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高校時代の彼氏の話 1/2
懐かしくなったので書いてみる。
地元を離れたとき彼氏がいた。
一学年下だが、私が早生まれなので生まれた年は同じ。
出会い
初めて会ったのは私が高校一年の時。
友達に誘われて参加した高校生のイベントに中学生なのに参加していた。
中学生は彼だけだった。
第一印象は…ちょっとダサい…笑
(オブラートに包め)
田舎の中学生って感じ。
だけどとても気になった。
とてもとても気になった。
少しだけ話した気がする。
再会
再会したのは1年後の同じイベント。
彼は高校生になっていた。
たくさん話した。
高校生活を楽しんでいる様子だった。
彼は陽キャである。
イベントでハプニングがあって、終了後にゴチャゴチャしていた。
ふと気づいたら、彼は帰ってしまっていた。
このまま会えないかもしれない。
彼と出会ったイベントは1年に1度しかない。
【また1年会えないのはイヤだ】
イベント主催者に連絡先を教えてもらい、彼が帰宅した時間を見計らって電話した。
(携帯電話が普及していない時代なので連絡先=家電)
『1年に1度しか会えないのはイヤだから、二人で遊びに行ったりせえへん?』
私も彼もこのイベントに参加したのはこれが最後。
二人でよく、あの時私が電話してなかったらもう二度と会えてないよねー、と話したなぁ。
お友達期間
私の言葉通り、月に一回ぐらいの頻度で二人で遊ぶようになった。
家が遠くて高校も違うが、私のバイト先は彼の高校の近くだった。
学校が終わってから私のバイトが始まるまでの短い時間に駅前の公園で会っていた。
携帯電話がない時代にどうやって待ち合わせしていたのか、どうしても思い出せない。
よく長電話していたのでこの時期にうちの電話にキャッチホンがついた。
共通の趣味もないし生活圏も違う。
だからこそお互いに自分のことをたくさん話した。
付き合いたいとまでは思っていなかった。
1年に1度しか会えないのはイヤだっただけ。
お付き合い
私はだいたい土日は1日中バイトしてたんだけど、たまにはバイトを入れずに土日に会おうということになった。
何度かそういうことがあって、自然な形でお付き合いが始まった。
彼はいつも優しかった。
とんでもなくいいやつなのだ。
島田紳助の言葉を借りると、彼は人間100回目ぐらいだと思う。
いや~ん♡
付き合って3ヶ月ぐらいはそういう雰囲気にならなかったけどあんまり気にならなかった。
そういう場所に誘われたときはドキドキした。
初めてはあんまり上手くいかなかった。
高校生同士なんてそんなもんだし、私は何も言わなかった。
彼は上手くないとわかっていて、悔しくてかなり研究したらしく、のちにびっくりするぐらい上手くなっていく。
本当に上手になりました。
私の家庭環境
付き合う前から家族とは上手くいってなかったんだけど、彼と付き合った2年の間にどんどん悪くなっていった。
家に帰りたくなくてバイト終わりにバイトの先輩と車で遊びに行ったり、友達の家に泊まるようになっていた。
この頃、私は1日5食食べていたが全く太らなかった。
ハードな生活だったのだ。
学校か、バイト先か、車に乗ってるか、人の家か、という生活をしながら携帯電話を持っていなかった。
家が遠くて学校も違う彼とどうやって会っていたのか全く思い出せないが、彼ともよく会うようになり、彼の実家に泊まることもあった。
本当によく続いたなあ。
長くなったので次回に続きます。
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