここまで掲載すると、電子書籍のルールに抵触するおそれがあるため、割愛しました。
あと、noteでお伝えできるのは【おわりに】と表紙部分です。
こちらは、制作状況をみながら投稿したいと思います。
最期までお読みいただき有難うございます! これからも【人としてのあり方とやり方としての戦略】に特化して情報発信していきます。 記事内容向上のためにも感想等をいただければ嬉しいです!