2018年振り返り~可能性の種まき、からの…?~
あけましておめでとうございます!
新年あけてしまいましたが、まずは2018年の振り返りをしたいと思います。
コンパクトにまとめようとしていたら、想像の3倍くらい量が増えてしまったので汗、最初に結論だけ書きます。
2018年の振り返りをしながら、気付いたことは3つ。
1)
周りの人たちに助けられた1年
→僕の活動地域である千葉県市原市の地元の方々をはじめ、メンバーや企業の方、イベントに参加してくださった方も・・・多くの人に生かして頂いた1年でした。
2)
「可能性」という言葉が好きだということに気づいた
「もっとこんなこともやれそうだ」
「この人はこんな一面もあるんだ」
そんな発見が多々あり、そのたびにワクワクしていた、そんな1年でした
しかし、可能性をその後、ちゃんと形にできたのか・・・
そこは、文末に振り返りを書きました。
(結論的には、形にできていないものが多すぎて・・・という話です)
3)
自信を「取り戻せた」1年
→ここ数年、自分的には「うまくやれたなぁ!」と心から思えたことがあまりなく、正直伸び悩んでいました(ということにも、2019年の正月の今、ようやく気づいているわけです。伸び悩んでいるという自覚すらなかった日々を、ここ数年過ごしていました)
NPOのろしの活動がようやく形になってきて、人に怒られ、迷惑をかけ、ミスをすることも増えてきた、2018年はそんな年だったかなと。でも、はっきり覚えているのは、うまくいった日々。
本当に自分でもびっくりするくらい、うれしいことが多々ありました。その一部を以下に記しましたので、よろしければご覧ください。
最初に断っておきますが、以下には読者の方に有益な事は、特には書いてありません・・・汗
「25~26歳になった峯川は、こんな1年を過ごしていたのか」と、思いながら読んで頂けると幸いです。
では、順番に振り返ります・・・
3月、聞き書き甲子園の若手卒業生同窓会を実施、全国から約15人の高校生・大学生が愛知に集まりました。
参加者の間で、当初想定していたよりも「この同窓会メンバーと一緒に何かやりたい」という熱意が高まっていたのを感じました。これから何か始まるかもしれない、そんな予感がしました。
4月、NPOのろしの活動で、千葉・市原の竹細工職人を紹介して頂く。
僕よりも、メンバーの皆川さん(写真中央)が竹細工に強い関心を示し、驚きました。
今までは、僕がやりたいことを僕が中心になって進めるという体制で活動してきましたが、こうやってメンバー発案で活動が生まれることもあるのかもなあ、と思わされました。ちゃんとメンバーが何に関心があって、何をやりたいのか、そこにじっくりと向き合おう、と以後考えるようになりました。
5月、聞き書き甲子園の運営を担う高校生・大学生有志メンバー約25人が集まった運営スタッフ(リーダーズ)キャンプが一泊二日で行なわれました。
今回も?リフレクション動画を僕が作らせて頂く事になったわけですが、ただ動画をつくるだけではなく、「①それなりのクオリティの動画をつくり」「②合宿最終日に上映する」という2つのミッションが設定されました。
結果としては、動画のクオリティはまだまだだなと思いますが、ひとまず最終日に上映することが出来ました。これはうれしかった。(動画制作に関する詳細は当時のブログ参照)
