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勇気を出して、チームに問題・課題を共有したら、Moonshotに行けたという話 ~”Be Open”のススメ~

アドベントカレンダーも残すところあと2日となりました。
24日目、取締役COOの英地(えいち)と言います。


メンバーから”えいちさんは真面目が服を着て歩いてる”なんていじられることもありますが、今日も大真面目に、想いを伝えていくぞ!


何の話をしようかと考えたのですが、LeanerのFoundationsの一つである
”Be Open”に関連して、この1年、みんなと進めてきたことを共有しようと思います。

Mission/Value/Foundations/人事ポリシーの関係図(詳細は割愛)



本論に入る前に

この1年への感謝

2023年ももうすぐ終わりますね。2023年は、文字通りLeanerにとって飛躍の年になりました。素敵な1年になったのも、頑張ってくれたメンバー、お取引先、パートナーの皆様のご協力の賜物です。来年ももっと飛躍の年にしますので、宜しくお願い致します!

なぜ、このテーマを扱おうと思ったか?

周囲の経営者、COOの方とお話しているとこんな話がよく出ます
”トップからいきなり落ちてきて、現場が困惑している🥹”
”現場は全然、経営の考えを理解してくれていない🤯”、”言ってるはずなのに、全然伝わらない…💣”

(幸せなことに、Leanerで感じたことはないのですが)
なぜ、こんなことが起こるんだろうか?を考えてみました。
意思決定/方針は
①意思決定する場・主体
②選択肢(オプション)
③意思決定する基準
④判断材料(としての一次情報)
に分解できると思います。
いずれかが欠けても方針はずれるし、方針がずれれば組織としての出力も分散してしまう。
①意思決定する場・主体 ⇒ 決めの問題で担保できる一方、
②選択肢・オプション、③意思決定する基準 ⇒ 全社の方針・課題に対する理解が必要だったり
④判断材料(としての一次情報)⇒ ”どこにあるのかわかる”、”アクセスできること”が必要だったり
と、全社で認識を揃えていくのが難しいんだと思います。


ただ、信頼できるメンバーがいて、上記①~④が揃えることができたら、
・より自立駆動的に
・そしてよりよい意思決定/方針に至ることができる
とも信じています。

かくいう私もどちらかというと、メンバーに気を使ってしまう性分で、
”一次情報(特に問題やその原因など)をすべて知ったらみんな不安になっちゃうんじゃないかなぁ…🥹”、となかなかうまく伝えることができていないなぁと感じていました

2023年、みんなから、フィードバック(期待すること/やってほしくないことなど)を貰う中で、

Leanerのみんななら、問題・原因を共有したら、
向き合い、みんなで協力しながら、解決していってくれるだろう🤝

と信じて、経営として成し遂げたいこと・問題・課題認識を伝えていくこととし、いくつかの取り組みを始めてみることにしました。

こんな方々へ送ります

”事実を伝えるのって怖いな”、そう悩む経営者・マネジメントの方も多いと思うのですが、そんな方の参考・後押しになったらうれしいです🤝

大前提、
・高い純度でコトに向き合うカルチャー
・組織のレジリエンス
・オープンな組織風土
があってこその取り組みです。土台を作ってくれたコーポレートチーム、そして、一年間、大変な中も、支えあい乗り越えてくれたLeanerメンバーへ、感謝を込めながらつづります(メリークリスマス🎅🎄)

全社の認識を揃えるためにやってきたこと

①全社のイシューの可視化

まず最初にやったことは、「イシューを共通認識化すること」です。
いろんな整理の仕方はあると思いますが、会社・事業のありたい姿から逆算した時に、
・To be 
・As is
・関連する打ち手、プロジェクト
・イシュー
を可視化し、共有するところから始めました!

