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静かの街。

久しぶりに、難波の街を歩くとどこか懐かしさを感じる。

初めて、難波という街に足を踏み入れたのは15歳の時だった。

初めて行く難波はどこを歩いてもキラキラと輝いており、どこを見ても明るい街、人の多さと自分の予想よりも遥かに超えていることに感動した。

難波の右も左も分からないがひたすら歩いた。

当時はスマホの3G回線で地下鉄に乗ったら電波も届かないくらいネットもSNSも今より栄えていなく、
今の時代のように特定の場所を調べたらすぐにわかるような感じではなかった。

自分よりも素敵な人がたくさんいた。

まだガラケーを触りながら、街を歩く人もいた。

大阪の都会とはこんなにもすごい街なのかと

いかにも当時の自分がちっぽけな存在だと知った。

歩く街はとても賑やかで楽しそうな街だった。


だけど、時間が経つにつれ、その感動は小さくなり、今ではコロナが流行り店が閉まる時間も早くなり、静かな街へと変わっていった。。。


昔の自分では想像もつかないくらい静かな街だ。
当時は、夜には人通りも多く、キャッチやナンパする人、サラリーマンと多くの人が楽しそうに歩く姿が多かった。

今ではどこか寂しい街。

店はほとんど閉まっていて、人通りも少ない。

またあの賑やかな街に戻る日が来るのかな?

久しぶりに歩いたところは当時あったお店は潰れて新しい店ができて、日々入れ替わりが早く、常に変わり続けている。

その場所に行くと当時の記憶をふと思い出させてくれる。

お店や場所は変わろうとも、記憶はずっと残り続けている。

当時知り合ったお店の人は元気なのだろうか?

noteを書くにつれて自分の過去や、考えを振り返ると当時の記憶までも思い出され、

文字に変換されるがこの記事もふと思い出す日が来るのかもしれない。

その時を楽しみにしておこうと思う。

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