・・・というのも前年(2017年)、↑このようなスタッフ紹介動画をつくったわけですが、様々な不手際が重なり上映することが出来ず。それどころか、会の進行の妨げになってしまったわけです。
(バス車内で上映予定が、動画が完成しなかった→ギリギリ完成させたが、バスで上映できるタイプのDVDに焼けなかった→データを転送して移動先でプロジェクターで上映してもらおうとしたら、動画の音量が小さすぎてシラケる→シラけた状態で会のキックオフを迎える&時間も押す)
ここ数年で最大のミスを犯したわけです(これが最大のミスっていうのも、いかに安全な事しかしてこなかったか、という話ですね、今書きながら思いました)
これをやや引きずっていたので、動画作成はややトラウマだった・・・。
なので、ひとまず「動画作成に関わる成功体験」を得られた、これは次につながる大きな一歩だなと、この時感じたわけです
5月、二つ目。
市原の地元の方に、怒られました。いや、叱って頂きました。
「はっきり覚えているのは、うまくいった日々のことです」と冒頭に書きましたが、この日のことは、はっきり覚えています。
いつも穏やかに接してくださっていた、7年もお付き合いのある、あの方から、電話で約15分にわたって、激しくしかられました
「自分たちだけで活動していると思うなよ」とか「いつまでたっても学生のままだな」とか・・・
未だに多少引きずっている部分はあります(情けない・・・)
でも、自分たちに非があるのは確かです。
気を引き締めて、地域と向き合おうと、考え方を変えるチャンスをくださいました。
6月、共存の森ネットワークとNPOのろし合同で、千葉・市原へ。
一泊二日で土日に行きましたが、NPOのろしメンバーの小川さん(右)・町田(左)が日曜の朝に急遽合流してくれることに。(昼過ぎには帰ってゆきましたが・・・)
たしかに東京から1時間半ほどで来れる地域なので、そういった弾丸での地域訪問が可能なわけです。しかし、まさか実際にそこまでしてきてくれるメンバーがいるなんて・・・驚きましたし、嬉しかったです。
僕が思っている以上に、メンバーはやる気があるのかもしれない。
そんなことに気づかされました。
その気持ちを無駄にしたくない。だから、もっとメンバーの巻き込み方を考えないといけないと、考えるきっかけにもなりました。
8月、聞き書き甲子園の夏の研修会。高校生100人+運営の学生20数人と3泊4日。
三日目の夜に高校生に声をかけられて?夜中2時過ぎまで語り合う
・・・・正直、眠すぎて、特に後半は意識がはっきりしていなかったけども汗、地方の高校生ならではの悩みと、「今の高校生が見ている風景」が僕の想像を超えていて。(今の高校生、なんて言い方はしたくないけど)
きっと、その時の彼の心の叫びを、打ち明けてくれたんだなと。そう思いました。
9月、これは僕的には2018で一番の出来事。
東京駅前で(株)パソナが運営している新しい観光案内所「TRAVEL HUB MIX」にて、NPOのろしとして初イベントを開催させて頂きました。
イベント決定から当日まで、約1か月。集客期間はほぼ2週間。それでも、当初の予定定員・20人を超える方々から問い合わせをいただき、無事に終了することが出来ました。TMIX支配人の日置さんにも大感謝です。
・定員以上の参加申込を頂いた!
(前日から当日にかけても数人から問い合わせ有…うれしすぎる)
・「やれたらいいなぁ」と考えていたグラレコが出来た!
(ことみさん、ありがとうございました!!)
