無心の時間。

何にも　考えずに　無。　の時間を過ごす

それが　なんだかんだ言って　1番　体から
ストレスが抜けてくんじゃないか
と思う

子育てが始まったばかりの頃
自分のために使う時間なんてものは皆無だった

トイレやお風呂ですら　ゆっくり入れない

そんな日が続くと　余裕がなくなる
イライラする

私って　こんな気が短い人間だったっけ？
私がなりたかった　理想のママは　こんなんじゃなかった

そう思えば思うほど　自分を追い詰める
更に　イライラが増す

そんな時　私は　子供達が　お昼寝をした隙を見計らって　お風呂場にこもっていた

入浴するわけではない

掃除をするのだ

いつもよりも何倍も何倍も　丁寧に。
端から端まで　隅という隅まで。

とにかく　綺麗にすること
それだけに一点集中する
無心になれる時間

あらゆる汚れを落とし　その泡たちを
水で一気に流してしまうと
ピカピカになったお風呂場に
爽やかな風が吹いたような心地よさが広がる

後は　適度な疲労感と満足感が広がり　体からスーッと
憑きものが取れたような感覚になる

懐かしき私のまだ　20代の頃のストレス解消法である

今はというと

自分の時間は　お釣りがくるほどある

ぼーっと　無になる時間も　あえて作らなくても　結構ある

ストレスを感じて　イライラすることもほぼなくなった

人間と言うのは　ワガママなもので
ノンストレスで生活している今
余裕なく　毎日バタバタしていた頃を懐かしく思う

これからは　自分で探して　時間の余白を埋めていかなくてはならない

これはこれで幸せなことなんだろうな

『蒔かぬ種は生えぬ』

自分から　タネを蒔きに行かなくちゃ。