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コンサルの私がシステムを作った理由①~コンサル駆け出しの私がボロボロになった理由~

いまの会社に入って自分自身で作った社内システムがある。

会社の知財と言えそうなドキュメント、メール、メッセージ、動画、写真をクロールして横断的に全文検索できるシステムだ。簡単にいうとGoogle検索の社内版だ。昔Google Desktopサーチとかあったけど、あんな雰囲気のもの。

私の会社はいわゆるコンサルファームなのでお客さまの業務をよりよくするため、他社・他業種の経験・事例をお客さまの困りごとに合わせて転用して業務改革を進める。

しかし、私はコミュニケーションがあまり得意ではない。

いや、用事があれば会話や議論するのは苦手ではないけど、自分から色々な人に話しかけにいくのがあまり好きではない。

そうなると何が起きるかというと、他の人が経験したことや、知っていることを知る機会が圧倒的に不足するため、自分が知っていることでしか仕事ができない状態になる。

これがコンサルには致命傷だった。

これが原因で、まだコンサル駆け出しだった頃、私はPMにフルボッコにやられた。

本当にボロボロにやられた。

「自分に自信持ちすぎ」だと。

もちろん、自分はそんなつもりはない。でも当時のPMからのフィードバックは「自分に自信持ちすぎ」というものだった。

そのプロジェクトにいる間では何が原因だったのか分からなかった。これ以外にもいろんなフィードバックを受けていたのもあって、ボロボロだった。

そのプロジェクトを抜けて、メンターの先輩に相談してやっと分かった。

「自分に自信持ちすぎ」というのは「自分の力でなんとかしすぎ」だということだったのだ。

もう少し具体的に書くと「世の中の多くの問題は過去に何らかの形で先人達が解決している。自分で解決方法を考え始めてはだめだ」というものだった。

まさに、私が苦手としていた、「自分から色々な人に話しかけにいくのがあまり好きではない」というのが仇となっていたのだ。

話しかけにいくのが苦手→自分だけで考える→検討の質が低い→PMに怒られる。→怒られるからまた話かけにくくなる・・・負のループだ。

これを解決しようとするために作ったのがシステムを作った背景だ。

「話しかけにくい」の対策で「システムを作る」に繋がるのかは飛躍があるが、話が長くなってきたので、今日はここまでにする。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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