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物事の裏に秘められた美を感じたい【天秤座新月のワーク】

星たちのランデブーの新月・満月ワーク。

今回のテーマは、「自分が何に美を感じるか」なのだけど、
一言で言えば「その裏に込められたエピソードにも感銘を受けたもの」
を、私は美しいと感じている、と思う。

それを最近改めて感じたのが、東京ディズニーリゾートの話。
きっかけは2年前くらいに、「マツコの知らない世界」という番組で、風間俊介さんがディズニーランドの世界と、その1年後にディズニーシーの世界を紹介していたこと。

元々ディズニーのパークに対しては、ディズニーの世界観をよくここまで再現してくれている!本当に夢と魔法の世界!イマジネーション!と思っていたし、その世界を美しいと思っていたのだけど、この番組を見て私はディズニーリゾートの表面しか見れてなかったんだなと痛感した。

特に感動したのが、ディズニーシーの作り込みについてだったのでいくつか挙げてみると、

・真ん中にあるプロメテウス火山は、地質学者が見ても学術的にその成り立ちを説明できるくらい、溶岩や地層、さらには私たちゲストが絶対に手の届かない、火口湖にある噴気孔からの湯気やその温度まできちんと再現されている。

とか!

・タワー・オブ・テラーの建物、ホテルハイタワーは、様々な時代や地域の建築様式が入り混ざっており、オーナーであるハイタワー3世の「良いものを取り入れる」という意欲を表している。その他の展示物にも、ハイタワー3世の強欲さを表しているものがたくさんある。

とか!!

・アメリカンウォーターフロントと呼ばれる、1900年代初頭の設定のアメリカを再現したエリアにある「ブロードウェイ」「ウォーターストリート」と呼ばれる2本の通りは街灯が異なっている。20世紀初頭は電化が進み、街灯も「ガス灯」から「電灯」へと切り替わっていった時代だったので、メイン通りのブロードウェイの街灯は電灯を、脇道のウォーターストリートの街灯はガス灯を使っている。

とか!!!

書き出したらキリがないのでこの辺でやめておくけれど、
こういう細やかな設定までもを考慮して作り上げられたものである、と知ったことで、ディズニーシーの風景が全く違って見えたし、美しさも倍増した。
生憎、この番組を見てからはまだ行けていないのだけど。

あと、以前この記事で書いたガウディ建築だって、
実際に現地で、建築家としての手法の斬新さ、モザイクひとつとってもその配置が緻密に計算されていることを目の当たりにして、
計算され、意図されて作り上げられた美しさであることを知って感じた「すごいな」は、行く前に感じていたものとは全く違うものだった。


もちろん、目にしただけでも美しいと感じるものはある。
ディズニーシーだってガウディ建築だって、何も知らなくても美しかった。
だけど、その裏に秘められた意図を知ることで、「なぜ、そこにそれがあるか」を感じとり、理解できたときに、美しさや感動は何倍にも深まった。
心だけでなく、頭でも感動したんだろうなと思う。

思考を働かせることで、心の感動が弱まってしまうのは良くないと思うけれど、
心の感動を何倍にも広げてくれるものが「その裏にある意図に気づくこと」なのであれば、
私はそれに気付けるだけの知識と感性を身につけて、もっと美しさを感じられるようになりたいなと思う。




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