クリスマスに1人でラクレットチーズ屋に行った[2020/12/25の日記]
・クリスマスだしなあ、何食おうかなあ、と考えながら、ドラゴンクエストウォークをプレイしつつ赤羽をふらふらしていたら、ラクレットチーズ屋が目に入った。『モヤモヤさまぁ~ず2』の赤羽回を観てからずっと気になってたところ。深く考えずに入る。18時前だったので空いていた。
・「ラクレットチーズをおかけするところ、ご覧になりますか? それともかけてお出ししてもいいですか?」と聞かれて、「あー、うーん、見ます」と答えてしまった。ラクレットチーズがとろ~っとするところを1人で見て、1人ですご~い!とリアクションできる自信がない。気が重い。
・ラクレットチーズ屋の店員はよく話しかけてくる。なぜならラクレットチーズ屋の店員だから。
・「お仕事帰りですか?」と聞かれて「ハハ、まあそんなところです」と答えた。ハハ、じゃないよ、何が面白いんだ。美容院で「今日は、お仕事お休みですか?」と聞かれるときも、同じ答え方と同じ反省を繰り返している。大学院生あるあるだと思う。
・「チーズお好きなんですか?」と聞かれた。「嫌いです」って答えてやろうかな。
・「ラクレットチーズのご準備できました」と呼ばれた。わざわざカウンター席まで行く。
・ラクレットチーズが溶ける瞬間史上、最も静かだったらしい。
・最後に「ありがとうございます」と言われた。どういう意味だろうね。たとえばここで「どういたしまして」とか「当然のことをしたまでですから」と答えると、は?と思われるだろう。
・だから、「あい。」と答えた。
・ホールの店員にも「ありがとうございます」と言われた。「ッスー(歯の隙間から息を吸う)」と答えた。コミュニケーションが下手だからではない。これが〈正しいコミュニケーション〉だからである。
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