イシューリスト(抜粋)

何度か読み上げ、みんなにコメントもらいながら
・”どこを目指し、何をすればいいのか?”
・”どこの辺が問題なのか?”
について認識を揃えるように努めました

②月次での方針共有

上記のイシューリストなどで、
”どこを目指すのか”、”どの辺が問題なのか”について認識を揃えたうえで、
”日々、どう進捗しているのか?”も月次朝会でUpdateしています。
・事業のKPI
・財務(Burn、Runway)
・進捗(各事業/ユニットの問題の有無を ☀️☁️☔で表現)
項目は他の企業さんとも似てるかなと思います。
その際も、取締役会資料をそのまま使い、議論した内容に触れるなど、何を問題としてとらえ、どんな議論がなされているのか、”なるべくありのままで”伝えるようにしています📝

③社内ラジオ

イシューリストや全社朝会など、公式な場で共有する(経営→メンバー)場は増えてきたのですが、なかなか限られた時間、かつオープンな場で対話を進めるのが難しい。
そんな中で、生まれたのが、けんたの企画で始まった社内ラジオです
正式名称=「エイチマンのエイチムーン(Leanerの事業についてのあれこれを語る会)」
※バナナマンのバナナムーンGOLDリスペクトです。実はじっくり聞けていないので(てへっ)、冬休みの宿題にします📻


ラジオみたいに、みんなからお便りを貰い、その質問に答えていく形で進めています。

いつもお便りをくれるはがき職人さん

・特定のテーマについてお話したり…
・外部の人の記事を引用しながら解説したり…
・新しく入った方から質問を募集したり…
模索しながらですが、
"みんなの疑問を吸い上げ、解消するプロセス"を、
肩ひじ張らずにやれる、そんな場になったらいいなと思ってやっています。

けんたのnoteでも書いてくれているので、ぜひそちらもご覧ください!


共通)大事にしていること

上記を通じて、大事だと思っているのは、”同じ事を伝え続けること”です。
”みんなが腹落ちし、自分の中で解釈し、動けるような状態になる”
というのは一朝一夕にできることではありません。

なので、大事だと思ったことは、本当に言い続けるようにしています。
”その話は知ってるよ”、”新しいことはないな”、”えいちさんずっと同じこと言ってる”、みんながそう思えるくらいいい続けようと思ってます
(そんな簡単なことではない)

これからも、Leanerのメンバーが、
・事業の未来を信じ
・あるべき状態、問題・課題がわかり
・自立駆動的に動ける
そんな状態を創れるよう、改善していこうと思います 🤝

さて、みんなを信じて、”Be Open”に共有してみた結果、どう変わったのか?


やり方に改善の余地はあれど、よかったなと思うことは、本当にたくさんあります。いくつか抜粋してお伝えします📝

よかったこと①:なぜやるのか、何をやるのかに対する迷いが減り、早く・着実に進むように🚀

 -トライアルやロードマップなど、全社横断でのプロジェクトも立ち上がったのですが
 -目標、位置づけの設定、実行→検証まで、ブレることなく、みんながオーナーを持ちながら進められるようになりました💮

よかったこと②:権限移譲が進み、各チーム、プロジェクトで自立駆動的に動ける範囲が増えた

 -目標(OKR)、戦略、リソースアロケーション…もちろんセットではあるのですが…
 -目指すべき状態、問題、戦略に対する理解度が高まり、結果として、各チームでものごとを進める範囲が明らかに増えました
 -具体的には、私が意思決定に介在したり登場する場面が圧倒的に減りました(さみしい気持ちもあるけれど、頼もしい限り🙌)、相談されるイシューの難易度、検討の練度も全然違います

もうちょっと気になる方向けに、関連しそうなnoteを抜粋します↓
(みんなのnoteを引用しそうになったので、断腸の思いで抜粋)

・全社横断のプロジェクトが進んでいる様子↓

・自立駆動してるチームの様子↓


よかったこと③:めーーーーーーちゃくちゃ、事業も伸びました

具体を公開できないのがもどかしいところではありますが、
(詳細が気になった方、ぜひお話しましょう~!)
・ARR/Growth RateはT2D3を優に超える水準
・LTV/CAC , Burn Multipleなどの指標もGlobalレベル
で成長しています。
ぜひコメント、メッセージお待ちしています

https://twitter.com/Eichi_Leaner

BizもDevも、全方位で採用中です!
気になった方はお気軽にお話しましょ~!
・募集中のポジション↓

・採用HP↓

最後に

noteを書いてみて改めて思ったことですが、”みんなを信じて、伝えてみたら、随分遠くまで来たな~”というのが率直な感想です。
( > Leaerメンバー、来年も、もっと遠くまで行こうね🚀🌕)

最後に、私の好きな言葉をお送りして、結びとします!

「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」(if you want to go fast, go alone; if you want to go far, go together)

アフリカの諺らしいです

明日でLeanerアドベントカレンダーも最終日。
われらが大将、代表の大平の担当です。お楽しみに~!



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