こんな奇跡が起き・・・大変感動、達成感でいっぱいでした。
10月、市原の「高滝神社」という、地元では大きな神社のお祭りに参加。
男たち数十人で約1トンの神輿を担ぎ、最後は神輿をぶつけ合うという、いわゆる喧嘩祭り。
普段あまり関わることができていない、地元の若手の方々と一緒になる機会だったので、参加前はドキドキ。(併せて、酒飲んでつぶされるんじゃないかという恐怖も・・・w)
しかし、ふたを開けてみれば、元々つながっていた地元の若手・ゆういちろうくんがつないでくれて、若手の皆さんとのつながりも出来ました。
あとは、今後一緒に何でご一緒できるか・・・そこが2019年のポイントの一つになりそう。
10月、二つ目。
祭りの翌日も、市原へ。
打って変わってこの日は、「関係人口」のセミナーに登壇させて頂きました。NPOのろしも、集客等でわずかながら協力させて頂き、結果的には70人ほどの方に集まって頂きました。
「市原モデルを、共に作りませんか」と、高らかに言ってしまったわけですから、今後さらに「関係人口」の文脈で活動を広げていきたいなと感じた日でした。
(自分の中での踏ん切りをつけるためにも、そう言いました)
11月、NPOのろしメンバー有志で集まる会が、ようやく動き出しました。
・・・そう、この会には僕は不在です。メンバーが自主的に集まって動くようになりました。本当にうれしい。(もちろん、この会を開催するための調整は、かなり僕もコミットしましたが・・・)
ただ、場所がないので、このようにカラオケボックスに集まって縫物教室をやる始末・・・。この状況もいずれ脱したい。しかし、大事な一歩である。
11月、二つ目は、個人としての主宰イベントを初開催。
「ローカルクレイジージャーニー」と題して、地域で活動を起こしたい学生が発表を行なうイベント。その発表を受けて、地域に関わる事をされている社会人がフィードバックを行なう。そんな会です。
諸々の調整不足で、共存の森ネットワークでも、のろしでもなく、僕個人として行なうことになったイベントでしたが、結果的にはそれでよかったような気もしています。
「組織」ではなく、「自分」という看板を背負う、そんな感覚をちょっとだけ味わった気がします。フリーランスの方ってこういう心境なのかなと、ちょっとだけ経験できたからです。
12月、NPOのろしとして、市原市のアートイベント「アート市原2018秋」に出店させて頂きました。
市内にある木造の廃校を管理する団体の方からご紹介いただき、桐の木の板を大量に保管されている方と出会いました。これら板は約20年近く放置されているとのことで、今後のろしとして有効活用させて頂く予定でおります。
何に使おうか、鋭意検討中です。様々なアイデアが出てきていますが、ワクワクです。
そして、この出店の前日は、NPOのろしの忘年会。
金・土・日と三日間、同じメンバーで顔を合わせて飲んで・・・という濃い日々を送ったせいか、この5人が、ようやく「のろし主要メンバー」として固まってきた、そんな実感を個人的には持てました。
これも大変嬉しい。設立から1年でようやく、団体としてのベースが出来てきた、そんな気がしています。
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つらつらと書いてきましたが・・・
「可能性」の話を冒頭に書きました。
「これからこんなことが出来るかも」などという、今後に繋がりそうなものごとが、いくつも生まれた2018年。
・・・しかし。
そのうち、いくつの可能性を、活かすことが出来たか・・・
ここは、大いに反省しなければいけません。
まいた種に水をやり、世話をする。
ココが苦手なんだと。
そんな自分の弱点に気づきながらも、決して立ち止まってくれない現実に、ただただ置いて行かれる・・・
ど、どうやって、種を世話すればいいのだ・・・
常にその葛藤と向き合いながら、ひたすら種が増えていき、芽を出すことが出来なかった種を見て自己嫌悪になる・・・
そんな日々を2018年は過ごしてしまいました。
いわゆるキャパオーバーなのかもしれません。
でも、冷静に考えると、種から育てる経験をして来なかった・・・そのツケが今きている。
そう思っています。
(まさに恋愛にも同じことが言えるなぁ‥‥うまく育てられ無かったなぁ…と書きながら思う、2019正月)
では2019年どうするか。
至極当然の考えを真顔で書いてしまいますが、考えていることは二つ。
1)自分で学ぶ
→本を読み、講座、勉強会等により参加する。そうして自習していく。まずは、行くべきイベントをちゃんと精査して決めようと。昨年は片っ端から参加してましたが・・・。
2)人に頼る
→自分のプライドもあるのでしょう。人に頼るのが極端に苦手です。ですが、これ以上この状況を続けるわけにはいかない。まずは、自分と同世代の「頼れる人」を募ろうかと思っています
これもその一環です
こんな感じで、2019年は「育てること」が出来る人を目指して、生きていこうと思います。
どうぞ引き続き見守っていただけると幸いです。
今年もよろしくお願いします。
2019年1月1日
峯川大
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